【ポケモンSV】オンバーンがこの先生きのこる方法【オンバーン育成論】

オンバーンがこの先生きのこる方法

オンバーンというポケモン、いつの時代もライバルが多く、なかなか日の目を当たることがありません。

もちろん、今でさえそうです。

ポケモンORAS、SM、USUMではメガボーマンダが。

ポケモン剣盾ではドラパルトが。

そして、今、ポケモンSVではカイリューやブリジュラスが活躍しています。

なぜなのか。

それは、単純にオンバーンを使うよりも、ほかのドラゴンタイプを使うほうが強いからです。

では、オンバーンならではの強みというのはないのでしょうか。

今回は、できる限りほかのドラゴンタイプのポケモンと区別できるオンバーンならではの強みを生かした型、育成論を紹介したいと思います。

本記事でお届けする内容は下記のとおりです。

  1. オンバーンならではの強みは「おみとおし」「いかりのまえば」「ちょうはつ」「すりかえ」
  2. ライバルはドラパルトだが、ドラパルトにできない型で使うべき
  3. オンバーンは初手に出てきやすい
  • ここからの内容は3分ほどでお読みいただけるので、宜しければ最後まで目を通してみてください

ドラパルトとの類似点

オンバーンはドラパルトとさまざまな点で酷似しています。

具体例は下記のとおりです。

①種族値

特攻と素早さが高いという種族値は、オンバーンもドラパルトもどちらも同じです。

しかし、どちらもオンバーンのほうが劣っているだけではなく、ドラパルトは物理型としても生かすことができるので、その点では完全劣化です。

耐久面に関しては、オンバーンのほうが僅かに高い程度ですが、4倍弱点の有無も使いやすさに大きく影響してくるかと思います。

②特性

オンバーン、ドラパルトともに特性に「すりぬけ」があります。

③技

ドラパルトは攻撃技・変化技ともに多彩であるのが特徴です。

もちろん、オンバーンも攻撃面に関してはドラパルトに負けない技範囲を持っているとは思います。

ですが、だいもんじ、ハイドロポンプ、10まんボルト、ふいうち といった使いやすいサブウェポンがないことが残念な点です。

 オンバーンならではの強み

オンバーンならではの強みは大きく分けて下記の4点です。

  • ①特性「おみとおし」により相手の道具を判別できる
  • ②特性「すりぬけ」と「すりかえ」で「みがわり」の対策ができる
  • ③「ばくおんぱ」が強い
  • ③「いかりのまえば」が耐久型の強い
  • ④「ちょうはつ」を覚えられる

①特性「おみとおし」により相手の道具を判別できる

オンバーンの種族値はドラパルトに酷似しており、火力面・素早さともに完全にドラパルトが優勢です。

そこで区別化できるのが特性の違いです。

オンバーンの特性「おみとおし」で相手の道具を判別することには次のようなメリットがあります。

1.相手の型の判別ができる

道具がわかることで、ある程度相手の型がわかってきます。

それによって、オンバーンの立ち回りを変えることができます。

2.「すりかえ」で道具を押し付けることができる

相手の型を理解した上で、オンバーンの道具、例えば「こだわり系道具」を押し付けることで、相手の行動を制限し、後続をサポートすることができます。

②「すりぬけ」と「すりかえ」で「みがわり」対策ができる

もちろん、ドラパルトも特性が「すりぬけ」であるので、同様に「みがわり」対策ができます。

オンバーンの場合は、すりかえでこだわりメガネやこだわりスカーフを押し付けることで、状況によっては完全に相手の動きを止めることがドラパルトとの違いです。

③「ばくおんぱ」が強い

ドラパルトにはなく、オンバーンにある攻撃技。

それは「ばくおんぱ」です。

威力140は流石のもので、テラスタルを使わずともタイプ一致技に匹敵します。

こだわりメガネとノーマルテラスタル使用時の火力は並みの耐久ポケモンを一撃で倒せるほどです。

④「いかりのまえば」が耐久型に強い

ドラパルトやメガボーマンダがなしえなかったのが、この「いかりのまえば」です。

オンバーンは、ドラパルトやメガボーマンダに火力が劣っていますが、いかりのまえばを採用することで、タイプ相性が不利なポケモンや突破が困難な耐久型のポケモンのHPを楽に削ってくれます。

⑤ちょうはつを覚えられる

オンバーンにあって、ドラパルトにないもの、そのひとつが「ちょうはつ」です。

オンバーンはS種族値が高いので、比較的使いやすい部類かと思います。

できれば、ドラパルトが覚えられない技を採用して区別化を図りたいですね。

オンバーン育成論サンプル

タイプ
ひこうドラゴン
特性
おみとおし
性格
おくびょう
道具
こだわりメガネ
テラスタル
ドラゴン or ノーマル
種族値
H85
A70
B80
C97
D80
S123
努力値
H116

B4
C228
D4
S156
実数値
H175
A81
B101
C146
D101
S179
技構成
りゅうせいぐん(必須)こだわりメガネ+ドラゴンテラスタルで無振りカイリューを確定1発で倒すことができます。
ばくおんぱ(推奨)
ドラパルトにはないオンバーンならではの強みです。

ノーマルテラスタル使用時には、抜群エアスラッシュの火力をはるかに凌ぎます。

エアスラッシュ(推奨)こだわりメガネを持たせることで、安定してテラスタル前の炎オーガポンを倒すことができます。

ぼうふうも覚えることができますが、高い素早さからのエアスラッシュは怯み効果も期待できます。

とんぼがえり「おみとおし」で相手の道具を確認して、不利だと感じたら、「とんぼがえり」で交代します。

もしくは、有利対面で相手の交代読みで使用することもできます。

すりかえ
オンバーンが苦手な受けポケモンに対して、「こだわりメガネ」を押し付けることで、後続の起点を作り出すことができます。

調整内容

特性>「すりぬけ」はドラパルトと被ってしまい、劣化になりがちなので、区別するための「おみとおし」

道具>こだわりメガネ>攻めたほうが良ければ「りゅうせいぐん」「ぼうふう」で攻撃。味方のサポートに徹する場合は「すりかえ」で「こだわりメガネ」を相手に押し付けるといった戦術が可能です。

C>ドラゴンテラスタル込みのりゅうせいぐん@こだわりメガネでカイリュー確定1発

HB>ようきA252ミミッキュのじゃれつく確定耐え

S>最速110族抜き(オーガポン意識)

対策・弱点

ハバタクカミ

いまでもドラパルトに勝てない理由、それはハバタクカミよりも素早さが遅いことも考えられる要因のひとつです。

さらに、オンバーンは特攻がひかえめなので、シャドーボールやテラバーストで切り返せるかと言われると微妙なところです。

こだわりメガネを持たせない限り、ハバタクカミは倒せません。

テツノツツミ

ハバタクカミ同様、対戦環境に多いテツノツツミ。

ドラパルトであれば、ハバタクカミやテツノツツミの上を取ることができますが、オンバーンの場合は「こだわりスカーフ」を持たせなければ抜くことはできません。

火力が低い

悲しいことに火力は低いです。

アタッカーとして生きていくには、こだわりメガネやいのちのたまがなければ、本来有利であるはずの相手にも勝てないということもあります。

例えば、ウーラオスは火力UP道具なしのエアスラッシュで中乱数なので、場合によっては「れいとうパンチ」「アイススピナー」で返り討ちになります。

本記事のまとめ

  • いつの時代もオンバーンよりも強いドラゴンタイプが対戦環境にはびこっている
  • オンバーンはドラパルトに似た部分がある
  • オンバーンの強みは「おみとおし」「すりかえ」

というわけで、今回は強力なドラゴンタイプがはびこる中で、オンバーンがこの先生きのこる方法についてご紹介しました。

世代が進むほどに、ますます強力なポケモンが増えていく一方ですが、オンバーンにはまだ”可能性”があることはご存知ですか。

そう、ポケットモンスターレジェンズZAの追加メガシンカの可能性です。

帰ってきますよ、メガオンバーンとして。

しかし、現実はメガカイリューの実装である。

知っていますよ、ボーマンダやメタグロスのように強いポケモンばかり救済されるってことを😡

関連記事

【ポケモンSV】ばくおんぱオンバーン考察と育成論|シングルバトル

ばくおんぱ型オンバーンの考察と育成論に関しての記事です。