【原神】白朮(ビャクジュツ)についてブログ調に語りたい!!

原神最強のヒーラーと名高い白朮を評価します!!

みなさんこんにちは、横島先生と申します。

今回は『副業月収50万の多くを原神にぶっこんでいる全キャラ勢の筆者』が、攻略サイトにはない個人的なアプローチで白朮氏を評価していこうと思っています。

「ヒーラー枠は白朮であることを前提として調整されている」と噂されるほどの強キャラクターである白朮さんについて、かなり個人的ではあるものの骨の髄までしゃぶり尽くすような内容となっておりますので期待してください。

ではさっそく、詳細を見ていきましょう。

  1. 微妙シールドとガッツリ回復が環境にマッチ!!
  2. 草元素がとにかく強い!!
  3. 元素スキルを押すだけで全体回復は非常に便利!!

この記事は3分程度で読み終わりますので、さいごまでお付き合いいただければ幸いです。

そもそも白朮氏のなにが強いのか

十分(すぎる)回復量のヒール

原神におけるいわゆる「ヒーラー」と呼ばれているキャラクターは以下のメンバーとなっております。

人によっては「行秋」などもこの中に入ってくると思います。

その中でも、実際に使用されることが多いヒーラーは以下のメンバーに限られます。

これらのメンバーの中でも白朮はトップクラスに回復量の多いヒーラーとなっております。

とはいえ、心海、ベネットおよび久岐忍においても、他のキャラクターと比べると別格の回復量であるため、基本的にはこの4人の回復量はほぼ同格と考えて差し支えないと思います。

超お手軽な全体回復能力

ヒーラーの多くは「出場しているキャラクター(のみ)を回復する」という能力を持っていることが多いです。

基本的には出場しているキャラクターこそが被弾の確率が高いため、それで十分と考えることもできます。

一方、何らかの理由によりメインアタッカーなどが瀕死の状態になってしまった場合、出場してから回復が発動するまでの時間のリスクが非常に大きくなります。

また、味方パーティに対して全体的に攻撃してくる敵(獣域ハウンドなど)に対して、出場しているキャラクター単体だけしか回復しない能力では回復が間に合わず、ジリ貧になってしまう可能性があります。

そのため、一部のキャラクターが持っている全体回復能力は非常に便利であると言えます。

味方全体を微回復できるキャラクターはそこそこいるのですが、実用的に使えるキャラクターは以下のメンバーとなります。

頑張って「七七ちゃん」を使って回復しているプレイヤーもいるかもしれませんが、今回は割愛させていただきます。

これらの全体回復キャラクターの多くは「元素爆発」を起点とした全体回復をおこないます。

そのため、元素エネルギーを十分に確保することが難しい環境ではどんどんジリ貧になってしまうという欠点があります。

一方、白朮においては元素スキルで全体回復ができるため、とてもお手軽に仲間の窮地を救うことができます。

しかも、回復量がかなり大きいため、実用レベルで運用することが可能となっております。

さらに、白朮を1凸すると元素スキルを2回使えるようになるため、さらに盤石となります。

このように、白朮は全体回復においても別格の使い勝手を誇るキャラクターと言えます。

ver.4.x の自傷環境に適している

白朮の元素爆発はかなりユニークな性能をしています。

その概要は以下のとおりです。

  • 硬すぎず柔らかすぎないシールドを定期的に張り続ける
  • 定期的に出場キャラクターを回復し続ける
  • 定期的に敵に草元素ダメージを与える

なんとなく中途半端な性能に見えますが、この中途半端さがver.4.x の自傷環境にマッチしています。

ver.4.x では自分のHPが減ったり、逆にHPが増えた時に恩恵を受けられるバフなどが多く実装されました。

そのため、鍾離のようなガッツリタイプのシールドだとHPの増減が発生しないため、その恩恵を受けることができません。

一方、白朮であれば敵の攻撃を微妙なシールドによって微妙に通しつつ、受けたダメージを瞬時に回復することができます。

その際に「HPの減少」と「HPの増加」というトリガーが発生するため、ver.4.x 特有のバフの恩恵を複数受けることができます。

このように、白朮は優れたヒーラーであるだけではなく、ver.4.x 環境の恩恵を受けることができるキャラクターと言えます。

草元素がとにかく強い

ver.3.x で実装された「草元素」ですが、とにかく圧倒的に強い元素に設計されています。

特に草元素と水元素による元素反応である「開花反応」が破格の性能となっております。

お手軽であるにも関わらず、ダメージ量が凄まじいためです。

また、開花反応には自傷ダメージがあるため、ver.4.x の自傷環境にも適していると言えます。

このような背景があるため、元素爆発によって定期的に草元素を付与することができる白朮の評価は更に高まることとなります。

また、白朮の固有天賦によって草元素関係の元素反応ダメージが上昇する点も素晴らしいです。

凸効果が地味ではあるが非常に優秀

夜蘭などのようなインパクトはないものの・・・

白朮の凸効果はサポート能力を強化するものが多いです。

基本的にサポートキャラクターの凸効果には(なぜか)メインアタッカーへ派生するものが多いのです。

以下のキャラクターがその例となります。

一方、白朮については「どこまでいってもサポート能力の強化」となっております。

そのため、地味ではあるものの、確実にパーティ全体の戦力を上昇させることができます。

ここでは、特に優れた凸効果をご紹介いたします。

1凸効果

至微呻吟:
太素診要(元素スキル)の使用可能回数+1。

元素スキルの使用回数が増える凸効果となります。

夜蘭、申鶴、スクロースなども似たような凸効果を持っているため、みなさまにとっても馴染み深いものと思われます。

白朮にとっては非常に価値のある効果と言えます。

それは以下のような理由のためです。

  • 全キャラクター通して貴重である「全体回復」の頻度があがる
  • 元素爆発の回転を高めることができる

前述のように、白朮は元素スキルのボタンを押すだけで味方全体を回復することができる優秀な元素スキルを所持しています。

1凸することによって、その元素スキルの使用回数が増えるわけですから、弱いわけがありません。

また、白朮には「元素爆発に必要なエネルギーが多い(元素爆発の回転率が悪い)」という短所があります。

1凸効果によって元素スキルの使用回数が増えるため、草元素粒子が発生する機会も増え、元素爆発の回転率を改善することが可能です。

直接的な火力への恩恵が少ないため地味かもしれませんが、非常に優秀な凸効果と言えます。

2凸効果

脈絡明哲:
フィールド上にいるチーム内の自身のキャラクターの攻撃が近くの敵に命中した時、白朮は遊糸徴霊・切を発動する。
遊糸徴霊・切は1回のみ攻撃を行ってから戻り、白朮の攻撃力250%の草元素ダメージを与え、さらに太素診要の遊糸徴霊による回復量の20%分のHPを回復する。
これによるダメージは元素スキルダメージを見なされる。
5秒毎に1回のみ発動可能。

書いてあることは微妙に見えるかもしれませんがとんでもなく優秀な凸効果です。

5秒に1回とはいうものの、パーティの誰かが敵に攻撃を当てさえすれば「敵に草元素付与+味方に全体回復」を自動で行ってくれる神仕様となっております。

ナヒーダなどでも頻繁に草元素付与はできるのですが、敵が頻繁に入れ替わるようなコンテンツの場合、ナヒーダの元素スキルも高頻度で使用しなくてはなりません。

一方、白朮の2凸効果の場合は、パーティメンバーが敵に攻撃を当てさえすれば発動するため、このようなシーンでも草元素付与役として機能することができます。

また、全体回復の効果も使い勝手が非常によいです。

パーティメンバーが攻撃しているだけで全体回復が発動するという手軽さだけでなく、定期的に全体回復が発動することによってver.4.x の特徴である「HPの減少 or HPの回復」をトリガーとしたバフ効果などが安定して発動できるようになるためです。

更に、この2凸効果はフォンテーヌにおける水中でも発動するため、極端に行動制限がかかる水中戦を有利に運ぶことが可能です。

さまざまな面において現状の環境にマッチしているため、とても優秀な凸効果ということができます。

6凸効果

真邪離合:
癒気全形論の霊気脈のダメージ量が、白朮のHP上限の8%分アップする。
また、遊糸徴霊あるいは遊糸徴霊・切が敵に命中した時、100%の確率で癒気全形論の無隙シールドを生成する。
この効果は遊糸徴霊あるいは遊糸徴霊・切1体につき、1回のみ発動可能。

元素爆発のダメージ量アップはオマケみたいなもので、この6凸効果の本質は無隙シールド生成の方にあります。

元素スキルおよび白朮の2凸効果(パーティメンバーが攻撃を当てると草元素ダメージ発生+味方全員回復)が発動すると、元素爆発と同じ性能の無隙シールドを生成します。

この無隙シールドは「弱シールド展開+草元素ダメージ+出場キャラクター回復」の効果があるため、味方の耐久力アップ、草元素付与および「ver.4.x 特有のHP回復によるバフ」などの恩恵を受けることができます。

また、「シールドを発生する度に元素エネルギーを回復する」という効果を持つ白朮のモチーフ武器である「碧落の瓏」と非常に相性がよいです。

実はこの元素エネルギー回復が白朮の6凸効果の本命であり、重い白朮の元素爆発の回転率を劇的に改善することができます。

白朮を6凸にした方は、絶対にモチーフ武器も入手するようにしましょう。

(白朮を6凸まで引いたのに、モチーフ武器を引かないという人はいないとは思いますが、念のため・・・。)

白朮の運用上のコツ

キャラクターレベルは90まで上げましょう

白朮はレベル90までしっかり上げることの恩恵が大きいキャラクターです。

攻撃力とは異なり、HP上限は「レベル80⇒レベル90」での上昇値が比較的大きくなります。

HP上限が火力や回復量に影響を与えるキャラクターなので、この恩恵を大きく受けることができます。

また、草元素関係の元素反応は「レベル補正が大きい」ものが多いため、レベル80とレベル90ではダメージ量がそこそこ違ってきます。

レベル90までしっかり上げるメリットについては、以下の記事で詳しく紹介しておりますので、興味がある方はご覧ください。

【原神】キャラクターレベルを「80→90」に上げるメリットをご説明いたします!!

関連:【原神】キャラクターレベルを「80→90」に上げるメリットをご説明いたします!!

無課金・微課金プレイヤーは「金珀・試作」で十分

白朮にもっとも適した武器は(当然ではありますが)モチーフ武器である「碧落の瓏」です。

一方、この「碧落の瓏」は基本的に白朮にしか使いこなせない武器であり、汎用性はほとんどありません。

そのため、多くのキャラクターで強い武器を使いまわしたい無課金・微課金プレイヤーにはなかなか手が出せない武器といえます。

次点で白朮に適した武器は「金珀・試作」となります。

星4法器:金珀・試作
基礎攻撃力:510
サブステータス:HP+41.3%
武器効果:元素爆発を発動後6秒間、2秒毎に元素エネルギー回復、さらに2秒毎にチーム全員のHP回復

まず「鍛造武器」であるため、誰でも入手できることが魅力的です。

また、サブステータスでHP上限を大きく盛れるため、白朮と相性がバツグンです。

更に、元素エネルギーの回収にも優れているため、強力な白朮の元素爆発の回転率を高めることができます。

元素爆発を使う度に味方全体のHPを回復できる点も優秀です。

白朮がHP上限に依存したキャラクターであるため、星5武器の高い基礎攻撃力があまり機能しないということもあり、下手な星5武器よりも遥かに強力な武器と言えます。

すべてが追い風のヒーラー

かつて原神というゲームでは「鍾離」というシールダーがあまりにも強く、ヒーラーが見向きもされない時代が長く続きました。

そのため、一時期は「ヒーラー不要論」まで語られていました。

(ヒーラー不要論について興味がある方は、以下の記事をご覧下さい。)

【原神】「ヒーラー不要論」珊瑚宮心海が「弱い」と評価される理由を解説します。

関連:【原神】「ヒーラー不要論」珊瑚宮心海が「弱い」と評価される理由を解説します。

その後、運営によって様々なシールド対策(むしろ鍾離対策)が施され、次第にヒーラーの地位が向上していくこととなります。

一方、ver.3.x になって「草元素」が実装されましたが、そのあまりの強さによって環境が大きく激変しました。

それまでは神里綾華を筆頭とした凍結反応を軸とした編成が一世を風靡していたのですが、ver.3.x 以降はほとんど見ることがなくなったほどです。

ver.3.x 以降はまさに草元素時代ということができると思います。

また、ver.4.x 以降は「自傷環境」に移りつつあります。

これは、フォンテーヌ所属のキャラクターが「HP減少 or HP回復」をトリガーとして強化される能力を持っていることに起因します。

(正確に言えば、これらの自傷トリガー自体が強いというよりも、純粋にver.4.x 以降の新キャラクターの強さがインフレを起こしているだけなのですが・・・。)

そのため、敵の攻撃を一切受け付けないシールドキャラ(まさに鍾離先生)よりも、ある程度ダメージをカットしつつ微妙に敵の攻撃を通して瞬時に回復するようなヒーラーの評価が上がるようになってきました。

まさに、この条件をすべて満たしているのが白朮となります。

まさに時代の寵児とも言えるキャラクターであり、今後も活躍の機会は増えていくものと思われます。

運よく仲間に加えることができましたら、是非とも使いこなしてみてください。

では、本日はここまでとさせていただきます。

ではでは。

ライター紹介

横島先生
こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
twitterアカウント:https://twitter.com/yokoshimasensei