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はじめに
ポケットモンスター剣盾ことザシットモンスター犬盾はいよいよ来月からシーズン13に突入し、残すところ3ヶ月ほどでポケモンSVの発売を迎えようとしています。
伝説が渦巻く環境もいよいよ8ヶ月目になりますが、今もなお、頂点に君臨し続けるザシアン対策はいかがでしょうか。
きっと、あの手この手でみなさん自慢のザシアン対策を考えられていることかと思います。
本日はそんなザシアン対策を如何にして対策するか、いわゆる「ザシアン対策の対策」をご紹介していこうと思います。
- きあいだめ+サイコカッターの非接触ザシアン
- シャンデラ・ガラガラ(アローラのすがた)にはかみくだく
- 苦手な炎タイプにはつるぎのまい+インファイト
- 水タイプには命中安定のワイルドボルト
- カウンター対策のでんこうせっか
- やけど対策のからげんき
- 耐久ポケモン対策のどくびし
- まさかの特殊ザシアン
今回の記事は5分ほどでお読みいただけるので、宜しければ対戦の合間にでも目を通してみてください。
ザシアンについて
ザシアン | |
タイプ | ||
フェアリー | はがね |
種族値 | ||||||
H92 | A170 | B115 | C80 | S115 | S148 | 合計720 |
特性1「ふとうのけん」 |
場に出た時、自身のAが一段階上昇する。 |
きあいだめ+サイコカッター
ザシアンの物理攻撃技はあるひとつの技を除いてすべて接触技です。
ザシアン対策として、せいでんきやほのおのからだ、ゴツゴツメットを用いられることも少なくありません。
そんなポケモンの対策として役立つのが唯一の非接触技「サイコカッター」を生かしたザシアンです。
ただ、サイコカッターだけでは生かせる範囲も狭く威力も足りません。
そこで鍵となるのが「きあいだめ」
そう、きあいだめを使用することでサイコカッターは確定急所になるのです。
では、具体的にどれほどのダメージが期待できるのかを見てみましょう。
ダメージ計算(いじっぱりA252(A+1)サイコカッター)※急所込み | |
HB252ヌオー | 32.6~38.6%(てんねんによりA上昇なし) |
H無振りサンダー | 83.6~98.7%(確定2発) |
H無振りウルガモス | 106.2~125.6%(確定1発) |
HB252ドヒドイデ | 84~99.3%(確定2発) |
H252ウインディ | 49.2~58.3%(いかくによりA上昇なし) |
- サイコカッターは唯一の非接触技
- せいでんき、ほのおのからだ、ゴツゴツメットの対策になる
- きあいだめ+サイコカッターは確定急所
シャンデラやガラガラ対策のかみくだく
ザシアンのメインウェポン(フェアリー・はがね)を半減にでき、多くの型が搭載しているインファイトを無効化できるのがシャンデラとガラガラ(アローラのすがた)です。
両ポケモンとも使用率自体はそれほど高くありませんが、ザシアン対策の一環として使用されている方もいることは事実です。
そんなシャンデラとガラガラへの唯一の有効打が「かみくだく」なのです。
与ダメージは、シャンデラ・ガラガラどちらもHB252振りでようやく確定耐えといったところです。
また、同じく使用率を上げているヌケニン対策としても有効です。
- かみくだくはザシアン対策のシャンデラ・ガラガラ・ヌケニンに刺さる。
- 前シーズンの使用率は、ヌケニン35位、シャンデラ78位、ガラガラ113位。
つるぎのまい/剣舞”それ”をされたら、終わり。
炎タイプや耐久ポケモンをパーティーに入れることでザシアン対策をしている気になっていませんか?
そのポケモン、つるぎのまい+きょじゅうざんもしくはインファイトで落ちますよ?
- ザシアンにつるぎのまいをさせてはいけない
- つるぎのまいを積まれると半減でもザシアンの攻撃は受けられない
ワイルドボルトザシアン
命中安定のきょじゅうざんを半減できる水タイプはザシアン対策として優秀です。
もちろん、水タイプにはじゃれつくを使用すれば良い話ですが、命中不安定であることから敢えて採用していないという方もいます。
そこで役に立つのがワイルドボルトです。
主にカイオーガ・ドヒドイデ、物理受けのエアームド・アーマーガアなどに役割を持てます。
- ワイルドボルトは命中安定かつ、水タイプに対してはじゃれつくよりも威力が高い。
カウンター対策のでんこうせっか
ザシアンはタイプ相性が有利でも倒せないことが多く、対策方法も限られてしまいます。
そんな中で、お手軽にザシアンを倒せることから流行っているのがきあいのタスキ+カウンター。
そのカウンター対策としても採用されることが多いのが「でんこうせっか」です。
もちろん、ほかの技でも構わないのですが、できる限り威力が低く、イバンのみや先制技対策としても有用であることから多くの方が採用されています。
- きあいのタスキ+カウンター警戒のでんこうせっかは有効
- でんこうせっかはイバンのみ警戒にも役立つ
- でんこうせっかの採用率は55.8%(2022年8月10日時点)
やけど対策のからげんき
やけど期待のねっとう。
からげんきを所持しているザシアンの前では実に惨めな行為です。
なぜならねっとうは絶好のつるぎのまいチャンスであり、やけどしなければそのままじゃれつくやワイルドボルトで攻撃でき、やけどすれば威力140のからげんき、つまりタイプ一致のじゃれつくよりも高火力で攻撃できるというわけです。
- おにび・ねっとう対策にはからげんき
- やけど状態のからげんきは威力140になり、じゃれつくよりも威力が高い
耐久ポケモン対策のどくびし
ザシアンの天敵でもあるヌオーやナマコブシ。
特性「てんねん」により、ザシアン単体の力ではほぼ勝つことはできません。
しかし、事前に「どくびし」で補助しておくと徐々にHPが削れていくので勝てる可能性は出てきます。
- 耐久ポケモンのHPを削ることができる。
特殊型ザシアン
Aがずば抜けて高く、特性でAを上げられるのに特殊型?なんてお思いの方がいらっしゃるかと思いますが、ネタでもなくヌオーやサンダー対策として特殊型ザシアンを育てました。
持ち物 | |
するどいツメ(ピントレンズ) | きあいだめと合わせることですべての技が確定急所になります。 |
ダメージ計算(ひかえめC252ムーンフォース) | |
H252ヌオー | 46~53.9%(乱数2発)(急所68.3~80.6%) |
H無振りサンダー | 43.6~51.5%(乱数2発)(急所65.4~76.9%) |
H無振りランドロス | 47.5~56.7%(乱数2発)(急所71.9~84.7%) |
H無振りレックウザ | 80~94.4%(確定2発)(急所120~141.1%) |
H無振りイベルタル | 66.6~78.6%(確定2発)(急所99.5~117.4%) |
- 物理受けのポケモンに強い
- ほのおのからだ・せいでんき・ゴツゴツメット対策になる
- カウンター対策としても有効
- メタモン対策としても有効
- けんのおうではないので、何か悟られる、もしくは通常なら交代してくれる対面でも居座られる可能性がある
- 通常勝てるポケモンに勝てない
今回は特殊型で紹介しましたが、もちろん物理型でも応用できます。
まとめ
- サイコカッターはザシアンの唯一の非接触技
- かみくだくさえなければ、シャンデラやヌケニンで対策できる
- つるぎのまいを積むことができれば、半減であろうと受けることはできない
- 水タイプはきょじゅうざんは受けることができても、ワイルドボルトで落とされる
- お手軽ザシアン対策のカウンターはでんこうせっかで対策できる
- おにび・ねっとう対策にはからげんき
- 苦手なヌオーやナマコブシはどくびしである程度対策できる
- 特殊型ザシアンも意外とネタではない
「ザシアン対策をしていたと思ったら いつの間にかザシアン対策を対策されていた」
何を言っているのわからないかもしれませんが、私もわかりません。
今回ご紹介したザシアン対策の対策はほんの一部に過ぎません。
恐らく、みなさまそれぞれが自慢のザシアン対策対策を考えられていることかと思います。
つまり、ザシアン対策は無駄なんだ・・・無駄無駄・・・・・・
ライター紹介
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