『ストリートファイターⅥ』、遊んでますか?
ご存じだろうか。『ストⅥ』はすごい。
吉田沙保里さんがリュウの波動拳をテイ!していたり Vtuber やストリーマーやプロゲーマーが一堂に会する大会が開かれていたり、めっちゃ宣伝に気合が入っている。
しかも格闘ゲームとしてもめっちゃ面白い。e スポーツの流れにありながらこれほどに「面白さ」を盛り込んだ製作陣には感服するしかない。
何はともあれ格ゲー好きとして遊ばないわけにはいかない超・要注目タイトルなのだが……違う!
今回したいのはそういう話ではない。
『ストⅥ』は格ゲーなんかしなくたって遊べるンだって話がしたい!
そう、アバターが作れるからね。
- 『ストリートファイターⅥ』のアバター作成を激推しする!
- アバターを作ったとあらば見せびらかしたくてたまらん!
- 着せ替えも山ほどあるよ!
この記事は5分もあれば読み終われる程度の文量なので、カップラーメンを柔らかく作るときにでも最後まで読んでいってくださいね!
格ゲーでアバター作成?
『ストⅥ』には「ワールドツアー」なるゲームモードがありまして、作成したアバターを操作してストリートファイター世界で展開されるストーリーを楽しむことができるんですね。
でもこの際、いったんストーリーを楽しむとかは忘れましょ。
何故って……そりゃあそうでしょう。
『ワールドツアー』はアバターに着せる服やアクセサリーを入手できるモードなのだという事実が最も大切!
いやね、ワールドツアーは楽しいしストーリーを追うのも面白いんですよ。でもね、他のゲームに比べてしまえばボリュームも作り込みももう一つ、ではあるんですよ。
こればっかりは仕方のないこと。しかし、アバター作成は違う!
なぜならアバター作成は格ゲーと密接に結びついているから手が込まざるを得ない(アバター同士でオンライン対戦出来たりもするんですよ)!
その項目は何の意味が?みたいなパラメータがいっぱいあるキャラクリエイトがみんな大好き!
そうして丹精込めて作り上げたアバターにいろんな「癖」を詰め込むのがみんな大好き!!!!
私も大好き!!!!!!!!!!
…………。
してェ……。
見せびらかしてェ~~~~~~~~…。
というわけで、ここに選手権を開催します。
アバターを作ったからには誰もが一度は夢見る「地上最強の服装」。
興奮冷めやらぬうちに決めてしまいましょう、ナンバーワンってやつを!
行け!
第一回「アバター見た目装備」選手権の開催だ!
簡単なルール
・筆者作成のアバターに筆者謹製の「見た目装備」を複数着せる
・筆者が審査員となって優勝を決定する
・優勝した「見た目装備」には名誉が得られ、いずれの「見た目装備」も参加賞で性癖の暴露ができる
なお、今大会において競われるのは「見た目装備」のみであり、アバターはすべて同じものを使用することを留意されたし。
なんせ、一番見せびらかしたいのはアバターなんでね。
第一回「アバター見た目装備」選手権開催!
これより鎬を削る、5種の「アバター見た目装備」たちがここに集結した。
さっそく各選手の情報を確認していこう。
エントリー No.1「OL の休日」
露出度は高いがいやらしくならないように、というコンセプトで構成されたこの見た目装備。
眼鏡で OL 感を演出する狙いはあるものの、それにしてはホットパンツが活動的すぎるか?
審査員の評価が分かれる要因となりそうですが、方向性自体は分かりやすく王道。
シンプルイズベストの構成、どこまで票を伸ばせるか?
エントリーNo.2「夜間徘徊ストリートファイト」
打って変わってワイルドな風貌。今回使用するアバターは女性スタイルですが、こちらの構成は男性的な方向性。
制作者からは「大人の女性がストレス発散に夜の路地裏でストリートファイト、という妄想からこの装備に行きつきました。メトロシティではそう珍しい話でもないでしょう。男装風なのは、軽薄な輩に舐めた態度を取られるのが嫌いだからかもしれません」とのコメント。求めていないのにコメントを寄越してくるあたりに本気度が伺えます。
剣呑なアクセサリー類も目立ちますが、ピンクのタンクトップはワンポイントながら印象的。これも製作者のこだわりポイントでしょう。
一見まとまってはいるものの、コンセプト自体は少々尖っているように見受けられるこちらの装備。
果たして審査員に刺さるか!?
エントリー No.3「クラシカル潔癖メイド」
偏りを見せつつあった今大会にもニュートラルな優等生がやってきました。
作品内で上下一式が入手できるタイプをそのままドカンと着せるストロングスタイルです。
このタイプはオリジナリティを評価する審査員からの点数が伸びにくい傾向にありますが、それを踏まえての勝負手ということでしょう。
マスクと手袋も揃えて潔癖というキャラクター性を補強しているところにもその様子が伺えます。
個人的には「ちゃんと白のソックスを履いている」ことが評価を底上げするのではないかと予想しておりますが、果たして如何ほどか。
エントリー No.4「学園物の漫画で時々現れるギャルの風紀委員」
安定したのも束の間、また鋭い「癖」が第一回「アバター見た目装備選手権」に吹き荒れます。そんなキャラ本当に出てくるか?
こちらもコメントをいただいています。「画像では見えにくいのですが、右腰に提げている手錠は私物という設定です。彼女は風紀委員という枠を超えた謁見摘発を常習しているため、教員に見つかるたび手錠を没収されていますが、そのたびに買いなおしているそうです」とのこと。エントリーNo.2の時にも思ったのですが、なぜこういった怪文書は伝聞調なのでしょうか?
製作者の偏愛がはみ出し気味なものの、一見整合性のない見た目を設定で強引に整えている点はさすがの一言。
ゴネ、それもまた「アバター見た目装備」選手権なのです。
しかし、私個人の目からは「大正ロマン風」な印象を抱きました。帽子やスカートのくすんだ色味由来でしょうか?
審査員がこの感覚を「ブレ」と捉えれば、前のめりな製作者の勢いにストップをかけることがあるかもしれません。
ダークホースとなるか、それとも馬郡に沈んでしまうのか?
要注目の選手となります。
エントリー No.5「アバター合わせ」
本大会最後にエントリーしてきた大本命!
アバター制作時「ここはこう見せたいよな~」とか思っていた要素で固めた見た目装備が堂々出陣です!
「これはさすがにズルでは?」という意見も他選手からいただいておりますが、今回はあくまで「見た目装備」を競う大会。
アバターとの嚙み合わせの良さも評価対象ではありますが、それが絶対的な指標とはなりません。
さて肝心の装備ですが、ノージャンル・ノーコンセプトに近い構成ながら上下ともラフな着こなしにポイントで露出を加える構成からは広い訴求力が伺えます。
古い表現にはなりますが、チラリズムという良さに付随する一般性が曲者揃いの審査員のハートをいかに掴むのか?
注目の結果はこのあとすぐ!
結果発表!
永きにわたる戦い、第一回「アバター見た目装備」選手権もついに終幕の時を迎えようとしています。
栄えある優勝は……
エントリー No.4「学園物の漫画で時々現れるギャルの風紀委員」だッ!
おめでとう!!!
審査員からのコメントが届いております。
「いずれも劣らぬ使い手の揃った、見応えある大会でした。協議の結果、エントリー No.4が僅差での勝利となりました。決め手はその強引なまでの整合性。振るわれた熱弁には審査員も唸らされるものがありました。参加したいずれの見た目装備も魅力的でありましたが、今回はエントリー No.4の優勝となります。あらためて、おめでとうございました」
コメントにもありましたが、急な開催にも関わらず見応えのあるハイレベルな戦いとなりました。
エントリー No.4選手には名誉を、惜しくも敗退となった選手の健闘を称える声も方々から届いております。皆さまありがとうございます。
それでは!
これにて第一回「アバター見た目装備」選手権は全工程を終え、閉幕となります。
ご覧いただいた皆様、長時間のお付き合いありがとうございました。
いずれ来る第二回大会でまたお会いしましょう。
それでは皆様お元気で、さようなら!
おつかれさまでした
本記事で取り扱った「見た目装備」は、『ストⅥ』に数多存在する装備のごく一部にすぎません。
『ストⅥ』で今まさに遊んでいる人も、これから遊んでみようかと画策している人も、ぜひ自らの「癖」に従い、愉しんでみてください。
こういうスクショも撮れるゲームなんでね、やったもん勝ちですわ。
それでは失礼いたします。
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