【Splatoon3】スプラDirect配信!「嬉しい!不安?」な新機能を紹介

はじめに

2022年9月9日に発売予定のNintendo Switch専用ソフト「Splatoon3」。

先日8月10日に任天堂公式Youtubeチャンネルから最新情報を発表する「スプラトゥーン3 Direct」が配信されました。

ここでは前作までに無かった様々な機能が紹介されました。

今回は前作「Splatoon2」と異なるポイントを紹介しながら、初心者〜上級者まで楽しめるであろう最新作の魅力をお伝えします!

(この記事は約4分で読めます)

  1. マイナーチェンジがバトルをどう変える?
  2. 初心者が迷わない配慮がたくさん
  3. 前作をプレイした人こそ分かる、快適性UPの最新作

マイナーチェンジがバトルをどう変える?

様々な新要素が紹介された中、映像から様々な変更点を見つけることができました。

筆者が特に目をつけた「ガチホコバトルの変更」「新ギアの登場」について、触れたいと思います。

ガチホコバトルが少し変わった

映像では多くのプレイヤーがプレイすることになる「バンカラマッチ」についても紹介されました。

これは前作の「ガチマッチ」に相当するモード。

一定のエリアを確保し続けるガチエリア等、様々なルールのバトルに挑むことができます。

今回の発表ではSplatoon2から存在していた4つのルールが最初から登場することが明らかになりました。

しかしその中でも筆者がすぐに違和感を感じたのが「ガチホコバトル」。

初心者の方の為にも解説すると、ガチホコバトルは「ガチホコ」と呼ばれるオブジェクトを相手陣地にあるゴールまで運ぶルール。

一つのガチホコ≒ボールを奪い合うことから、スポーツに例えるならラグビーに近いルールです。

互いにガチホコを取り合う中、持とうとしている相手を倒したり、逆に敵の目を盗んで一気にガチホコを運んだり……。

ガチホコを取り巻くドラマが発生するのが面白いところ。

そして前作では(倒されるまで)一度ガチホコを持つとゴール地点まで運ぶ以外に無いという仕様でした。

カンモンの登場が試合をどう変える?

しかしどうやらSplatoon3ではゴールまでの間にいくつかの「カンモン=中間地点」が設置されることになるみたいです。

カンモンに到達すると一度ガチホコをそこに置き、再度奪い合いのターンに戻る、という流れ。

前作Splatoon2では

・試合序盤にガチホコを一気にゴール近くまで進める

・後はガチホコを自陣に持っていき時間切れまで籠城する……

・相手はガチホコ近くまで攻めることができず、結果カウント勝ち

という作戦を取ることもできました。

他にも互いのチーム間に戦力差がありすぎた場合、試合開始1分ほどで一気にゴール地点まで運ばれて試合終了、なんて事も起こりやすいルールでした。

最新作Splatoon3ではそういった事態をなるべく少なくしたかったのでしょう。

どんなに有利な状況でもカンモンで一度流れがリセットされる、という仕様になったのだと思われます。

新ギア登場がバトルを変化?

初代からおなじみのシステム「ギア機能」は今作にもしっかり登場。

操作するインクリングたちが着用する衣服には「ギア」が設定されており、様々な能力をアップすることができるようになります。

Splatoon3では新ギア「アクション強化」「サブ影響軽減」が登場することになりました。

アクション強化は必須ギアとなるか?

最初に「アクション強化」について。

アクション=Splatoon3からの新機能「イカノボリ」「イカロール」の2つを強化できるようになります。

「イカロール」の発動中は相手の攻撃を少し防ぐことができます。

タイミングよく発動する必要がありますが、使いこなせれば相当な威力を発揮できるでしょう。

そしてそれをさらに強化することになる「アクション強化」。

前作には無い機能を強化するギアなだけに、果たしてゲームバランスがどう変わるかは気になるところ。

前作までは「○○のブキには▲▲のギアを付けるのは必須」など言われる事もありましたが、最新作では「アクション強化は必須」となるのでしょうか。

サブ影響軽減=SP攻撃は軽減されない!?

そして「サブ影響軽減」というギアも登場します。

これは相手のサブウェポンによるダメージや効果を軽減する、というもの。

相手チームからのボムの爆風や動きを封じるポイズンミストなどの効果を少なくすることができます。

前作では似たギアとして「爆風ダメージ軽減・改」というギアが登場していました。

こちらは同じく相手からのサブウェポンによる攻撃を低減する他、「相手のスペシャルウェポンによる爆風ダメージも低減する」のが特徴。

最新作はわざわざ「サブ影響」と名指しで出しているあたり、スペシャルウェポンの攻撃については低減されないことになります。

ここらへんは一見スルーされがちですが、スペシャルウェポンの強さ=重要性が増したことになります。

スペシャルウェポンで一気に打開という、初代Splatoonを彷彿とさせるシーンが多くなるのかもしれません。

初心者が迷わない配慮がたくさん

Splatoon3はシリーズ初心者にも優しい機能が盛りだくさん。

ヒーローモード」は他のゲームでいう一人用モード。

楽しみながら操作方法を身につけることができるようになっております。

初めての人ほど「どのモードからプレイしたら良いの?」となるかと思います。

まずはこのヒーローモードのクリアを目標にしていただくことをお勧めしておきます。

前作でもクリア後にはオンラインバトルでも勝てるくらいの実力が身につくように作られていました。

①ヒーローモードをクリアする

②ナワバリバトルで対戦の基本を学ぶ

③バンカラマッチへチャレンジ!

という流れを踏むのが、楽しみながら強くなれる近道であるのは前作から変わってないはず。

新機能も初心者に優しい

また「メモリープレーヤー」という機能が新たに追加されることに。

こちらは過去の試合をリプレイとして再度見ることができるというもの。

さらに嬉しいのが他のプレイヤーの視点からもリプレイを再生できる点。

自分がなぜ勝てたのか?or負けたのか?に加え、相手チームからは自分がどう見えていたのか?は新たな気付きを与えてくれるはずです。

スプラ初心者こそ使いこなして欲しい機能だと感じました。

前作をプレイした人こそ分かる、快適性UPの最新作

Splatoon2を長くプレイしていた身としては「もっとこうなったらストレスが少ないのに」という点もありました。

最新作では「かゆいところに手が届く」新機能もあり、そのストレスがかなり改善されそうです。

起動時のルール・ステージ紹介をスキップ可能(?)

ゲーム起動時には番組形式で現在のルールとステージを紹介するシーンが強制的に入ります。

前作まではこれをスキップする手段が無く、

起動したプレイヤーがまず最初にやること=Aボタン連打でセリフを飛ばす

でした……。最新作ではこの手間を回避できる可能性が。

上記画像の左上を見ると分かるように「ラジオで聞く」というボタンが登場。

これを押すことである程度のセリフを一気にスキップできるようになると思われます。

慣れたプレイヤーだと手間でしかなかった最初のシーン。

すぐにやりたいモードへアクセスできるようになるのはストレスを感じなくて済むありがたい機能です。

試し打ち場=トレーニングをマッチ直前まで可能

入手したブキでトレーニングができる試し打ち場(試射場)。

初代から存在する初心者から上級者までお世話になる場所です。

Splatoon3では今までできなかったマッチング中の試射も可能になりました

今まで試し打ち場へ行くのにはわざわざブキ選択画面を開いて、特定のボタンを押して……。

と手間を感じる部分があったのですが、マッチング前の空いた時間もトレーニングが可能に。

本当にささいな追加要素ですが、塵も積もれば山となる。

ちょっとの時間の練習がプレイヤーのレベルを上げてくれることは間違いなし。

個人的にも一番嬉しい追加機能でした。

さいごに

ここまで様々な追加要素を予想も交えて紹介してきました。

他にも多くの機能が追加されることが発表されており、そのどれもがユーザーフレンドリーだと感じました。

そこにはSplatoonというゲームを長く楽しんで欲しい!という製作者側の思いを熱く感じます。

発売まであと数週間。素晴らしいゲームになることを期待しています。

8/28には前夜祭で先行プレイ!

2022年8月28日には一日限定の先行体験プレイができることも発表されました。

「前夜祭」の名の通り、フェス形式で3つの陣営に分かれナワバリバトルに参加できるようです。

前作からしっかりプレイしている方も、Splatoonはまだプレイしたことが無い方も、この機会に是非スプラの世界に飛び込んでみてはイカがでしょうか?

(この記事における画像は「爆風ダメージ軽減・改」の画像を除き、Youtube内、Nintendo 公式チャンネル「スプラトゥーン3 Direct 2022.8.10」 でアップロードされた映像から引用しています。動画URL:https://youtu.be/lrGvap_lXno)