【原神】雷電ナチュラルとは?雷電ナショナルに変わる新たな雷電&ナヒーダ2神編成!

激化反応との相性の良さから草元素入りの「雷電将軍」編成はVer3.0から注目を浴びていましたが、「ナヒーダと雷電将軍が操作性や天賦のシナジーがとても高い組み合わせである」と脚光を浴びている『雷電ナチュラル』編成を解説していきます!

  1. 元素反応すべての基礎ダメージを上げられる90Lvの育成が重要!
  2. ナヒーダをサブアタッカーに寄せるかサポートに寄せるかはお好みで
  3. 雷電ナチュラルはナヒーダの元素熟知が最高値になります
  4. 雷電将軍の激化反応ダメージを活かすために、ナヒーダの元素熟知は800以上が目標です

元素熟知目標が高い場合はナヒーダの聖遺物厳選難易度が大きく跳ね上がるため、これからナヒーダの育成を考えている方は「元素熟知特化サポーター」から入ることをオススメします。

この記事は5分程度で読み終わるため、ぜひ最後までご覧になっていってください!

▼ 激化編成のナヒーダ運用解説(別記事リンク)

【原神】超激化サポーター、ナヒーダの運用方法!サポート・アタッカー編成の使い分け方を詳しく解説

雷電ナチュラルとは

人気が高い編成『雷電ナショナル』を元に派生した雷電将軍+草元素入りのチーム編成になります。

PT編成の最適化が進んだ結果、ナショナルが示す『☆4ナショナル:ベネット、香菱、行秋』とは無関係のチーム編成になりました。

あくまで雷電ナショナルは「語感が近くてしっくりくる」程度のネーミングになります。

ナショナル編成は明確に編成するキャラクターが決定していますが、ナチュラル編成は雷電+草元素以上の明確な定義が存在しません。

最新版テンプレ編成(2023/4/13)

雷電将軍ナヒーダ水元素自由枠

A:元素爆発アタッカー

B:超開花特化

A:サポーター

B:草激化アタッカー

《激化》

フィッシュル
八重神子
ティナリ
アルハイゼン

《ヒーラー》

珊瑚宮心海
久岐忍

《サポーター》

鍾離
楓原万葉

現環境における『雷電ナチュラル』は草元素反応を効率よく扱える編成として螺旋で活躍するPT編成になります。

『雷電将軍』+『ナヒーダ』+『開花要員:水元素』が基本選出になり、4枠目の自由枠が幅広い選出が可能になります。

自由枠が広く、手持ちのキャラクターや螺旋2PT目や所持している武器やキャラクター凸、敵との相性に合わせて柔軟な対応を強みに持ったチーム編成です。

編成A:『雷電将軍』元素爆発アタッカー+『ナヒーダ』サポーター+元素爆発アタッカー

編成B:『雷電将軍』超開花特化+『ナヒーダ』草激化アタッカー+元素スキルアタッカーorサポーター

雷電ナチュラルの語源・初出

雷電将軍・香菱・行秋・ベネット(雷電ナショナル)

雷電将軍香菱行秋ベネット

代表的テンプレ編成『雷電ナショナル』から、香菱の代わりに草元素(ナチュラル)ナヒーダを編成して、香菱蒸発軸から雷電激化軸に移行したPT編成です。

雷電将軍・ナヒーダ・行秋・ベネット(雷電ナチュラル)

雷電将軍ナヒーダ行秋ベネット

香菱の過負荷+蒸発(Overvape)という高倍率蒸発ダメージ+過負荷反応がなくなりますが、激化+超開花の草元素反応による雷+草元素の双方向で発生するダメージ増幅過負荷と同ダメージを与えることができる超開花を取り入れたチーム編成です。

雷電ナショナルではDPS比重の半分を香菱が占めていましたが、雷電ナチュラルではチーム全体で満遍なくDPSを稼ぐように構成されているためチーム全体の育成度によって大きくダメージを伸ばすことができます。

ナショナル編成の雷電ワンマンアタッカーに対して、ナチュラル編成ではナヒーダが草激化メインアタッカーも担当できるなどナショナル編成よりも柔軟な立ち回りかつ、過負荷による吹き飛ばしが敵を追尾する超開花「ヴァインショット」に置き換わり快適性が高い点が魅力。

ナヒーダの命の星座2凸を解放していると、防御低下デバフは激化アタッカーのみではなくチーム全体に適用されるため、行秋の与えるダメージも含めて約1.2倍にしてくれるので炎元素共鳴+攻撃25%以上の効果があります。

雷電将軍の2凸防御無視60%+ナヒーダの2凸防御30%デバフは重複します。

  • 防御無視60%→ 約1.43倍(雷電将軍のみ)
  • 防御30%デバフ→ 約1.18倍(チーム全体)
  • 防御無視60%+防御30%デバフ→ 約1.56倍(雷電将軍のみ)

味方キャラクター90Lvで敵モンスター90Lvを攻撃した場合のダメージ増加量は上記のようになります。

雷電将軍・ナヒーダ・水元素・サポーター(雷電ナチュラル派生)

雷電将軍ナヒーダ水元素サポーター


ナチュラル編成の派生として、より草元素反応ダメージに特化した編成になります。

この編成では雷電将軍が元素熟知に特化し、ナヒーダが草元素ドライバーとしてメインアタッカーに専念します。

楓原万葉は元素熟知に特化したバッファー運用も強力ですが、超激化編成に限っては「霧切の廻光」で会心ダメージと元素ダメージバフを底上げし、会心冠で会心率を補うことで自身の元素熟知を参照した元素ダメージバフを合わせて高元素熟知+元素ダメージバフを活かした超激化アタッカーとして活躍できます。

元素熟知メインOPでありながらサブステータスの会心スコアが求められ、武器・聖遺物・凸のコストをかければかけるほど飛びぬけたDPSを持ち合わせます。

元素熟知が重要なパーティになるため、楓原万葉2凸による影響もかなり大きいです。

  • 《ナヒーダの元素爆発による元素熟知バフのスナップショットの可否》
  • 楓原万葉2凸の元素熟知+200は固定値バフはスナップショット可
  • 夜蘭が装備可能な終焉を嘆く詩の元素熟知バフは精錬ランクに応じた固定値のためスナップショット可
  • スクロースの元素熟知バフ+50固定値バフはスナップショット可、元素熟知を参照した変動する元素熟知バフはスナップショット不可

生存補助が少ない編成になるため、以下のような対策が必要です。

・『行秋』中断耐性&ダメージカット+ナヒーダに『金珀・試作』

・『夜蘭』によるDPS強化+『鍾離』シールド

雷電ナチュラルの強み

・対集団&長射程

ナヒーダの元素スキル『所聞遍計』は最大8体にリンクすることができるため、対集団に雷電将軍の超激化ナヒーダの草激化で高い処理能力を発揮します。

かといって単体火力が蒸発ができない分低下した、というわけでもなくナヒーダの元素熟知バフによって強化された雷電将軍の超激化反応や、超開花反応で単体に対しても効率よくダメージを与えることができます。

香菱編成時には過負荷で敵を吹っ飛ばしてしまい倒し切れない雑魚が散ってしまうことがありますが、『滅浄三業』追加ダメージは敵を散らすこともなく、リンクしてる限り長距離まで届く雑魚処理能力の高さは雷電ナショナルよりも優れています。

・聖遺物と武器の重複が解消

雷電将軍と香菱は使用する武器と聖遺物が近しく、とくに需要の高い『絶縁の旗印』を4セット分を1PTだけで2人分も必要とする点が雷電ナショナルの最も編成が難しいポイントでした

とくに雷電将軍と香菱で同じ長柄武器を取り合うことになるため『漁獲』以外の槍の手持ちが少ない人は武器の選択に難儀することになりますが、☆3武器『魔導緒論』でも高いダメージとサポート力を持ったナヒーダはキャラクターさえ入手すれば早い段階で運用することができます。

  • ナヒーダのメインアタッカー出場が多い場合は「草元素の付着>雷元素の付着」でバフ条件を満たしにくい点に注意!

・メイン火力が元素爆発のみだったのが、元素スキル+元素反応だけでもダメージが出る

雷電ナショナルは元素爆発のループに失敗するとDPSが大きく低下してしまいますが、雷電ナチュラルでは雷電将軍の元素爆発ループに失敗した時や微妙な削りを入れたい時にナヒーダが草激化アタッカーをこなすことができます。

ナショナル編成と比べて元素爆発による高火力こそ及ばないものの、元素爆発を使用することなく短い攻撃間隔の『滅浄三業』や通常・重撃による草激化でダメージを稼いでくれるため常時安定したダメージを与えることができます。

雷電ナチュラルの弱み

・☆5キャラクターの編成

ナショナル編成は「入手性の良い☆4キャラクターのみで構成」がコンセプトなので、☆5キャラクターを複数編成した時点で比較対象にはならないという見方があります。

・DPSの低下

サブアタッカーとして香菱が強力すぎるため、純粋な火力面で香菱入り編成に火力で勝つには『雷電将軍』と『ナヒーダ』の凸性能やモチーフ武器を入手してダメージを伸ばすほかありません。

また雷電将軍の元素爆発のダメージに影響する『諸願百目の輪』はPTメンバーの元素爆発時に消費した元素エネルギーを元に眼力を獲得してダメージが増えるので、香菱E80がナヒーダE50に置き換わった分だけ雷電将軍の元素爆発ダメージが低下します。

ナショナル編成における最大DPSかつ、眼力の供給による雷電将軍の強化を担う香菱の抜けた穴をナヒーダが埋め切ることは難しいです。

  • 雷電将軍1凸の恩恵が高い!

・新たに出現した敵に対して、元素スキルを掛けなおす必要あり

ナヒーダの元素スキル『所聞遍計』は敵が新たに出現した場合はその都度かけなおしが必要になるため、集団に対する掃討力は高いものの、敵の出現ウェーブが多いと何度も元素スキルを使用する必要があります。

しかし雷電将軍の元素爆発中はキャラクターチェンジをしてしまうと、ただちに『夢想の一心』状態が解除されてしまうため元素スキル『所聞遍計』のこまかな掛けなおしが雷電将軍と相性が良いとは言い切れない面があります。

各キャラクター解説

雷電将軍

Wアタッカー
武器草薙の稲光、漁獲
聖遺物絶縁の旗印4セット
砂時計空の杯
元素チャージ効率雷元素ダメージ会心
超開花
武器匣中滅龍(精錬1OK)
聖遺物金メッキの夢4セット
砂時計空の杯
元素熟知元素熟知元素熟知

Wアタッカー型での運用時、PT内で与える元素反応ダメージの中では雷電将軍の元素熟知を参照した元素反応ダメージ(超激化・超開花)が最もダメージが高いため、聖遺物のオプションは攻撃%よりも元素熟知の方が重要です。

超激化反応は元素熟知×ダメージバフ×会心でダメージを伸ばすことになるため、攻撃力では天賦倍率分しかダメージを伸ばせません。

この影響は『雷元素ダメージ杯』『攻撃力杯』にも影響があり、トータルダメージで『雷元素ダメージ杯』の方が優勢になります。

雷電ナショナルであれば杯は「攻撃力杯」と「雷元素ダメージ杯」ではサブオプションの良い方を選べば良かったですが、今回は激化反応に攻撃力が関与できないため天賦倍率と超激化ダメージ両方に効果が得られる「雷元素ダメージ杯」を優先しましょう。

元素スキルの連携性能がナヒーダと相性がとても良いことから、超開花ダメージによるダメージに特化する編成では元素熟知特化運用も強力なユニットとして活躍できます。

ナヒーダ

草激化メインアタッカー
武器千夜に浮かぶ夢、神楽の真意、四風原典、匣中日月
聖遺物金メッキの夢or深林の記憶4セット
砂時計空の杯
元素熟知元素熟知or草元素ダメージ元素熟知or会心
サポーター・サブアタッカー
武器千夜に浮かぶ夢、万国諸海の図譜、魔導緒論
聖遺物深林の記憶4セット
砂時計空の杯
元素熟知元素熟知元素熟知

チーム編成でナヒーダ以外のキャラクターに深林の記憶を装備させることができたり、元素熟知1000を達成する必要がない場合があります。

アタッカー性能以外にもサポーターとして『金珀・試作』を装備できるため自由枠の選択肢を大きく広げてくれるキャラクターです。

自由枠に深林適性があるキャラクターを採用する場合は『金メッキの夢』4セットや熟知80・草元素ダメージバフ15%を各2セットを装備して会心スコアの高い聖遺物を装備してもOK!

▼ より詳しい解説は以下の記事にて!

草激化メインアタッカーとして活用するか、待機運用が多いサブアタッカー兼サポーターとして活用するかによって最高性能を引き出す聖遺物・武器が変化します。

編成に合わせて変更するのが煩わしいと感じる人は「元素熟知OPの武器+深林の記憶4セット+元素熟知1000」を目標にしましょう。

水元素エナブラー

夜蘭と行秋は単体で完結した水元素エナブラーとして効率よく開花反応を起こすことができるキャラクターです。

『行秋』は生存補助と水元素の付着回数に優れ、ナヒーダの『金珀・試作』を組み合わせることで自由枠からアタッカー傾向の強いキャラクターを選択しやすくなります。

『夜蘭』は2凸がないと水元素の付着回数は行秋に劣るものの、夜蘭本人の火力とダメージバフのDPS強化に優れます。

▼ より詳しい解説は以下の記事にて!

まとめ

雷電ナショナルでは香菱が最高DPSのためチーム全体DPSとして抜けた穴を埋めるには至らなかったですが、雷電ナショナルでは香菱をうまく扱うことが最も難しいということもありチームの運用の難易度が見違えるほど易しくなりました。

雷電の元素爆発が終わった後に中途半端に残った敵に対しる処理能力が高く、ちょっとした後始末程度ならナヒーダの元素スキルと草激化反応を回すだけで処理が可能のため、あと少しのHPを削るために元素爆発を切るのがもったいない!というラストエリクサー症候群の人にはうってつけ。

個人的に過負荷で敵を吹っ飛ばしてしまうのがどうしても苦手だったので「楓原万葉」入りの雷電キャリーを愛用することが多かったのですが、今後は楓原万葉を別のチームに回して雷電ナチュラルを愛用したいと思うくらいに楽しさ・快適さ・強さの三拍子が揃ったチーム編成です。

最後までご覧いただきありがとうございました!

星と深淵を目指せ!

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