スパロボ参戦作品の変遷と進化~ゲッターロボ

スパロボ登場作品の変遷と進化【ゲッターロボ編】

スーパロボット大戦シリーズ(以下スパロボ)において、複数回登場している作品は、登場を重ねるごとに
・設定や登場機体の変遷
・機体や攻撃の変化
・武装やデザインの進化
があります。

その数多くの作品の中で、なんと登場本数20本を超えている…
レギュラー中のレギュラーである『ゲッターロボシリーズ』について解説したいと思います!

ちなみに今回の記事をザックリまとめると!

  • 『ゲッターロボ』は作品毎に機体や設定の違いが大きい
    平行世界の話と考えていいレベル
  • 見た目は変われど主役の3人の性格は基本的に同じ
    早乙女博士は別人レベルに
  • 新ゲッターの火力はトップクラス!
    対ボスに有効なので温存しつつとどめを刺した方が効果的

この記事は、3分程度で読み終わりますので是非読んでいってください!

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『ゲッターロボの』登場機体と特性

『ゲッターロボ』は、「マンガ版」「アニメ版」さらに「OVA版」があります。

ゲッターロボは、3機のマシンが合体したロボットです

他の作品にも合体ロボはたくさんいますが、最も特徴的なのはモードチェンジです

  • 火力に優れ空を飛ぶ「ゲッター1」
  • 機動力に優れ地中に潜れる「ゲッター2」
  • 水中最強の「ゲッター3」

という三形態があり、様々な地形に対応する機体に変化するというのは、斬新にして今もなお王道です。

また、変形する際には一度合体を解除(オープンゲット)します。

作品による設定の違い

また、ゲッター3のパイロットは2人いて
原作では『巴武蔵』が死亡して『車弁慶が乗ることになるのですが、作品によっては弁慶が乗ったりします。

機体の進化

作品を重ねるにつれて、上位機体の乗り換えが発生するようになりました

原作の続編の『ゲッターG』で登場する機体ですが…

ゲッター1 → ゲッタードラゴン
ゲッター2 → ゲッターライガー
ゲッター3 → ゲッターポセイドン

と、名前がかっこよくなり、機体が進化します。

最近のシリーズだと、さらに強力な『真ゲッターロボ』に乗っていることが多いです。

また、初期の作品では『テキサスマック』『ゲッターQ』というマシンも登場していました

ですが、参戦作品が増えてくるにつれ、徐々にフェードアウトしていきました。

テキサスマックのパイロット、片言でしゃべるジャックが胡散臭くて好きだったのですが
ゲッターロボの進化と釣り合いが取れなくなっていったので仕方ないですね。

その代わり、OVAから『ネオゲッターロボ』が参戦し
「スーパーロボット+戦艦」という斬新な機体で、こちらもやはり3種類に変形する非常に強力な機体です。

『ゲッターロボ』機体の進化

『ゲッターロボ』は、ゲッター線という謎のエネルギーを動力源として動いています。

スパロボ作品が「進化」をテーマに扱っている際は、『ゲッター線』もキーワードとして出てくることが多いです。

「ゲッターロボ→ゲッタードラゴン」などは進化の過程と考えてよいのですが
真ゲッターロボに関しては、原作設定自体が変わっているので、実質平行世界の話と考えてもよいかもしれません。

上記を見ると別人ですね

機体の進化

ゲッターロボの最大の攻撃は「ゲッタービーム」でした

スパロボ出演を重ねるうちに、次々とオープンゲットしながらゲッター3機の必殺技を叩きこむ武装が追加されたり
オープンゲットが分身扱いになって、スーパーロボットにあるまじき回避性能を発揮した作品も存在します

さすがに鬼すぎるので即弱体化されましたが
ゲッター2が分身とオープンゲットを駆使して75%回避していた作品が確かにあったのです

ボス戦や終盤は、1号機で戦っていることが多いですが、海のステージではしっかりとゲッター3は活躍してくれますし、終始使って行ける機体です。

『ゲッターロボ』キャラクター設定

ゲッターロボの設定は
・ゲッターロボ→ゲッターロボG
・真ゲッター系
で異なってきます。

初期のゲッターロボ、またはゲッターロボGのころは、
熱血優等生なゲッター1の「流竜馬」、クールな「神隼人」、朗らかな「巴武蔵」、という感じ

徐々にOVA、または真ゲッターロボの設定の参戦が増えてくるにつれて、
「竜馬」はワイルドに、「隼人」は影を持ったキャラに変遷していきました。

弁慶は、あんまり変わりません。

(影を持ちすぎて悪役顔になった神隼人)

年齢も真ゲッターロボのころには年長者の部類に入っているので、他のスーパーロボットパイロットと比べて風格を感じられるキャラクターになること多いです

メインキャラ以外の変化

また、『真ゲッターロボ』では、ゲッターロボの生みの親「早乙女博士」の設定が大いに変化します。

旧シリーズでは、典型的な見方の博士ってか感じで、あまり目立ちませんが…

近年では、完全に悪役として登場し、見た目も大きく変わります。

な に が あ っ た

Gガンダムのマスターアジア張りの存在感を放っています。

つねに作品の中心にいるゲッターロボは、マシンもさることながら、キャラクターも強烈ということがよくわかる変化でした

『スパロボ』での使用感

一時の分身無双感はなくなりましたが、真ゲッター1の火力は常にトップクラスを誇り、パイロットの竜馬の格闘能力と相まって、対ボス戦で非常に有効です。

精神コマンドも豊富なため、常に戦場で活躍が期待できます。

ただし、装甲や耐久力はそこまで高くないので、精神ポイントが尽きると急にしりすぼみになることがあるため、敵陣に突っ込ませるよりも、とどめを刺す位置に置いておく運用の方があっていると思います

まとめ

常に進化を続け、常にスパロボシリーズのど真ん中に鎮座するゲッターロボチーム。

OVAや派生作品にシフトして、より存在感を増しています

近年のスパロボチームで重厚感を常に持っている数少ない作品なので、今後も出演は続いていくと思います。

過去シリーズとの変化もかなり大きい作品なので、昔の作品と比較してみてください!

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