トリックマジック 雨パ

【トリックマジック】雨パ考察【イダイトウ】

トリックマジックの雨パ考察

トリックマジックはゴーストタイプのポケモンしか使用できない大会ですが、ただゴースト技で殴り合うだけになるとは思えません。

そこで今回はトリックマジックで台頭すると思われる構築のひとつ「雨パ」に関して考察していきたいと思います。

特性「あめふらし」のポケモンもいないのに雨パは可能なの?そうお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論を申し上げると可能です。

イダイトウをアタッカーとして、「あまごい」+「自主退場技」を覚えられるポケモンを使用することで雨パが成り立ちます。

  1. トリックマジックで雨パは可能
  2. あまごい+自主退場技が必須
  3. 自主退場技を持つポケモンの解説
  4. イダイトウがアタッカー

本記事ではトリックマジックに於ける雨パの考察を解説しておりますので、雨パに興味をお持ちでしたら参考にしてみてください。

ここから先の内容は3分ほどでお読みいただけます。

トリックマジックの雨パ構築・立ち回り

では、トリックマジックで雨パを活躍させるには、どのような構築や立ち回りが必要なのでしょうか。

まずは、簡単にその手順をご紹介します。

  • ①あまごいを覚えらえるゴーストタイプを用意する
  • ②あまごいを使用する
  • ③あまごいを使用したポケモンを倒してもらう or 自主退場する
  • ④イダイトウ降臨

特性あめふらしのポケモンはいないので、必然的に「あまごい」を使用する必要があります。

ゴーストタイプのポケモンの中には意外と「あまごい」を覚えらえるポケモンがいるのでパーティーに合ったポケモンを選ぶと良いでしょう。

また、「あまごい」を最大限に生かすには、「あまごい」を使ってからできる限り早く退場する必要があります。

相手に倒してもらえれば良いのですが、裏に控えているイダイトウを読まれるので雨ターンを稼がれてしまうこともあります。

そのようなケースを避けるために、必要に応じて「おきみやげ」「のろい」等の自主退場技ですみやかに退場しましょう。

あまごいを覚えられるオススメなポケモン

ヤミラミ

ヤミラミ

ヤミラミは特性いたずらごころにより相手に素早さに関係なく「あまごい」を使用できる唯一のポケモンです。

「だっしゅつボタン」を持たせることで、あまごいターンを無駄にすることなくイダイトウに交代できます。

ゲンガー

ゲンガー

ゲンガーはゴーストタイプ最速のあまごい使いです。

ゲンガーの強みは「みちづれ」により相手を倒しつつ、次のターンにイダイトウを降臨させることができることです。

同様に「のろい」でも自主退場することができます。

サマヨール

サマヨール

サマヨールはしんかのきせきを持たせることで、ハバタクカミ@こだわりメガネのシャドーボールすら確定で耐えられるほどの耐久になります。

その安定した耐久力から、確実にあまごいを使用でき、のろい・おきみやげで退場することができます。

フワライド

フワライド

フワライドはオボンのみ・カシブのみ等を持たせて特性かるわざをうまく発動させることでドラパルト・ハバタクカミをも抜けるポケモンです。

かるわざ発動後に「だいばくはつ」「みちづれ」「バトンタッチ」「おきみやげ」を活用してうまくイダイトウを降臨させたいところです。

ムウマージ

ムウマージ

ムウマージはゲンガーと似た種族値を持ちゲンガーよりも素早さ低いですが、ゲンガーが覚えられない「おきみやげ」を覚えられる点で区別できます。

ミカルゲ

ミカルゲ

ミカルゲはゴースト技もあく技も等倍で受けられ、相手にみがわりを使用されても、特性すりぬけにより確実に自主退場できる唯一のポケモンです。

自主退場技は「おきみやげ」「のろい」「みちづれ」です。

オーロット

オーロット

オーロットのあまごいはイダイトウのサポートだけではなく、自身へのほのお技対策としても活用できます。

オーロットの自主退場技は「ウッドハンマー」「みちづれ」「のろい」です。

ジュナイパー

ジュナイパー

実はあまごいを覚えられるジュナイパー。

あまごいは自身へのほのお技対策としても使用できます。

ジュナイパーの自主退場技は「リーフストーム@だっしゅつパック」「ブレイブバード」「とんぼがえり」「バトンタッチ」です。

オドリドリ

オドリドリ

オドリドリは「ぼうふう」を覚えらえるので、あまごいを使用することでぼうふうが必中になります。

そのため、自身にもメリットがあるあまごい使いと言えるでしょう。

オドリドリの自主退場技は「とんぼがえり」「バトンタッチ」です。

シロデスナ

シロデスナ

シロデスナはステルスロックとあまごいを両立できる唯一のポケモンです。

きあいのタスキまで対策するのであれば、一考の余地はあります。

シロデスナの自主退場技は「のろい」「みちづれ」です。

ミミッキュ

ミミッキュ

ミミッキュは特性ばけのかわのおかげで、相手の攻撃を確実に耐えて「あまごい」を使用できます。

しかし、言い換えると必ず1発は耐えてしまうので、あまごいを使用したターンに退場できないということになります。

ほかのポケモンよりもあまごいターンを無駄にすることを考えると、あまごいターンを補えるように「しめったいわ」を持たせるのがオススメです。

自主退場技は「ウッドハンマー」「のろい」「みちづれ」です。

イダイトウ育成論サンプル

オスメス
イダイトウ
性格
いじっぱりひかえめ
特性
すいすいすいすい
努力値
H92 A252 B4 D92 S68H92 B4 C252 D92 S68
持ち物考察
とつげきチョッキひかえめC252ハバタクカミ@こだわりメガネのシャドーボールまで確定で耐えられるようになります。
カシブのみカシブのみがなくとも、ある程度の攻撃は確定で耐えてくれます。
ナモのみノーマルテラスタル対策として採用されるであろうあく技の対策になります。
テラスタル考察
ノーマル弱点であるゴースト技を無効化できます。
あく弱点であるゴースト技・あく技を半減で受けられます。
みず相手のノーマルテラスタル等を意識でみず技を強化できます。
調整内容
・ひかえめc252ハバタクカミのシャドーボール確定耐え

・ようきA252ミミッキュ@いのちのたまのシャドークロー確定耐え

・すいすい発動で最速ドラパルト抜き(実数値214)

本記事のまとめ

  • トリックマジックで使用できるポケモンの中に特性「あめふらし」のポケモンはいない
  • 雨パには「あまごい」を採用しよう
  • 「あまごい」のターンを無駄にしないように自主退場しよう
  • 雨パのアタッカーは「イダイトウ」

以上、トリックマジックで使える雨パの紹介でした。

ご自身が雨パを使わないにしても、こういった構築もあるということを知っておけば、相手のパーティーにイダイトウがいたときに警戒できるかと思います。

このトリックマジックでは意外なポケモンが意外なことをしてくることが考えられるので、1匹1匹のポケモンを注意深く考察してみてくださいね。

また、このトリックマジックを通じて、今後の対戦に生かせる新しい発見もできるのではないでしょうか。

最後にトリックマジックに関しての関連記事のリンクを貼っておきますので、あわせてご覧になってみてください。

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