美しく幻想的なビジュアル『GRIS』のレビュー

Switch、STEAMで遊べる『GRIS』をご紹介!


独特な美しいビジュアルに感動!

パズル要素アリのアクションゲーム『GRIS』をご紹介します!

今回の記事をザックリまとめると!

  • 幻想的な美しいビジュアル!
  • 歯応えのあるパズル要素!
  • ストーリーを盛り上げるBGM!

この記事は、5分程度で読み終わりますので是非読んでいってください!

GRISのゲーム詳細

タイトルGRIS
ジャンルアクションゲーム
対応機種Switch、 STEAM
発売元Devolver Digital
プレイ人数1人
発売日2018年12月13日

ストーリー

人生で辛い経験から逃れるために、自分の世界に迷いこんでしまった主人公Gris。
物語は深い悲しみから始まります……

美しいビジュアル


これだけで、ポスターとしておうちに飾りたい。

歩いていたり、ジャンプしているだけでも、一枚の絵として成立するんですよね。

なかなか、こんなにアーティスティックな作品はお目にかかれません。

盛り上がる演出

最初はモノクロなステージです。


が!

進むにつれて、Grisが色を取り戻します。


色づいていく世界!

それが美しいったら、ありゃしない!

ため息が出ちゃいますよ~

操作システム

一般的な横スクロールのアクションゲームの操作になります。

途中で新しいアクションが増えていきます。

とはいっても、複雑でなく、チュートリアル的なポイントも多くでてきますのてすぐに慣れることができますよ。

アクションが苦手な方でも安心ですね。

歯ごたえのあるパズル要素

ステージ中に出てくるパズル要素。

最初はシンプルなのですが、徐々に難易度は増していきます。

鬼畜ではありませんが、頭を柔らかくしなければなりません。

私は、残念ながら、ところどころ詰まってしまい。攻略サイトさんにお世話になりましたよ。

ああ。なるほど!と感心しちゃいました!

後ほど、詰まりやすいポイント(ネタバレ有)をご紹介しますね。

繊細なBGM

また、BGMが良いんですよ~!

全般的に静かで繊細な音楽です。

でも、どこかダイナミックさも兼ね備えていて、聞いているだけで世界観に浸ることができます。

物語の盛り上がりの時に、BGMも一緒に盛り上がってくれるんですよ。

良いタイミングで、それがもう、最高でした!

最後に流れる曲が特に素晴らしいのでぜひ聞いていただきたいです!

オススメ名場面(ネタバレ有)

オススメのシーンばかりで困っちゃいますね。

私が選んだ個人的名シーンをご紹介します!

世界観に誘う幻想的なオープニング!

深い悲しみが伝わってくるオープニング映像。

美しさの裏には、とても残酷な出来事があったのではないだろうかと考えちゃいますね。

いざ、プレイヤーが、操作を始めたというのに、うつむいてとぼとぼ歩くだけ。

なかなか、ありませんよね、こんな始まりのゲーム。

そこから物語が進展していくわけですが、面白くないはずがないです!

ちびっこいのがぴょこぴょこ!かわいいチビキャラ!


ステージを進めていると、謎のハコ坊やが出てきます。

最初は近づくと警戒してか、地面にもぐってしまいます。

しかし、リンゴをあげて仲良くなるとこんどはぴょこぴょこついてきてくれるようになります。

加えて、主人公の物まねをしてくれます。

これがかわいい!

亀と一緒にスイミング


途中、海に浮かぶ謎の壺にしか見えないものが亀さんに変形して一緒に泳いでくれるんですよ。

変形のモーションが面白い!

一緒泳ぐのまた、楽しいんです!

亀さんが暗い水中を照らしてくれます。

繊細なタッチで描かれたキャラクターが動くのはやっぱり魅力的ですね。

お月様がキレイ!


ステージクリア時に、黄色を取り戻すのですがそれがまた素晴らしく神秘的なんです。

女性の彫像を背景に大きな満月がどーんっと現われます。

思わず、泣きそうになりましたね。

あまりにもキレイすぎて。

月の明るさと、彫刻のコントラストがまたびしっと決まってます。

こうした1シーン、1シーン、魂のこもった演出にコントローラーから手が離れません。

詰まりやすいポイント(ネタバレ有り)

私が個人的に攻略で詰まったポイントをご紹介します。

同じように困っている方への何らかの手助けになれば幸いです。

ジャンプに連動するブロック


この場面に出てくる四角いブロックはただのブロックじゃないんです。

じゃあ時間差で消えるブロック?

いいえ、違います!

自分のジャンプに連動して消えたり、現れたりするんです。

だから、思い切って進むしかないんですよね。

ここは悩んだ挙句、攻略サイトにお世話になりました。

わからなかったなあ……

初めて見る仕掛けでした。

赤い蝶の使い方


ここも詰まりましたね。

攻略サイトを片手にああ、なるほどと。

赤い蝶を使うとハイジャンプができるのですが、これの使いどころがミソ。

わかりやすいところなら、良いのですが、途中でとんでもない仕掛け(個人の感想)がでてきます。

水の中にいる蝶は、引き連れることができますが、外にでると消えてしまいます。

しかし、滝は水のブロックとつながっているので、蝶を維持したまま、移動ができるんです。

それは気が付かないよ~

二段ジャンプの特性


ここで詰まったのですが、何が困ったかと言いますと、隣の花に飛び移るのにジャンプが届かないんですね。

途中から二段ジャンプができるようになるのですが、それがちょっと慣れるまで微調整が必要です。

要するに、ジャンプボタンを二度押すのですが、その時に連続でパパっと押さないと飛距離が伸びないんです。

何度やっても届かない。

でも、皆、普通に攻略してるけどなあと疑問に思っていたのですが、そういうことでした。

まあ、私だけだったら良いのですが……

ストーリー考察

人生で辛い経験から逃れるために、自分の世界に迷いこんでしまった主人公Gris。

そこでは色々な変わった建築物が登場し、不思議な生き物まで現れます。

彼女の深層心理の世界だと思われます。

そこで、星のような光を集めるのですが、それは希望だと思います。

少しずつ、希望を取り戻し、世界も色を取り戻していきます。

邪魔をしてくる黒い敵は、彼女の中の絶望だと思われます。

何度も立ちはだかってくる。

しかし、最後には希望を取り戻し、歌を歌い、絶望を追い払います。

歌は彼女にとって何なのでしょうか?

唯一の自己表現だったのではないかと考えています。

ぜひプレイしていただき、色々な感想を言い合いたいですね。

さいごに

雰囲気ゲーとしても、素晴らしいのは世の中にいっぱいありますが、パズル要素もやりごたえがあるゲームというのは、なかなかに珍しいと思います。

頭を柔らかくして、臨んでくださいね。

とにかく、この圧倒的ビジュアルをぜひ体感していただきたい!