「よく見る衣装で最難関?」コスプレイヤーから見るツイステ衣装#6式典服編

着こなし含めて難しいのが式典服!

さて、色々とツイステのキャラクターをやってみたい場合、ウィッグや衣装はどうするか……と考えているこのシリーズ。

キャラクターカードとしては入手しやすく、衣装としては最難関かもしれない式典服についてやっていきましょう。

  1. 衣装そのもののデザインについて
  2. 式典という重要行事用の服だからこその着こなし
  3. 自作する場合はこれどうする???

今回も、自作するとしたら面倒だけどなあとアレコレ考えている不思議な記事です。

ライトな記事なので3分くらいで読めると思います。

育成の合間にでもどうぞ!

「式典服」という名に負けない「凝ったデザイン」

ツイステを始めた時からずっと思っていたんですが、この服どうなっているんですかね?

ここまで構造が分かりにくい衣装だというのに、「全員が着ている」というのも珍しいのではないでしょうか。

魔法士育成学校という NRC らしく、少しダークな魔法使いというような雰囲気のこの衣装は、式典だけでなく授業内でも使用されていたりします。

黒をベースに、豪華な金色の装飾がふんだんに使用された上着。

裏はベルトと共通した紫で、そちらにも細かく金色の装飾が施されています。

インナーも、袖口に指にかけるパーツがついていて……もうどうしたらいいのかと。

頭を抱えたコスプレイヤーさんというのはかなりいらっしゃると思います。

いや、作品に度々出る衣装だけど本当に難易度が高い……

着こなしというか、着用にルールもあるという……

ヴィル様が着用の仕方について丁寧に指導していたように、この式典服「着用においてのルール」があるんですよね。

襟元のドレープは整っているかどうか、ベルトの位置は正しいか、など。

なので、よく見るとキャラクターによってはルール通りに着ていそうなのに出来ていなかったり、意外なキャラクターがしっかりとルール通りに着用していたりします。

実際各キャラクターが上着をどう着ているかは、式典服のキャラクターをホーム画面に置くと分かりやすいですかねえ。

ほとんど同じ衣装ではありますが、やっぱり個人個人で違うんですよね。

衣装を買うか自作するかは置いといて、着こなし方がどうかは意識した方がキャラクターらしさが倍増してクオリティが上がると思います。

自作するとしたらどうした方がいい???

さてさて、ここからが問題なんですよね。

衣装が売っている、そしてそれがそれなりに完成度が高くて問題無さそう……ということならばまだいいのですが、まあそう上手くいかないことが多いです。

完成度が高い衣装というのは、勿論お金がかかるもの。

人気作品ではあるので、衣装を売っている所は勿論多いのですが……思ったものではなかった場合のショックも金額が金額故にショックだったりしますよね。

というわけで、敢えて「自作するならどうする?」を考えてみましょうか。

  • 腰のベルトは造形パーツで作る
  • アイロンで接着出来る刺繍モチーフや、時短アイテムもある
  • 布地は厚みのあるものを!

最低限ポイントを上げるならこの辺りでしょうかね。

腰のベルト部分は、コスプレイヤーなら愛用者が多い造形ボードの、薄手のものを使用して土台を作った後、塗装したりするのがいいでしょうね。

もしくは、塗装ではなく金色の光沢がある生地を貼る等。

ただ、画像で見ると分かるのですが、どことなく重厚感のある影が見えますよね。

なので、その影の色を少し塗っておくといいかもしれません。

刺繍してもいいけれど、時短アイテムもある!

インナーのシャツにまでしっかりと入っている豪華な刺繍ですが、「愛故に!」と全部手縫いするとなるとかなりの苦行ですよね。

まあ、色味であるとか、立体感などをこだわる人は手縫いした方が自由度は上がるんですけど……

式典服にそのまま使えるかどうかは難しいですが、アイロンで接着出来るタイプの刺繍モチーフというのがあります。

布地の使用可能温度を確認しながら、適切なものを接着してみてくださいね。

最近は、ペンのように図柄を描き、乾燥すると立体感が出て刺繍のように見える品も出ています。

どちらにしても、一般的な手芸店よりはコスプレに特化したお店などで購入する方が種類が豊富でいいかもしれません。

布地は悩みどころ

そして、問題なのは布地ですね。

見た目からして厚み、高級感があるものですし、裏地である紫の部分も襟として表に出ていたり、ベルトと共通とみた方がいいでしょう。

なので、厚みがあり多少光沢もあるアーバンツイル辺りを土台の黒に使った方がいいかもしれませんね。

布もたっぷりと使いますから、中途半端にギリギリの長さを買うよりは余裕を持たせて購入すれば失敗も防げます。

ツイル特有の織りが気になる、という方は平織りのポリエステルレーヨン、そちらの厚手のものが扱いやすいでしょう。

表にも出る紫の裏地は、同じ種類の布で統一感を出してもいいでしょうし、サテンを使うのもいいかもしれません。

ただ、サテンは光沢がしっかりとしている布地なので、それが気になる場合は光沢が控えめになっている裏を使うか、マットサテンなど光沢が抑えられたものを使うといいですね。

小物も含めてオシャレだからこそ楽しい

「コスプレイヤーってこんなことまで考えてるの?」と引かれないか少し心配ですが……

好きなキャラクターがいて、衣装が魅力的であれば自作であろうともどうにかならないかと考えてしまうのがコスプレイヤーとも言えます。

絵を描く方が、キャラクターやゲームの背景に目が行くように、コスプレイヤーは衣装の構造に目が行くわけです。

ゲーマーにも色々な方がいますが、こういうゲーマーもいるんですよ。