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こんにちは、またたびです!
第五人格をプレイしていて、何がなんだかわからないおかしな行動をしているサバイバーを見かけることはありませんか?
とくに1~3段の初心者帯では「第五人格とは何をするゲームなのか」すら理解していないサバイバーがウヨウヨしていて、意味不明な立ち回りを見ることは日常茶飯事です。
この記事では、私が実際に目撃した、サバイバーのありえない「地雷行動」をご紹介します。
即死や救助狩りは誰にでもありますが、ここで挙げる行動は言い訳のしようもありません。
「なぜこの行動がいけないか」「どうすれば改善できるのか」もあわせて解説していきます。
初心者の人は、さっそく覚えて立ち回りを改善しましょう!
初心者ではない人も「ああ~こういうサバイバーいるいる!」と楽しんでいただければ幸いです。
- 絶対にやってはいけない「地雷行動」とは?
- なんだこりゃ!?ハンターも呆れる驚きの地雷行動
- 地雷行動をしないためには?初心者が覚えておきたい立ち回り
この記事は10分で読めます。ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
地雷行動とは?
「地雷行動」とは、この記事においては、第五人格をある程度プレイしていれば「おいおい、いくらなんでもそりゃないだろう」と驚いてしまうような、ありえない行動を指しています。
「戦犯」「利敵」などと言われることもあります。
単にプレイスキルが低いのとは違って、ゲームの仕組みそのものを理解できていないのが特徴です。
サッカーで例えると、ボールを手で持って走り出したり、味方にボールを投げつけたりするような感じでしょうか。
初心者のうちは、誰でもこういったわけのわからない立ち回りをしてしまうものです。私も最初はそうでした。
このゲームは覚えることが多すぎて頭がパンクしそうになりますが、「知識さえあれば避けられる」「絶対にやってはいけないNGな行動」だけでも覚えておきましょう。
次のパートで紹介する地雷行動は、どれも私が実際に目撃したものです。
1. 中治り&起死回生がない
ある日のランクマで呪術師を追っていたときのことです。
「うわ~これ寸止めできてるよな……負けたぁ……」
ウゥゥゥゥーーーーーーー(通電音)
「……えぇ?起き上がらないんだけど!?なんで???」
この後、すぐに呪術師を吊ってゲートに向かい、集まっていたサバイバーを一網打尽にして4吊り勝利。
ハンターとしてはラッキーすぎる状況ですが、嬉しさよりも困惑が先に来てしばらく固まってしまいました。
彼女はいったいどんな人格に振っていたのでしょうか……。
このほかにも、通電前に粘着に来た探鉱者がダウンしたままだったり、危機一髪を使った祭司がフライホイール効果を発動したりと、なかなか新鮮な人格を目撃してきました。
なぜか中治りがないのに回復粘着に来るサバイバーも……それって意味ないでしょ!
今まで目撃した中で最も衝撃的だったのは、傍観者&危機一髪に振っていた囚人ですね……。
そもそも傍観者に振る意味はまったくない上に、囚人は危機一髪を持つべきキャラではないので、見事な全問不正解です。
(傍観者→かつて現在のフライホイール効果の位置にあった人格。負傷した仲間が見える&負傷者に向かって移動すると足が速くなるが、危機一髪や膝蓋腱反射を捨ててまでつけるメリットがほぼなく、ほとんど誰も使っていなかったのでリストラされてフライホイール効果に置き換わりました)
では、どんな人格に振るのが正しいのでしょうか?
まず、中治りと起死回生は絶対につけましょう。
すべてのプレイヤーは中治りがある前提で動くので、つけないと味方に迷惑がかかりますし、利敵だと叱られても文句は言えません。
また、起死回生をつけていないと自己治療の上限が低くなるため、仲間に起こしてもらうのに時間がかかってしまいます。
起死回生はたった5ポイントでとれるので、これを捨ててまで他の人格に振る必要はありません。
残りの人格は、救助キャラなら危機一髪、チェイスキャラなら膝蓋腱反射を取りましょう。
フライホイール効果(フラホ)は使うタイミングがシビアでかなりの練習が必要なので、初心者のうちはやめておきましょう。
ランクマでの観測(またたび調べ)によると、3~4段でフラホが成功する確率は10%ぐらいです。
- 中治りと起死回生は必須!
- 救助キャラは危機一髪、チェイスキャラは膝蓋腱反射をつけよう
- フライホイール効果は難しいので初心者はやめておこう
2. ロッカーに入る
なぜか医師・囚人・少女に多い地雷行動。
これらのキャラは初心者に人気があるためでしょう。実際はどれも難易度が高くて上級者向けなのですが……。
信じられないことに、チェイス中に目の前でロッカーに入るサバイバーもたまにいます。
上の画像は実際の試合の録画ですが、囚人が吸い込まれるようにロッカーに入っていくのを見て「おい弟子ィ!!何やっとんねん!!」と叫びながら爆笑しました。師匠も呆れていることでしょう。
誤タップかと思いきや、録画を確認するとわざわざ自分からハンターのほうに戻ってきてロッカーに入っていたのですが、見た感じ利敵というわけでもなさそうです。
なんと、ステッキを使いながらロッカーに滑り込む幸運児もいました。その発想はなかった。
ある意味では天才的なアイデアですが、本体が透明になってもロッカーの扉が開くのは見えるし開閉音も聞こえるんですよね……なんか幽霊みたいで面白かったです。
では、どうしてロッカーに入ってはいけないのでしょうか?
それはハンターにロッカーを開けられると、即座に風船状態になってしまうからです。
つまりチェイス時間0秒でダウンしたのと同じことになります。
本人は隠れているつもりでも、外にサバイバーの息遣いが漏れるのでバレバレです。
この声はけっこう大きくて、「耳元で死にそうなルカの声がめっちゃ聞こえるんだけど何?」と思ったら近くのロッカーにいたなんてことも。
しかも、負傷していると足元に特有の跡が残るので、中にいることが丸わかり。
基本的にロッカーに入っても良いことはありません。
ハンターから隠れる目的で使うのは危険ですから、絶対にやめましょう。
唯一ロッカーが役に立つのは、ハンターが隠者の場合です。
ロッカーに入ると極性を消すことができるのです。
ロッカー以外で極性を消す手段は「墓守のスコップを使う」「少女で他人に憑依する」の2つだけなので、シェアでダウンしてしまいそうなときはロッカーを有効活用しましょう。
もちろん隠者の目の前で入ってはいけません!
しかし、例外的にチェイス中にロッカーに入ってもいい場合もあります。
達人観戦で、シェアしてもダウンする体力の探鉱者が「仲間にシェアダメージが入るのを防ぐためにあえてロッカーに入る」という天才すぎるプレイをしていて「なるほどこういう使い方もあるのか」と感心しました。
一瞬だけ入ってすぐに出れば風船状態にされないので、存在感を貯めさせずに済みます。
といっても、初心者にはそんな余裕はないでしょうから、おとなしく椅子や暗号機から離れた位置に走ってダウンすることをおすすめします。
そのほか、グレイスの湿気と蝋人形師の蝋ゲージもロッカーに入ることでリセットできます。
使う機会は未だに訪れていませんが、覚えておくと役に立つかも?
- 隠密でロッカーを使うのは×
- ロッカーに入っても声と足跡ですぐバレる
- ロッカーは隠者の極性を消すときだけ使おう
3.バレバレの隠密
ハンターが近づいてきた瞬間に目の前でしゃがむサバイバーをたまに見かけますが、慌ててしゃがんだところで、ハンターの画面左上のレーダーに映るので無意味です。
それどころか、ハンターの目の前でコソコソと歩き出すサバイバーまでいます。
画像の冬蝉くん、悪夢と目が合った瞬間にゆっくり歩き始めたのにも驚いたんですが、なんとこの後ロッカーに入ろうとする始末。
入る前に殴ってしまったことは悔やまれますが、普通はチェイス中にそんなことするなんて思いませんからねぇ……。
また、監視者を置いているのにしゃがみ続けているサバイバーもよく見ます。
画像のように、監視者に引っかかったサバイバーは、シルエットが透けてハンターに丸見えになりますが、そのことを知らない人が多いようです。
範囲内にいると「居場所が発見されました!」と通知が出るはずなのですが……。
ある傭兵は、監視者ボンボンが爆弾を投げているのにもかかわらず隠密し続けて、ついにはダウンしてしまいました。
彼は自分にダメージが入っていくことを疑問に思わなかったのでしょうか。
地下室やオブジェクトの隅に隠れてじっとしているサバイバーもいます。
うまく隠密が決まればよいのですが、見つかってしまうとそのまま地下に吊られたり、ハンターとオブジェクトの間でサンドイッチになって即死してしまいます。
ハンターに見つかったと思ったら、すぐに走って遠くへ逃げましょう。
見つかって殴られても隠れ続けている(つもりの)冒険家がよくいるのはなぜなんでしょうか……。
隠密しすぎてカラスが舞ってしまうのも初心者あるあるです。
初心者の墓守が、暗号機の周りで頭にカラスをくっつけてウロウロしているのを見ました。
解読のやり方も知らなそうな感じで、何をしたらいいのか全然わからなかったんでしょう。可愛いので許しました。
では、カラスがつくと、何がいけないのでしょうか?
サバイバーがしばらく何の行動もしないと、頭上にカラスが舞い始めて、ハンターに通知が届き、居場所がバレてしまうのです。
ハンター視点だと「ブー!」と音が鳴り、サバイバーのいる位置にオレンジ色の目立つ印が表示されるのですぐにわかります。
解読・救助・治療などをするとカラスが舞うまでの時間ゲージがリセットされます。
ハンターに見つかりたくないときは、暗号機を一瞬だけ触ることでカラス避けになります。
赤の協会の壊れる壁や、泣き虫の安息松にも同じ効果があります(壊すと通知が行くので注意)。
ちなみに、箱を開けてもカラスを防ぐことはできないので気をつけてください。
- ハンターの目の前でしゃがんでもレーダーに映ってバレる
- オブジェクトの隙間に隠れるとハンターの体で通せんぼされるおそれあり
- 隠密しすぎるとカラスが舞って居場所がバレるので注意!
4. 危機一髪なしで即救助
風船を椅子に運んでいたら、医師が後ろをぴったりくっついてきました。
いったい何がしたいんだろうと不思議に思っていたら、椅子に吊った瞬間にすぐさま救助!
目にもとまらぬ救助速度にこちらも戸惑ってしまいました。医師はいつから墓守になったんでしょうか?
危機一髪がないので、救助されたサバイバーは即座に椅子に逆戻り。なんと気の毒なことでしょう。
これは「死神救助」とも呼ばれ、医師に非常に多い地雷行動です。
誰かが椅子に吊られた瞬間に救助する→自己治療→また救助に来る、のサイクルで仲間を音速で飛ばしてしまうので、野良の医師(とくにデフォルト衣装)は「戦場の死神」「最強のハンター」と呼ばれ、恐れられています。
これはどの国でも共通のようで、「危機一髪なしで即救助する野良医師」は海外掲示板でも鉄板のあるあるネタです。
こういったプレイヤーは救助のことで頭がいっぱいなので、救助キャラが「動かないで!手伝うよ!」とチャットして救助に向かっているにもかかわらず、勝手に救助に行って椅子耐久と解読時間を無駄にしてしまいます。
一等航海士を10秒で飛ばした医師には恐れ入りました。かわいそうなホセに慰謝料を支払うべきだと思います。
そんなに救助が好きなら救助キャラを使えばいいのに、なぜか絶対に使わない。
で、危機一髪もつけないんですよね……永遠の謎です。
墓守使いとして、こういった救助泥棒にはずっと苦しめられてきました。
ハンターよりも医師にスコップを浪費させられるほうがはるかに多く、ついにはマッチング画面に医師の姿が見えただけで胃が痛むほどに……。
恨みを込めて、こういう医師のことを「スコップ泥棒」と呼んでいます。
英語圏でも「Shovel stealer」で通じるほど、全世界の墓守を悩ませているようです。
では、なぜすぐに救助してはいけないのでしょうか?
画家以外のサバイバーは、椅子に3回座らされるor半分のゲージを超えてから座らされると脱落してしまいます。
キャラや人格によっても変わりますが、椅子のゲージが半分まで来るのに30秒、飛ぶまでに60秒。
そこへさらに危機一髪の20秒と、ハンターが風船を椅子に運ぶまでの時間を足すと、脱落するまでにおおよそ60+20+20=100秒を稼げるのです。
すぐに救助してばかりだと、この時間がまるごと無駄になって、解読できる時間が減ってしまいます。
危機一髪があっても即救助は避けるべきですし、危機一髪なしでの即救助はもってのほかです。
といっても、49%や99%のギリギリを狙いすぎると、ハンターに妨害されて半分を超えたり、焦って恐怖の一撃を喰らったりするおそれがあります。
余裕をもって、4割と9割ぐらいを目安に救助するといいでしょう。
慣れないうちは無理せず、まずは3割と8割ぐらいを心がけてみてください。救助の経験を積むと、だんだん時間の感覚がつかめてきます。
中にはバルクやボンボンなど即救助したほうがいいハンターもいますが、ここでは省きます。
なお、地下室の救助は、ハンターが階段の上から硬直なしの落下攻撃をしてくるので危険度が跳ね上がります。
救助が成功したとしても、地下から出るときにも殴られるので危機一髪がないと逃げられません。
2人そろって地下に吊られてしまう可能性が非常に高いので、通電前を除いて危機一髪なしで行くのはやめましょう。
このほか、スタンや頑強などの能力が一切ないのに負傷状態で救助に来るサバイバーもまれに見ます。
ちょっと信じられませんが、「負傷状態のサバイバーは1回殴られるとダウンする」ということさえ知らないようです。
暗号機の寸止めができているとき以外は、負傷状態で救助に行ってはいけません。
ほかの健康なサバイバーに任せるべきですが、全員が負傷していて回復が間に合わないなら、見捨てという選択肢も必要になります。
また、写真家や隠者などの半端なダメージを与えてくるハンターの場合、殴られても耐えられるかどうかがわかりにくいことがあるので気をつけてください。
- 椅子に縛られた味方をすぐに救助するのはNG、4割&9割を目安に救助しよう
- 救助に行くなら危機一髪をつけよう
- 地下室の救助は救助キャラに任せよう
- 負傷状態で救助に行ってはダメ!
5. ハンターの目の前で解読し続けて恐怖の一撃
聖心病院の2階でサバイバーを追っていたときのこと。
「あー、院内チェイスは面倒だなぁ……あれっ、少女が解読してるぞ。ちょっと殴って邪魔するか」
ゴーンゴーン!(恐怖の一撃)
「ええ~~っ……」
チェイスが早く終わったのは嬉しいんですけど、こう……あまりのことに呆然としてしまいました。
箱を開けている最中に恐怖を喰らう幸運児もけっこういます。
奇襲されたならまだわかりますが、ハンターの目の前で開け始めるのはどういうことなんでしょうか?
チェイス中の恐怖や救助恐怖ならまだしも、ハンターの目の前で解読や治療を続けて恐怖の一撃を喰らってしまうのは言い訳できません。
解読中にハンターが近づいてきたらすぐに離れましょう。
とくに囚人は心音範囲が狭く、他のサバイバーよりもハンターの接近に気づきにくいのでよりいっそうの注意が必要です。
協力狩りで4人のサバイバーが群がっている暗号機に向かったところ、囚人だけ離れるのが遅すぎて恐怖の一撃を喰らっていました(ちょっとこれは囚人にしても注意力散漫だと思いますが……)。
なお、アンデッドは遠くからダッシュで急接近して恐怖を喰らわせることができるので、見晴らしのいい場所で解読や治療をするときは、いつも以上に周りをよく見ましょう。
そのほかにも、芸者、白黒無常、魔トカゲ、悪夢、夜の番人、オペラ歌手といった、ダッシュやワープで一瞬で距離を詰められるハンターには要注意です。
初心者帯だと血の女王の鏡像に解読恐怖を喰らう人も多いです。鏡が見えたり、鏡を出す音が聞こえたら、すぐに暗号機から手を放しましょう。
また、下のランクにはほとんどいませんが、夢の魔女の信徒は心音を鳴らさずに近づくことができます。
見た目がサバイバーと似ていてまぎらわしいので、近くで解読しないように気をつけましょう。
- ハンターの近くで解読や治療をするのは×
- 囚人は心音範囲が狭いので注意
- 急接近できるスキルを持ったハンターに気をつけよう
6. 「引き留める」があるハンター相手に救助に行く
グレイスの練習をしていたときのことです。
銛の使い方が全然わからなくて、誰も吊れないまま通電してしまい、ようやく1人仕留めたのですが……なんと囚人とバーメイドがこちらに向かってくるではありませんか!
「ノーワンがあるのに救助に来るなんて、何かすごい作戦があるのではないか?実はうまい人たちなのでは?」とビクビクしていたら、2人ともあっさり通常攻撃でダウン。
勝ったは勝ったのですが、あまりのしょうもなさに、なんともいえない脱力感が残りました。
サバイバー側でも同じようなことがあり、墓守が5台チェイスしたのにノーワンありのアントニオ相手に3人がいっぺんに救助に来たせいで勝ちが負けになってしまいました。
ほとんどのハンターは「引き留める」(ノーワン)という人格をつけています。
ノーワンが発動している間はハンターの目が赤く輝き、傭兵以外のサバイバーは健康状態でも一撃でダウンしてしまいます。ハンターが写真家の場合、健康状態の傭兵も即ダウンします(例外は隠者ですが、計算が複雑なのでここでは省きます)。
ノーワンは通電と同時に発動して、効果は120秒間続きます。
この間に救助に行くのはほぼ不可能です。
無理に行けば、勝てた試合が分けに、分けだったはずの試合が負けになってしまいます。
上級者はノーワンがあっても救助しに行くことがありますが、初心者は無理せずさっさとゲートから逃げましょう。
なお、ハンターにノーワンがなくても、3逃げ(=勝ち)が確定している場合はわざわざ救助に行く必要はありません。
ノーワンなしの隠者で通電後に1人しか吊れなくて「これは3逃げだなぁ」とあきらめていたら、救助に来たサバイバー全員が恐怖の一撃を喰らって、負けが勝ちになったことがあります。
録画を見たら全員「すみません!」を連呼していたのがなんとも味わい深かったです。
大会ならともかく、普通の試合では3逃げでも4逃げでも勝ちなので、こんな無茶をしてはいけません。
- 「引き留める」があるハンター相手に救助に行ってはダメ!
- 「引き留める」がなくても、3逃げが確定しているなら救助に行かずにさっさと逃げよう
7. 最初から箱を開ける
ある日のファーストチェイス、教会の小屋付近で一等航海士を発見。
「あれ、アンちゃんの猫が何もない場所を噛んだぞ……?あっ、ステッキか!なるほど。いや、なんで一等航海士がステッキ持ってんの!?」
はたしてあれは本当に一等航海士だったのか?なぜステッキなのか?さまざまな疑問が脳内にポップアップして困惑しているうちに逃げられてしまいました。
ハンターを混乱させる作戦としては非常に効果的だったと言えましょう。
こんな感じで、ファーストチェイスで香水を振ってくる医師や、最初から肘あてを持っている踊り子など、おかしなアイテムを持っているサバイバーを見るたびに驚いたり呆れたりしています。
医師が箱を開けて注射器を出していたのにはさすがに爆笑しました。あれは思い出すたびにじわじわきます。
幸運児以外のサバイバーは序盤に箱を開ける必要はありません。時間の無駄だからです。
自前のアイテムを持っているのであればなおさらです。箱を開けるのは、自分のアイテムを使い切ってからにしましょう。
そのキャラがアイテムを持てるかどうかの区別は、大きく分けて3種類あります。自分の使うキャラがどのタイプなのかを覚えておきましょう。
・最初から自分のアイテムを箱から出たものと交換できるキャラ(傭兵、調香師など)
・自分のアイテムを消費した後にアイテムを持てるキャラ(墓守、患者など)
・箱を開けてもアイテムを持てないキャラ(祭司、心理学者など)
玩具職人は、自分自身はアイテムを使えませんが、仲間にアイテムを投げて補助できるので、できれば全キャラのアイテム交換の可・不可を覚えたいところです。
これは地雷とまでは言えませんが、玩具職人に回復を頼んだら注射器を投げてくれたことがあります。あのー、墓守まだスコップ持ってるから注射器持てないんですけど……。
- 最初から箱を開けるのは時間の無駄!
- 箱を開けるのは自分のアイテムを使い切ってからにしよう
- 自分の使うキャラが箱から出たアイテムを持てるかどうか覚えておこう
8. キャラの能力や使い方をわかっていない
「医師なのに自己治療しない」「冒険家は縮むとハンターに見えないと思っている」など、キャラの性能を理解していないサバイバーが非常に多いです。
たまに仲間に回復してもらっている医師がいますが、さすがに何のために医師を使っているのかと問いかけたくなります。
アイテムの使い方がうろ覚えだったり間違っていることもよくあります。
負傷状態で即時香水を狙う調香師や、肘あてはボタンを押すだけで自動でダッシュすると思っている傭兵(これは私のこと)、加速酒と回復酒を間違えるバーメイド(これも私。昔はボタンがそっくりで見分けがつかなかった)、などなど。
本来の持ち主以外のキャラが使うと効果が落ちるアイテムがあることを知らないままアイテムを使うミスもしばしば見られます。
たとえば、ラグビーボールでハンターを気絶させられるのはオフェンスだけですし、一等航海士の懐中時計は他のキャラが使っても5秒間の危機一髪効果はありません。
私は肘あてを持った墓守でハンターにタックルしたことがありますが、何ひとつ合っていなくてもう逆に笑えてきます。
こうならないように、試合に行く前にはキャラクターの能力説明をよく読んで、シングルトレーニングモードで使い方を確認しましょう。
人格とキャラが噛み合っていないパターンもありがちです。
画像の傭兵は、危機一髪を捨ててフライホイール効果を選んだようですが、攻撃を避けたいなら肘あてを使ったほうがいいんじゃないでしょうか?
傭兵や墓守は救助キャラなので危機一髪をつけなくてはいけませんし、心眼や囚人は救助向きではなく、ハンターに追われやすいので膝蓋腱反射やフラホを取るべきです。
フラホ野人には驚かなくなったものの、フラホ墓守にはさすがにショックを受けましたね……タロットじゃあるまいし、そんな墓守はクビ!
- シングルトレーニングモードでアイテムの使い方を確認しよう
- 箱から出るアイテムを覚えよう
- そのキャラにふさわしい人格をつけよう
9. 解読そっちのけで粘着に来る
「粘着」とは、追われている味方を助けるためにスタンなどの能力でハンターを妨害することです。
うまく決まれば強力ですが、残り5台なのに解読をほったらかして粘着に来る人が大勢います。
画像のサバイバーたちは、ファーストチェイスから謎の粘着にやってきて、1人また1人とフライホイールを失敗しては返り討ちにされて、ついには全員ダウンしてしまいました。
ふざけているのかと思いきや、組んでいるわけでもなく、どうやら本気でやっていたようです。
大会で4逃げ必須のキーガン戦じゃあるまいし、最初からそんなに大勢で来てどうするんでしょうか?
ハンターとしては、解読は進まないし、存在感は貯まるしでたいへん美味しいボーナスタイムです。
隠者はシェアでダメージが入るので、同じ色をつけて「どっちでもいいんだよオラァ!」と叫びながら殴ると最高に楽しいです。
とくに多いのは、ダウンしたサバイバーを持ち上げた瞬間にニコニコと走ってくる囚人。
自分が解読キャラだということを完全に忘れている模様です。
私はこれを「自分をオフェンスだと思っている囚人」と呼んでいます。
もちろん彼らは本物のオフェンスではないので、スタンはたった1秒しかなく、もがいたサバイバーをすぐに殴ればいいだけの話です。
椅子を壊すことばかりに熱中して解読をしない庭師も初心者帯の名物です。
椅子を壊すと通知が鳴るので自分から居場所を教えているのと同じなのですが、どうやらそのことを知らないようです。
最初から肉壁しにくる医師もすごく多いですが、こちらは今まで追っていたサバイバーそっちのけで医師を追えばいいだけです。
チェイスアイテムも何もない、簡単に倒せるターゲットがわざわざ自分から来てくれるのですから、こんなありがたいことはありません。
なんなら妨害系のスキルがないキャラで粘着(?)しに来る人まで現れる始末です。
ある時、ダウンしたサバイバーを吊ろうとしたところ、なぜか玩具職人がやってきて、とくに何かをするでもなく周りをうろちょろし始めました。
アイテムを投げる様子もありません。彼女は何を狙っていたのでしょうか……。
残り5台なのに3人で粘着に来るサバイバーを見ると、敵ながら「誰が解読するんだよ!?」と心配になってしまいます。
このゲームの目的は、5台の暗号機を解読してゲートから脱出することです。ハンターをスタンさせるゲームではありません。
ですから、最初から解読もしないで粘着ばかりしていては負けてしまいます。
まずはしっかり解読して、「あと少し仲間のチェイスが伸びれば通電する」という場合にだけ粘着に行きましょう。
上のランクでは序盤から粘着に行くこともよくありますが、初心者には無理です。
そもそも粘着というのは高度なテクニックが必要な立ち回りです。
「いつ粘着に行くか」「このハンターにはどんな方法で粘着するべきか」といった判断力とスキルが求められるので、初心者にはハードルが高すぎます。
まずは、墓守や心理学者などの操作が簡単なキャラで基本的な立ち回りを覚えましょう。
粘着キャラを使いたいなら、ゲームに慣れてきてから練習しましょう。
- 最初から大勢で粘着に行くのはNG
- まずは解読に集中しよう
- 粘着の練習はゲームに慣れてからにしよう
10. チャットを打たない
これはサバイバーをプレイしていても、ハンターで録画を見ていても実感することですが、ほんっとに多いんですよね、チャットを打たない人……。
ハンターとしては嬉しいけれど、サバイバーをプレイするときは非常に困ります。
「誰も追われてないのかな?」と思いながら解読していたら、何の前触れもなくいきなりダウンするなんてこともよくあります。
自分が唯一の危機一髪持ちの場合、マップの対角で突然死されると、救助に間に合うかどうかも怪しくなってきて困ってしまいます。
そういう人もなぜか「すみません!」だけは打ってくれることがよくあるのが謎です。
謝ってくれるのはいいんだけど、どちらかというとハンターの位置とかを教えてほしいな……。
せめて解読進捗と「ハンターが近くにいる!」「注意!ハンターが目標を変えた!」を打ちましょう。
暗号機の解読状況とハンターの位置がわかれば、味方は次にどう動けばいいのかを判断できます。
解読&治療進度のチャットは進捗バーの左にあるフキダシを押すと打つことができます。
これ、最初ほんとにわからなくて「えっ、暗号機解読〇%のチャットってどうやって打つの……?」と戸惑いました。
「ハンターが近くにいる!」をチェイスしながら打つのは初心者には難しいと思いますが、ハンターと出会った直後に打ってくれるだけでも非常に助かります。
ハンターが離れていったら「注意!ハンターが目標を変えた!」と打って仲間に知らせましょう。
ほかにも「解読に集中して!」「先に行くよ!」など重要なチャットがいくつかありますので、少しずつ覚えていきましょう。
- チャットはこまめに打とう
- 解読進捗とハンターの位置を仲間に伝えよう
味方が地雷行動をしていたら?
サバイバーをプレイする人は、味方の地雷行動を目撃することがあるでしょう。
そういう場合はあきらめるか、全力を尽くしてなんとか試合をよい方向に持っていくしかありません。
できることといえば、対戦後チャットで指摘するぐらいでしょうか。
しかし残念なことに、指摘すると逆に怒って暴言を吐いてくるプレイヤーもいます。
実際のところ、何も言わずにチャットを即抜けするのが無難ではあります。
ただし、相手が明らかにできたてほやほやの初心者で何をしたらいいか全然わかっていないようなら、「こうするといいよ」と優しく教えてあげるのもいいでしょう。
前の試合でチャットを一切打たなかった初心者の医師さんと次の試合でまたマッチングしたときに「ハンターが近くにいるって打ってくれると助かります」と伝えたら、「わかりました!」と元気よく返事して、ちゃんと「ハンターが近くにいる!」と打ってくれたのは可愛かったなぁ……。
そして、味方がどんな地雷行動をしていても、煽ったり暴言で返したりするのはいけません。それこそが第五人格で最もやってはいけない最低の地雷行動なのです。
煽ってくるプレイヤーがいたらそっと通報ボタンを押して、ベーコンエッグでも食べて忘れましょう。
さいごに
第五人格をやっていると、とんでもないことをやらかすサバイバーを見かけることがあります。
想像を超えた行動の数々に、もはやハンターの味方なんじゃないか?と思うこともしばしばです。
さすがにサバイバーのランクマでやられると「何やってんじゃコノヤロー!」とスコップでひっぱたきたくなりますが、なんかこう、あとで思い出して笑ってしまうような味わい深さがあるんですよね。
これからもそんなサバイバーたちを怒ったり呆れたり笑ったりしながら観察していきたいと思います。
以上、またたびがお送りしました。次回の記事でまたお会いしましょう!
ライター紹介
- 墓守・使徒・隠者を愛する第五人格プレイヤーです。プレイに役立つTIPSや小ネタをお届けしていきます。