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国民的RPG『ファイナルファンタジー』、その最新作に迫る…!
皆さん、『ファイナルファンタジー』というシリーズを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
この『ファイナルファンタジー』シリーズは、ナンバリングだけで15個もあるという超人気タイトル。
今回は、最新作である『ファイナルファンタジーXV』がなぜ低評価の嵐となってしまったのか?
度重なるアップデートによって本作がどのように変化していったのかなどについて解説していきたいです。
今回の記事の内容をざっくりまとめてみると…
- そもそも最初は『ファイナルファンタジーXV』として開発されていなかった
- 本作は、途中でディレクターが変わってしまっている
- 多くのアップデートによって、仲間の操作や乗り物の追加など、重大な要素が後から追加された
- 発売当初と今では完成度が全く違う
この記事は5分ほどで読み終わりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
『ファイナルファンタジーXV』の情報
タイトル | ファイナルファンタジーXV |
ジャンル | オープンワールドアクションRPG |
対応機種 | PlayStation 4 / Xbox One |
発売元 | スクウェア・エニックス |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2016年11月29日 |
『ファイナルファンタジーXV』発売までの経緯
そもそも最初は『ファイナルファンタジー ヴェルサス XⅢ』として開発されていた
皆さん、そもそも本作は『ファイナルファンタジー ヴェルサス XⅢ』として開発されていたことをご存じですか?
この『ファイナルファンタジー ヴェルサス XⅢ』は、『ファブラ ノヴァ クリスタル ファイナルファンタジー』というシリーズの一部だったのです。
『ファイナルファンタジー XⅢ』や『ファイナルファンタジー 零式』を擁する作品群である本シリーズは、神話を共有して成り立っています。
つまり本作は、最初は『ファイナルファンタジー XⅢ』の派生作品として、上記の作品と共通した世界観を持つ作品として開発されていたのですね。
上の動画が『ファイナルファンタジー ヴェルサス XⅢ』として発表された時の映像で、今とはかなり違う部分があることがわかります。
『ファイナルファンタジー XV』は途中でディレクターが変わっていた
本作のディレクターが開発途中で変わってしまったことは有名な話でしょう。
何が原因で本作の開発チームが変更になってしまったのかどうかは不明です。
しかし、オープンワールドとしてのゆったりとしたゲームシステムとシナリオの矛盾など、弊害は多くみられます。
また、開発陣の交代から2年ほどで発売されたため、開発期間が短く低評価につながった可能性もあります。
ついに『ファイナルファンタジー XV』として発売、その評価は…?
紆余曲折を経た本作ですが、2016年11月29日遂に発売となります。
発売当初の本作の評価はどうだったのでしょうか。
多数のバグやオープンワールドシステムの欠陥が明らかに
『ファイナルファンタジー XV』の発売当初の評価を単刀直入に言うならば、かなり悪いものでした。
いろいろなバグやちぐはぐなオープンワールド、雑なつくりの終盤シナリオなど、様々な部分で低評価となってしまいました。
今回は、発売当初の低評価だった部分について解説した後、どのように改善されていったのかを説明していきます。
低評価のポイントとアップデートによる改善
多数のバグ
今作がいわゆる「クソゲー」であるという話が独り歩きしているのはこの部分が大きいように感じます。
前述のとおり、実質的な開発期間が短かった今作は、発売当初はかなりのバグ報告がありました。
下記の動画を見ると、いかに衝撃的なバグが多かったのかどうかがわかります。
しかし、発売からしばらくたった今ではアップデートパッチによって深刻なバグはほぼ残っていないといえます。
つまり、バグという面では今では低評価を下す理由にはならないと感じます。
ちぐはぐなオープンワールドシステム
本作は『オープンワールドアクションRPG』として発売されいますが、実際にはかなり自由度が低かったです。
ジャンプで飛び越えられないガードレールや、決まった道しか走れない「レガリア」など、不自由な面が多くありました。
しかしアップデートで「レガリア TYPE-D」が追加されてからはオフロード走行が可能となりました。
今までは車ではいけなかった道路以外の部分に「レガリア TYPE-D」を乗り回すことが可能になり、かなり快適になりました。
さらにこの車体で体当たりすることでモンスターにダメージが与えられるようになるなるなど、本作での車の価値が上がったとも言えます。
より自由度が増したバトル
バトルシステムという面では発売当初から評価が高かった本作。
アップデートによりさらに高い評価を得ることになりました。
それが「ノクティス以外の仲間を操作可能になった」という点です。
本来プレイヤーが操作できるのは主人公であるノクティス一人でした。
しかしアップデートによってノクティスと一緒に旅をしているグラディオラス、イグニス、プロンプトの3人とも戦闘中にプレイキャラクターを変更できるようになったのです。
筆者が最も感動したのはここで、各キャラクターを操作できるようになることで、より一層バトルに戦略性が増し楽しくなりました。
改善・補完されたシナリオ
本作はパーティーメンバーであるグラディオラス、イグニス、プロンプト3人にまつわるストーリーのDLCが発売されています。
本編中、仲間が離脱したりすることで、主人公であるノクティスの知らない物語が展開されていきます。
不可解だった仲間の言動や自分が知らなかった隠された物語などが明かされる物語はとても興味深いものとなっています。
さらに後日発売された『ファイナルファンタジー XV ロイヤルエディション』では別の映像が追加されるなど、シナリオの補完も行われていることがわかります。
一つ注意点として、上記の追加エピソードは有料DLCや限定盤のみのものです。
これからプレイする方はすべて入っている『ファイナルファンタジー XV ロイヤルエディション』をプレイすることをお勧めします。
さいごに
『ファイナルファンタジー XV』は、開発中の紆余曲折の影響もあり当初は低評価がかなり多いゲームでした。
しかし、アップデート後の本作はさまざまな要素を追加・補完することで最終的には人に勧められるレベルに到達したと個人的には感じています。
悪いうわさが多い本作ではありますが、そういった先入観を捨ててプレイすれば決して悪いゲームでないことは確かです。
少しでも気になった方は、今ならとてもリーズナブルなお値段で購入できるのでおすすめです。
また、 PS5 をお持ちの場合は「PS Plus コレクション」で無料でプレイ可能なので、ぜひプレイしてみてください。
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