【ポケモン】害悪と呼ばれたポケモンたち　8選

相手のポケモンを「キノコのほうし」で眠らせて、みがわり→ローキック→キノコのほうしなどで永遠に相手をハメるという戦術が一定数存在しました。

このループを抜け出せないと負けが確定します。

このオニゴーリにはそれがありました。

どんなに不利な相手でも、「まもる」「みがわり」を選択して、特性ムラっけによる能力上昇で「かいひりつ」もしくは「すばやさ」が上昇しさえすれば、勝てる可能性があったのです。

メガメタグロスやヒードランのように、こおり技が半減以下のポケモンや耐久力が高いポケモンに対して「ぜったいれいど」の勝ち筋があったこともその強さに拍車をかけました。

それはネタでもなく紛れもなく立派な戦術です。

第5世代から特性がんじょうの仕様が変更になったことに伴い生まれました。

立ち回りとしては、バンギラスやカバルドンで事前に天候を「すなあらし」にしておき、バンギラスやカバルドンが倒されてから、ココドラを出します。

あとはココドラでひたすら「がむしゃら」を連打するだけで、相手は砂ダメージで倒され、ココドラは持ち物「かいがらのすず」の効果でHPを全回復できるというわけです。

※第5世代当時の天候は永続です。

耐久力と素早さを生かして「どくどく」「どくびし」などで相手にダメージを与えつつ、自身は「まもる」「みがわり」でHPを延々に回復するという戦術です。

グライオンよりもSが遅いポケモンは「まもる」「みがわり」のループで嵌められ、グライオンよりも早いが火力がないポケモンは「がんせきふうじ」「じならし」でSを下げられてから嵌められてしまいます。

つまり、相手は攻撃できることなく、リオルの「ほえる」による強制交代でステルスロックのダメージだけで倒されてしまうということです。

今は死語ですが、かつて第5世代ではそのように呼ばれた構築が存在したことをご存知ですか。
レパルダスの特性いたずらごころによる「先制ねこのて」で必ずキノガッサのキノコのほうししか出ないように技構成とパーティを調整した構築のことを指します。

先制キノコのほうし→みがわり→いばる→イカサマのループから抜け出す術を持っていないとレパルダスと対面した時点で「詰み」となります。

「たべのこし」を持たせたエルフーンのやどりぎのタネが相手に当たり、1発相手の攻撃を耐えることができれば、まもる→みがわりのループで相手のHPを「やどりぎのタネ」で削りきることができます。

でんじはによる「しびれ」、いばるによる「こんらん」を狙いボルトロスはひらすら「みがわり」を使用しつつ、攻撃してきます。

※現在でもこの戦術は可能ですが、「でんじは」の命中率は90%→85%、「いばる」によるこんらんの確率も1/2→1/3に変更されているので、現在は衰退の傾向にあります。