【ポケットモンスターSV】動物図鑑には確かに載っていない、ポケモンの秘密「新訳ポケモン図鑑」Ver.07ハネッコ系統

君はまだ本当のポケモンを知らない・・・

「はじめまして! ポケットモンスターのせかいへようこそ!」

「わたしのなまえは○○みんなからはポケモンはかせとしたわれておるよ」

みなさんが初めてこのセリフを見聞きしたとき、この○○は誰でしたか?

オーキド博士?オダマキ博士?あれウツギ博士は?

(実はウツギ博士は、このセリフ言えてないんです)

今でも愛されているポケットモンスター、縮めてポケモン。

当初151匹だったのも、いつの間にか1000匹を超えその数だけの物語(背景)があります。

そのポケモンの背景やデザインをもとに、新訳ポケモン図鑑を作成していく、そのような記事です。

今回は第7回ハネッコ系統を紹介します。

  1. ハネッコ系統のモチーフは・・タンポポだと思われますが、進化すると退化してる?
  2. 素早いポケモンの代名詞ポポッコ
  3. ハネッコ系統の戦闘スタイル

≪この記事は3分程度で、読むことができます!!≫

ハネッコ系統とはどのようなポケモン?

ハネッコ系統は、「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」に登場するくさタイプのポケモンです。

ネコのような耳と尻尾が生えたピンク色の身体と、頭頂部から生えている2枚の細長い葉が特徴です。

「わたくさポケモン」として紹介されており、その名前の通り、ゲーム中でもフワフワしている姿が見られます。

進化するとポポッコワタッコというポケモンになります。

初登場は第2世代で、金銀クリスタルバージョンにて追加された比較的古参ポケモンと言えます。

図鑑説明

≪ハネッコ≫

スカーレット図鑑説明
風に流されかなりの距離を移動する。パルデアのハネッコがどこから来たのかははっきりしない。
バイオレット図鑑説明
寒い地域を除けばわりとどこにでもいるのは風に乗り各地を移動しているからだ。

≪ポポッコ≫

スカーレット図鑑説明
ポポッコのマニアは頭の花から漂う香りでどこで生まれたかわかるらしい。
バイオレット図鑑説明
寒くなると花が 閉じてしまう。光合成ができなくなるので暖かい地域に飛んでいく。

≪ワタッコ≫

スカーレット図鑑説明
季節風に乗り旅をする。綿胞子が 尽きるとき 旅とワタッコの一生は終わる。
バイオレット図鑑説明
綿胞子には注意しよう。うっかり吸ってしまうと咳や痒みに苦しむことになるぞ。

分類変化

ハネッコわたくさポケモン
ポポッコわたくさポケモン
ワタッコわたくさポケモン

高さ変化

ハネッコ0.4m
ポポッコ0.6m
ワタッコ0.8m

重さ変化

ハネッコ0.5kg
ポポッコ1.0kg
ワタッコ3.0kg

ハネッコ系統の背景・インスピレーションを徹底考察

この章では、ハネッコ系統におけるデザイン的な背景やインスピレーションといった、いわゆる元ネタをご紹介します。

ハネッコのネーミング

ハネッコの名前の元ネタは、英語名「Hoppip」からも分かるように、跳ねる動作を表す「hop」と、小さなサイズを表す「pip」を組み合わせたものです。

日本語名「ハネッコ」も同様に、「跳ねる」動作を強調しています。

ハネッコは軽い体と風に乗って飛ぶ性質から、風や跳ねる動作を連想させる名前が適しています。

ゲーム中でも、風に乗って飛ばされる様子がイメージされています。

このように、名前とデザインが連動してポケモンの特性を表現しています。

ハネッコの名前はその動きや見た目を直感的に理解させる要素が詰まっていると言えます。

ポポッコのネーミング

ポポッコの名前の元ネタは、花の「タンポポ」と「根っこ」を組み合わせたものと考えられます。

また、英語名「Skiploom」は、「skip(跳ねる)」と「bloom(花が咲く)」を組み合わせたもので、進化することでハネッコの特徴を引き継ぎつつ、新たに花が咲く要素が加わったことを示しています。

ポポッコのデザインは、タンポポの綿毛から花が咲いた形態を表しており、風に乗って空中を漂うという設定が継承されています。

これにより、名前とデザインの両方が風や跳ねる動きを連想させるものとなり、ポケモンの個性を際立たせています。

ポポッコはハネッコから進化したことで、その成長と変化を名前とデザインで表現しています。

ワタッコのネーミング

ワタッコの名前の元ネタは、「綿」と「根っこ」を組み合わせたものです。

「綿」は、ワタッコのデザインが綿花に似ていることから由来しています。

ワタッコはタンポポの種が風に乗って飛ぶ様子を基にしており、そのふわふわとした綿毛の姿が名前に反映されています。

日本語名の「ワタッコ」は、軽やかで風に乗るイメージを強調しています。

英語名「Jumpluff」は、「jump(跳ねる)」と「fluff(ふわふわしたもの)」を組み合わせたもので、ワタッコの跳ねる動きと綿毛のふわふわとした質感を表現しています。

ワタッコはポポッコから進化し、さらに軽やかに風に乗る特性を強化しています。

このように、ワタッコの名前はそのデザインや特性を直感的に伝える要素が詰まっています

プレイヤーに対して、このポケモンの軽やかさや風に乗る様子を容易にイメージさせるための工夫がされています。

デザインの元ネタ

ポケモンのハネッコ系統(ハネッコ、ポポッコ、ワタッコ)のデザインの元ネタは、主にタンポポのライフサイクルから来ています。

ハネッコはタンポポの綿毛に似た外見を持ち、風に乗って飛ぶ姿が特徴的です。

その軽やかなデザインは、タンポポの種が風に乗って飛散する様子を反映しています。

これらのデザインは、自然界の植物の成長と変化を反映し、それぞれの進化段階で異なる特徴を持つことで、ポケモンの多様性と進化の面白さを表現しています。

プレイヤーにとって、ハネッコ系統のデザインは、自然のサイクルを感じさせるとともに、その成長過程を楽しむ要素となっています。

ワタッコは進化?退化?

ポケモンの中では種子が一番最初のポケモンになるもの(フシギダネ、タネボーなど)と最終進化のポケモン(ワタッコ、ワタシラガなど)になるものがあります。

これには、植物のサイクルにおいて種子が最初か最後か、現在も明確に決まっていないためです。

種子は植物のサイクルで、成長の最初と最後の両方に関わる重要な役割を果たします。

種子は新しい植物の始まりであり、成長の出発点です。

植物は花を咲かせ、受粉によって種子を形成し、その種子が地面に落ちて発芽することで新しい生命が誕生します。

一方で、種子は植物のサイクルの最終段階でもあります。

成長した植物は最終的に種子を生成し、それが次世代の植物を生み出すための準備を整えます。

成熟した植物が種子を作ることで、自らの遺伝情報を次の世代に受け渡し、種の存続を図ります。

このように、種子は成長の始まりを象徴するものであり、同時に植物のライフサイクルの終わりをも意味します。

ゲーム本編での扱い

ハネッコ系統(ハネッコ、ポポッコ、ワタッコ)は、ポケモンのゲーム内で戦略的な役割を果たすポケモンとして知られています。

これらのポケモンは特に素早さと特殊防御が高くサポート役としてチームに貢献します。

特にワタッコは「やどりぎのタネ」や「ねむりごな」などの状態異常技を使い、相手の動きを封じたり、持久戦を有利に進めたりすることができます。

コットンガード」を使えば、防御力を大幅に上げることもできるため、耐久力を高めつつ、相手の攻撃をしのぐ戦術が可能です。

また、ワタッコの「ひかりのかべ」などの補助技も非常に有用で、味方のサポートに適しています。

これにより、特にダブルバトルでは、チーム全体の生存率を高めることができます。

ワタッコの高い素早さを活かして先手を取ることで、相手の戦術を崩し、自チームの有利な状況を作り出すことが可能です。

さいごに

今回読んでいただいたことでさらにポケモンへの愛は深まったでしょうか。

次回の投稿もお楽しみに。

もしよろしければ、他の記事もあわせてご覧ください。

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ライター紹介

H.YAJIMA
フリーライター兼ラジオパーソナリティをしております。
今までお堅い記事ばかり書いておりましたので、自分の好きなものが書けることうれしく思います。ポケモン大好きで、ホラー弱めな体質です。

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