全盛期のオニゴーリ伝説
- 毎試合3縦は当たり前、7縦8縦も
- 初手ぜったいれいど必中を頻発
- オニゴーリにとってぜったいれいどはこなゆきの使いそこない
- タイプ相性を覆しての3縦も日常茶飯事
- 相手6匹、残りオニゴーリ1匹HP1の状況から1匹で逆転
- こなゆきでも余裕の確一
- 対戦で選出されるだけで対戦相手が泣いて謝った、初手降参を選ぶ対戦相手も
- ぜったいれいどでも納得いかなければ有利局面でも降参して対戦を終わらせていた
- 対戦相手を一睨みしただけで相手のHPが半分減っていく
- 対戦に選出されないときでも2縦
- 攻撃せずとも勝ったことも
- まもるでガラル地方の危機を救ったことは有名
- ザシアンを楽々ぜったいれいどで倒していた
- オニゴーリほどの種族値があれば相手の努力値はおろか、相手の控えのポケモンまで分かる
- みがわりで全プレイヤーが泣いた
- BW・XY・SM・剣盾・SV でのオニゴーリの活躍が一挙にわかる
- 最終更新日:2023.01.26
今回の記事は3分ほどでお読みいただけますが、のんきにしているとムラっけによる能力上昇により手に負えなくなりますので、お早めにお読みください。
オニゴーリの基本(SV最新型)
性格 | |||||
おくびょう | |||||
特性 | |||||
ムラっけ | |||||
持ち物 | |||||
たべのこし | |||||
テラスタル | |||||
みず | |||||
努力値 | |||||
H172 | ― | ― | C86 | ― | S252 |
実数値 | |||||
H177 | A76 | B100 | C111 | D100 | S145 |
技構成 | |||||
フリーズドライ | |||||
テラバースト | |||||
みがわり | |||||
まもる |
- 性格は できる限り多くのポケモンの上から みがわり を使用できるようにおくびょう最速
- 持ち物は みがわり・まもる と相性の良いたべのこし
- テラスタルは 弱点であるほのお・はがねに対して対象の良いみずタイプ推奨
- HはHP奇数を維持しつつ、たべのこし の回復量が最大
- Sは252振り最速推奨
- 技構成は みがわり・まもる は確定だが、そのほかは ぜったいれいど・フリーズドライ・テラバースト・こおりのつぶて・かげぶんしん などから自由に選ぶ
ポケモンBW
すべての元凶、ムラっけの始まりがここにある。
いたずらごころの全盛期でもあるこの世代、ボルトロスとの最強(最凶)コンビ「ボルトゴーリ」としてその名を馳せる。
ボルトロスはあくまでも前座、でんじは で相手をまひさせるだけで仕事終了。
まひ状態の相手に対して、オニゴーリを出して相手を起点に、みがわり・まもる を使用していきます。
ポケモンXY(ORAS)
留まることを知らないオニゴーリの強さ。
新たに火力インフレを巻き起こしたメガシンカの登場によりその存在が危ぶまれるかと思いきや、ポケモンBWに引き続き、さまざまな構築でその強さを見せつける。
中にはムラっけで能力上昇したあとにメガシンカするメガオニゴーリ偽装型も存在しました。
ポケモンSM(USUM)
ポケモンSMでは でんじは・いたずらごころ が弱体化されました。
- でんじは命中率 100→90
- いたずらごころ あくタイプに無効
さらには、まもるを貫通する必中のZワザが登場。
公言されてはいませんが、オニゴーリを始め、特性いたずらごころのポケモンがこれまでやりすぎてしまったことが原因であると思われます。
しかし、そんなことはお構いなしで新たに登場したポケモン・技・構築 とともに今世代でも上位で活躍しました。
ポケモン剣盾
またまた必中技であるダイマックス技の登場に向かい風であるオニゴーリ。
さらには、これまでムラっけの能力上昇に含まれていた 回避率・命中率 がその能力上昇下降の対象外となりました。
回避率上昇はムラっけの1番の強みとも言って良いほど強力だったので、相当の痛手だったのか、少しずつその数を潜めるようになっていきました。
ポケモンSV(シリーズ1)
───最凶再び
天敵だったZワザ・ダイマックス技が廃止され、技火力のインフレも治まったポケモンSVの対戦環境。
オニゴーリは再びその姿を現します。
今度は テラバースト という新たな技を引っ提げて。
こおり単タイプというメジャーな弱点(ほのお・はがね・いわ・かくとう)がネックでしたが、みずテラスタルで防御面・攻撃面ともに強化できるようになりました。
また、ゆきげしきによるぼうぎょ上昇・イカサマの習得も大きな おいかぜ ではないでしょうか。
まとめ
- ポケモンBW・・・すべての元凶、ムラっけの始まり
- ポケモンXY・・・メガシンカの登場は追い風と向い風
- ポケモンSM・・・でんじは・いたずらごころの弱体化と必中のZワザ
- ポケモン剣盾・・・必中のダイマックス技による向かい風
- ポケモンSV・・・テラスタルによる強化
ときは流れ、オニゴーリの全盛期を知るものも少なくはなってきているが、今でもその強さ・活躍は伝承され生まれたときにオニゴーリというポケモンを知らなかった子どもたちにも愛される存在となっている。
対戦環境の改善・若き新世代のポケモンたちの登場により全盛期の輝かしい功績には及ばないかもしれないが、これからもこのポケモン界を背負っていくトップポケモンであることだろう。
ライター紹介
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