SV(9世代)における捕獲用ポケモン
一匹は誰でも育成していると思われる、色違い・準伝説ポケモンやポケモン図鑑完成に大活躍の捕獲用ポケモン。
皆さんはどのようなポケモンを採用していますか?
今回は捕獲や厳選、用途に合わせて最適化したオススメポケモンを紹介します!
- スカーレット・バイオレット環境で紹介!
- SVでは図鑑埋めのみであれば逃走→再エンカウント→クイックボール連打でOK
- 色違い、個体厳選、ボール粘りに有効なポケモンの技・特性・持ち物・努力値まで解説!
当記事はDLC『ゼロの秘宝』解禁前の解説記事になります。
DLC解禁後、内定ポケモンの情報がまとまり次第『前編:碧の仮面』と『後編:藍の円盤』の2回に分けて加筆修正を行う予定です。
この記事は10分程度で読み終わるため、ぜひ最後までご覧になっていってください!
おすすめポケモン3選+1
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キノガッサ | エルレイド | ゴルダック |
この3匹を準備しておけば、反動技持ちを除いた9割以上のポケモン捕獲が快適になります。
捕獲に最も適したポケモンは以下の要素を満たすポケモンになります。
・習得技に『みねうち』と『ねむり(まひ)状態にする技』の両立(必須)
そして以下の要素を満たすことができれば、より優秀な捕獲用ポケモンになります。
・補助技に『ちょうはつ』や『トリックorすりかえ』を習得(自傷・瀕死・ゴースト対策)
・『じばく』対策
・『スリップダメージ』対策
・『自傷ダメージ』対策
・状態異常が無効化されるポケモン対策(スキルスワップ・タイプ変更)
- 状態異常の捕獲率アップは ねむり=こおり>まひ=どく=やけど の順で捕まえやすくなります
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ジュナイパー(ヒスイ) |
ジュナイパー(ヒスイ)は特性《きもったま》+『みねうち』を両立できるポケモンです。
特性《きもったま》はゴーストタイプのポケモンにノーマル・格闘の攻撃が無効化されないという特性になるため、ゴーストタイプのポケモンに対する捕獲能力がとても高いポケモンです。
状態異常にする技を持たないものの『ちょうはつ』を習得できるため、『おきみやげ』を使いがちなゴーストタイプのポケモンに対して快適に捕獲することができます。
状態異常を使えなくともSVでは戦闘突入時に不意打ち(バックアタック)することで捕獲率を高めるシステムが導入されているため、不意打ちに成功+残りHP1にできれば状態異常なしでもキタカミの里の70~80Lvのポケモンを高確率で捕獲することができます。
- 進化前・捕捉率高めのポケモン→ モンスターボール95%前後、スーパーボール以上100%
- 進化後・捕捉率低めのポケモン→ ダーク・ダイブ・ネット100%、ハイパーボール75%、モンスターボール45%
・気づかれていなければしゃがみつつ背後に回る
・わざと気づかれて威嚇を誘発→威嚇中に背後に回り込む
・わざと気づかれてプレイヤーから逃げるポケモンはそのまま背面取り
SVからの変更点
・相手ポケモンを倒さない限り、『逃げる』等で戦闘を終了させた場合は何度でも同一個体のポケモンに再戦闘できる
フィールド上にポップしたポケモンは個体が固定されているため、逃走→再エンカウントを繰り返すことで同一個体に対して何度でもクイックボールを投げることができます。
直前にセーブしていた場合、ゲームを再起動してもフィールド上にポップしたポケモンの情報は記録されているため、貴重なボールで捕獲に失敗した場合や色違いのポケモン捕獲にセーブ&リセットが有効(一部例外あり)です。
- フィールド上で逃げるポケモン(例:ウソハチ系列、ラッキー&ハピナス)はプレイヤーを視認時に逃走→シンボル消失
- ユニオンサークル(マルチプレイ)中にエンカウントしたポケモンは逃走すると、ただちにシンボル消失
- 時間帯(朝・昼・夕・夜)限定のポケモンは現実時間の経過でシンボル消失する可能性あり、本体時間設定の巻き戻しやセーブロードを何度か繰り返すと復活する場合あり
・野生のポケモンが逃走する手段は「テレポート」のみ
DLC前のポケモンでテレポートを覚えているのはラルトス系列〔ラルトス16Lv~キルリア32Lv〕のみになります。
テレポートは優先度が-6で必ず後攻で発動するため『ちょうはつ』で防ぐことができます。
『くろいまなざし』や特性《かげふみ》による対策は必須ではなくなりました。
・野生ポケモン戦で「ほえる」「ふきとばし」「ドラゴンテール」といった戦闘を強制終了させる技はレベルが高い相手には失敗
100Lvのポケモンを戦闘に置くことで必ず失敗するようになり、対策不要になりました。
・野生ポケモンに対して有効な先頭に配置すると効果を発揮した特性《シンクロ》《メロメロボディ》《きょううん》等のフィールド上効果を削除
フィールド上の野生ポケモンに対して効果を発揮する特性の効果がなくなりました。
キノガッサ
命中率100の『キノコのほうし』と『みねうち』を両立できるポケモンの中で最も「こうげき」と「すばやさ」が高いポケモンです。
必須条件(ねむり・みねうち両立)しか満たしていないポケモンになりますが、必須条件を最高の仕事をこなす命中安定のねむり技と高火力のみねうちができることが捕獲用ポケモンとして人気の要因になります。
- 『キノコのほうし』はSVではキノガッサになってから習得・思い出し・ピクニック遺伝ができません
- 習得方法はキノココを40Lvまで育成するとレベル技で習得
- (オススメ)西3番エリアで野生テラスタルしたキノガッサは『キノコのほうし』習得済み
キノガッサは『キノコのほうし』『しびれごな』は草タイプや特性《そうしょく》には無効化されたり『ちょうはつ』や『トリック』といった補助技を一切覚えないものの、全体的に見れば補助技を求められるケースの方が少ないため半数以上のポケモンに対して命中安定の眠り技を使えるという点がキノガッサの最大のメリットになります。
・くさタイプ、特性が《そうしょく》のポケモン(キノコのほうし・しびれごな無効)
・特性が《ふみん》《やるき》のポケモン(キノコのほうし無効)
・ゴーストタイプのポケモン(みねうち無効)
に対しては無力化されてしまうため、捕獲用ポケモンとしては単体で完結しない点がデメリット。
下記で紹介する2体のポケモンで補完をしましょう。
基本情報
技構成 | |
キノコのほうし | 必須 キノココ40Lvから習得(ピクニック遺伝不可) |
みねうち | 必須 |
しびれごな | ふみん・やるき対策 |
みがわり | おきみやげ(ひんし技)・伝説系対策 |
なげつける | 準伝説ポケモンの性格厳選 |
特性 | |
(推奨) ポイズンヒール | どく状態になることで不利な状態異常を防ぎつつ回復ができるため場持ちがよく、長丁場になりやすい準伝説ポケモンの捕獲に最適。 図鑑埋めやスパイス色違い厳選時で捕獲回転率を上げたい場合、演出が長い点がネック。 なつきで毒を自力で直してしまうこともあったりと事あるごとに遅延が非常に多い。 DLCの最高レベル70~80Lvのポケモンには多くのポケモンに2発以上を要する。 |
(隠れ特性:おすすめ) テクニシャン | 『みねうち』の火力がトップクラスになり、DLCを含み等倍であればほぼ一撃でHP1まで削れため、バックアタックの行動保証と組み合わせで最安定の捕獲ポケモンになります。 (みねうち火力指数1位はケッキングで捕獲要員に向かないため、火力指数2位のキノガッサが実質1位) 『なげつける』用の「きのみ」、火力アップアイテム「いのちのたま」「シルクのスカーフ」、「おんみつマント」などはテクニシャン個体が有用。 |
(NG) ほうし | 残りHP1のポケモンがどく状態で倒れてしまう恐れあり。 とくせいカプセルでポイズンヒールに変更しましょう。 |
おすすめもちもの
もちもの | |
![]() | 【どくどくだま】 戦闘に出た最初のターンの終わりに『もうどく』状態になる。 |
特性がポイズンヒールの場合に有用。 演出時間が少々かかる点がネックなものの、実質的な状態異常無効や高レベルポケモンの捕獲粘りで回復をするターンを省ける点がメリット。 | |
![]() | 【シルクのスカーフ】 ノーマルタイプの技の威力が1.2倍になる。 【ちからのハチマキ】 物理技の威力が1.1倍になる。 |
『みねうち』の火力アップ、メッセージやエフェクトが表示されない、デメリットがないため戦闘数が多い図鑑埋めに最適。 | |
![]() | 【ノーマルジュエル】 ノーマルタイプの技を使った時に威力が1.3倍になる。1度使用するとなくなる。 【いのちのたま】 技の威力が1.3倍になる。ただし、攻撃後に自分のHPが最大HPの1/10だけ減る。 |
『みねうち』の高火力用アイテム、「ノーマルジュエル」は1戦闘中に1回しか使用できないものの『みねうち』使用時にHPが減らない点で差別化。 「いのちのたま」は攻撃技を選択した時にHPが減るため、『キノコのほうし』ではHPが減らない。 メッセージやエフェクトの遅延が少々あり。 |
努力値配分
おすすめステータス(100Lv・個体値31) | |
性格 | いじっぱり |
(オススメ) H204 A252 D52 | HP実数値:312 準伝説・高レベル捕獲用 みがわり+ポイズンヒール A全振り耐久8n調整 |
(オススメ) H12 A252 S244
| HP実数値:264 ASベース H最小振り8n調整 回復量最大 |
AS252 H4 | テクニシャン向けAS特化 |
AS、またはHA振りを推奨。
現環境では素早さが抜かれることがないためHAが推奨になりますが、今後のDLCで新たな伝説・準伝説・幻のポケモンが実装されたときに、高レベルポケモンに対しては最高耐久にするよりも先制して「みがわり」+「キノコのほうし」を使えるほうが良いため、DLCの追加ポケモン次第ではSに振ることになるかもしれません。
ポイズンヒールを採用している場合はHPを8の倍数にすることで回復量が最大になるため、100LvかつHP個体値が「さいこう」または「きたえた!」状態の時にH12・H204に努力値を振ると8nになりポイズンヒールの回復量が最大になります。
エルレイド(テツノブジン)
『さいみんじゅつ』と『みねうち』を習得できるポケモンの中でキノガッサA130に次いでA125(テツノブジンA130)と高火力のみねうちと眠り技を両立できるポケモンです。
キノガッサと比較してさいみんじゅつ命中60と眠り状態が不安定なものの補助技に優れ、『じばく』と『反動技』を使用するポケモンを除いて1体で完結できる範囲が最も広いポケモンになります。
- キノガッサ+補助ポケモンの交代が煩わしいと感じる人向け
- ソード&シールド(剣盾:第8世代)ではキノガッサが未内定
エルレイドとテツノブジンは捕獲用のポケモンとしては習得技の差は少なく、特性による大きな違いもないため弱点の数が少ないエルレイドをオススメ!
- 耐久性能を重視しないのであれば、『みねうち』『さいみんじゅつ』『でんじは』『ちょうはつ』『すりかえ』を習得可能で通常特性で『テクニシャン』を持ちノーマルタイプ一致で『みねうち』を使用できる(通常)ペルシアンも候補
- ペルシアンはキノガッサの高火力とエルレイドの技汎用性の良いところを足して、耐久性能を大きく失った性能
(『みねうち』の火力指数はキノガッサ>ペルシアン>エルレイド>テツノブジン)
『さいみんじゅつ』は命中60と不安定になりますが、より命中率の高い『キノコのほうし』や『ねむりごな』と比べてくさタイプに無効化されないというメリットがあります。
命中率が不安定という点を除けば最も自己完結度が高く、特性ふみん・やるきの眠りを無効化するポケモンに対して『スキルスワップ』で特性を取り上げたり『でんじは』も使用ができます。
天候:すなあらしによる瀕死やゴーストタイプに対して『トリック』で「ぼうじんゴーグル」や「ねらいのまと」を渡すことも。
『ちょうはつ』や『くろいまなざし』も習得できるため「おきみやげ」「のろい」「テレポート」といった退場技を封じることも。
- 『ちょうはつ』は3ターンで効果が切れるため、3ターンおきに掛けなおしが必要
基本情報
おすすめ技構成 | |
みねうち | 必須 |
さいみんじゅつ | 必須 命中不安・やるきorふみんに無効 |
でんじは | 必須 命中安定・地面タイプに無効 |
スキルスワップ | ふみん・やるき対策 |
トリック | 「ねらいのまと」→ゴースト対策 「ぼうじんゴーグル」→すなあらし対策 「ヒメリのみ」→PP切れ『わるあがき』対策 |
ちょうはつ | おきみやげ・のろい・テレポート対策 |
くろいまなざし | テレポート対策 |
おすすめ特性 | |
ふくつのこころ せいぎのこころ(隠れ特性) | 発動機会がほぼないため、不問 |
きれあじ | 『みねうち』は対象外 |
クォークチャージ | ブーストエナジーを持たせると演出が長く、不要なエンカウントでも毎回発動する遅延が大きいため活用は非推奨 特性《テクニシャン》+キノガッサの方が高火力 |
おすすめもちもの
もちもの | |
![]() | 【ねらいのまと】(推奨) タイプ相性で無効になるタイプの技を受けるようになる。 |
『トリック』で相手に渡すことで、ゴーストタイプに対して『みねうち』が有効になります。 単体で完結しているゴーストタイプに有効な捕獲ポケモンは希少のため、いちばん活躍の機会が多い持ち物になります。 | |
![]() | 【ぼうじんゴーグル】 天候によるダメージを受けない。 粉系の技と特性『ほうし』の効果を受けない。 |
SVではあられはダメージを受けなくなったため、実質すなあらし専用。 砂漠エリアですなあらしダメージを無効化できないポケモンに対して『トリック』で相手に渡すとすなあらしダメージを無効化できます。 ピンポイントながら有用。 | |
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| 【こうかくレンズ】 技の命中率が1.1倍になる。 |
『さいみんじゅつ』の命中率が60→66になります。 少しでも『さいみんじゅつ』を当てやすくするために使いますが、『さいみんじゅつ』の命中率を気にするなら『キノコのほうし』(+粉無効・ねむり無効には補助技で対応)を採用した方が早く解決します。 | |
![]() | 【シルクのスカーフ】『みねうち』1.2倍 【ちからのハチマキ】『物理技』1.1倍 【ノーマルジュエル】『みねうち』1.3倍(1戦闘中1回) 【いのちのたま】すべての技威力1.3倍 【クォークチャージ】特性《ブーストエナジー》発動、攻撃1.3倍 |
『みねうち』の技威力をあげるアイテムです。 捕獲要員としてはデメリットなし・エフェクト&メッセージの遅延がない『シルクのスカーフ』が最も使用感◎ |
努力値配分
おすすめステータス(100Lv・個体値31) | |
性格 | いじっぱり |
(オススメ) AS252 H4 | 高火力&準速 |
H172 A252 B84 | エルレイド耐久調整 実数値:H320 B187 |
H160 A252 D96 | テツノブジン耐久調整 実数値:H329 D180 |
現環境では素早さが抜かれることはありませんが、キノガッサと比べて弱点が少ないためAS振りがオススメ。
DLCで素早さが抜かれるポケモンが出現した場合、エルレイド・テツノブジンは先制して『ちょうはつ』をしたいポケモンのためにも努力値はSに振りをしたいポケモンです。
耐久が必要な捕獲状況には『ポイズンヒール+みがわり』が使用できるキノガッサを推奨。
ゴルダック
『みねうち』を覚えないものの、補助技と特性が優秀で反動技以外の要対策を幅広くカバーすることができます。
『みずびたし』は草タイプ・ゴーストタイプに対して有効で、技を無効化するタイプ相性をなかったことにしたり、ゴーストタイプの『呪い』を水タイプにすることで『鈍い』に変更することで永久的に自主的な瀕死を防ぐことができます。
特性《しめりけ》で『じばく』を防ぐことができるため、エルレイド・テツノブジンが唯一カバーできない『じばく』対策にもなります。
『スキルスワップ』で《しめりけ》を押し付けることで相手の『じばく』を永久的に封印。
通常特性は《しめりけ》と《ノーてんき》どちらも有用で、《ノーてんき》は場に出る限りお互いの天候ダメージを無効化することができるため、どちらもスキルスワップで相手に押し付けることで瀕死状態に陥る状況を未然に防ぐことができます。
スキルスワップで入れ替えた特性はゴルダックが交代しても解除されることはありません。
『トリック』や『すりかえ』を習得できないため『じばく』と「天候ダメージ」両方を一個体で無効化することはできません。
- 砂漠で発生するすなあらしのようなフィールド天候下で『あまごい』を使用した場合、『あまごい』のターン終了時に天候がすなあらしに戻ります
スキルスワップは自身の特性を押し付ける以外にも《ふみん》や《やるき》、《はやおき》や《だっぴ》といった眠りを防いだり早く解除する特性を奪うこともできます。
基本情報
おすすめ技構成 | |
みずびたし | 必須 |
スキルスワップ | 必須 |
ちょうはつ | 推奨 おきみやげ・のろい・テレポート対策 |
さいみんじゅつ | タマゴ・ピクニック遺伝で習得 あくびの方が命中安定&『みねうち』役交代時にねむりが入る |
あくび | |
なげつける | 準伝説ポケモンの性格・0個体値厳選 |
おすすめ特性 | |
(オススメ) しめりけ | スキルスワップとの組み合わせで『じばく』の対策に最適な特性です。 |
ノーてんき | 場に出ている時、お互いのポケモンの「すなあらし」ダメージを無効ですが、結局『みねうち』ポケモンを出すためエルレイド+トリック(ぼうじんゴーグル)がいれば解決。 |
おすすめもちもの
もちもの | |
![]() | 【メンタルハーブ】自由に技をだせなくなった時に1度だけ回復。 【おんみつマント】技の追加効果を受けなくなる。 【とくせいガード】相手の技や特性で、自分の特性を変えられない。 【たべのこし】毎ターンHPが最大HPの1/16ずつ回復する。 |
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ゴルダックはあくまで捕獲ポケモンの補助になるため、必須となる持ち物はありません。自身が快適になる持ち物を持たせるか、いっそ悩むくらいなら何も持たせないという手もあり。
努力値配分
おすすめステータス(100Lv・個体値31) | |
性格 | おくびょう |
(オススメ) HS252 B4 | 高耐久&最速 |
CS252 H4 | 高火力&最速 |
ゴルダックは先制して『ちょうはつ』『スキルスワップ』をしたいポケモンのため、素早さ最速を推奨。
捕獲用ポケモンに攻撃技を入れるスペースがない場合、露払いに『なみのり』を習得したCS個体もオススメです。
反動ダメージ対策
『みねうち』でHP1にした時に自滅対策が難しいのが反動ダメージを受ける技になります。
反動ダメージを無効化できる特性《マジックガード》《いしあたま》を『スキルスワップ』を両立できるポケモンは現在は未内定。
- 《マジックガード》と『スキルスワップ』を両立できるポケモンはケーシィ系統・ユニラン系統・シンボラーの3種
→ ピッピ系統が『スキルスワップ』を新規習得したため4種に増え、SVで自傷技の完全対策ができるようになりました。 - 《いしあたま》と『スキルスワップ』または『なかまづくり』を両立できるポケモンは該当なし
DLCの追加ポケモンでケーシィ系統・ユニラン系統・シンボラーが内定したら以下の無効化用ポケモンは不要になりますが、現状はタイプ相性・特性で相手の技を無効化する必要があります。
特性《マジックガード》(SV該当なし)
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ピクシー 前編DLC 内定済み | ランクルス 後編DLC 内定 | |
通常特性 | 通常特性 | |
マジックガード 直接のダメージ以外を受けない。 | ||
(必須)スキルスワップ トリック じゅうりょく うたう |
特性《マジックガード》と『スキルスワップ』を両立でき、反動ダメージによる自滅を対策できるポケモンです。
反動ダメージ対策を各種ポケモン用意する必要がなくなります。
DLC前編にてピクシーがスキルスワップを新規習得したため、ついに反動技を完全に無効化できるようになりました。
ノーマルタイプ
『とっしん』、『すてみタックル』
『とっしん』は30Lv前後、『すてみタックル』は40Lv前後から習得できるポケモンが多く、野生ポケモンが使う反動ダメージの中では最も使用頻度が高い攻撃技です。
「ゴーストタイプ」で無効化できるため、みねうち・ブレイブバードをふういんできる器用な『ジュナイパー』や、さいみんじゅつ・ちからをすいとる・トリック・なげつけるを習得できゴーストタイプ『フワライド』、さいみんじゅつとでんきタイプの技を無効化を両立できる『シロデスナ』、またはキノガッサやエルレイドに「ゴーストテラスタル」で対応しましょう。
でんきタイプ
『ワイルドボルト』、『ボルテッカー』
エリアゼロに出現する『パモット(習得51Lv:出現52-58Lv)』『テツノカイナ(習得56Lv:出現52-58Lv)』がワイルドボルトを習得しています。
特性《ちくでん》《ひらいしん》や「じめんタイプ」で無効化できるため、キノコのほうしを習得できるじめんタイプ『リククラゲ』、またはキノガッサやエルレイドに「じめんテラスタル」で対応しましょう。
ひこうタイプ
『ブレイブバード』
オージャの湖に出現する『ムクホーク(習得49Lv:出現49-55Lv)』
エリアゼロに出現する『アーマーガア(習得50Lv:出現52-59Lv)』がブレイブバードを習得しています。
ひこうタイプの技を無効化する手段はありません。
- 特性《ふうりょくでんき》はひこうタイプの技ではなく風技を無効のため対策不可
いわタイプ
『もろはのずつき』
オコゲ林道に出現する『ウソッキー(習得48Lv:出現52-56Lv)』がもろはのずつきを習得しています。
いわタイプの技を無効化する手段はありません。
ウソッキーの特性が《いしあたま》であることを祈るか、自滅する前に急ぎ捕獲しましょう。
ほのおタイプ
『フレアドライブ』
野生で出現するポケモンで『フレアドライブ』を習得したポケモンは出現しません。
みずタイプ
『ウェーブタックル』
野生で出現するポケモンで『ウェーブタックル』を習得したポケモンは出現しません。
くさタイプ
『ウッドハンマー』
野生で出現するポケモンで『ウッドハンマー』を習得したポケモンは出現しません。
(野生テラスタルの『ユキノオー』のみ習得)
さらに快適になるポケモン
上記3匹に加えて、ごく特定の状況下のピンポイントな活躍をしてくれるポケモンや、今後の内定が決定したら優先して確保したいポケモンの紹介です。
フワライド
![]() | ちからをすいとる 相手の『こうげき』の能力値と同じ値だけ自分のHPを回復し、相手の『こうげき』ランクを1段階下げる。 特性などでランクが下がらない場合は、回復の効果のみ発動する。 |
フワライド |
A個体値が「ダメかも」(通称:A0)を厳選する際に役立つポケモンです。
習得技に『おきみやげ』+「げんきのかけら」でお手軽にHPを半分に調整しつつ高いHP種族値でHP400(げんきのかけら下2桁00調整)にすると、回復量から攻撃個体値が判別しやすいため『ちからをすいとる』に最適なポケモンです。
その他補助技も豊富で『トリック』で「ねらいのまと」を渡したり、『なげつける』+「混乱きのみ」で性格判別、『おきみやげ』や『ちいさくなる』+『バトンタッチ』で睡眠役とスムーズに交代&サポートができます。
『さいみんじゅつ』と『でんじは』も習得でき、自身で状態異常を掛けることも。
A0個体の厳選をするポケモン=タマゴ孵化ができないポケモンで準伝説や限定的なポケモンが主な対象になるため、汎用性よりも準伝説の捕獲に特化した技構成をオススメ。
おすすめ技構成 | |
ちからをすいとる | 必須 |
おきみやげ | 必須 ピクニック遺伝 |
なげつける | 準伝説ポケモンの性格・0個体値厳選 |
トリック | 「ねらいのまと」→ゴースト対策 「ヒメリのみ」→PP切れ『わるあがき』対策 |
バトンタッチ | 『ちいさくなる』+バトンタッチで捕獲用ポケモンをサポート |
(ちかすい型以外、通常捕獲用) ふういん | 『じばく』『だいばくはつ』『のろい』『おきみやげ』 すべての瀕死技を封印可 ただしフワライドが場に出ている必要あり |
おすすめ特性 | |
(オススメ) かるわざ | 『なげつける』『トリック』を使用後、素早い相手に対して『おきみやげ』『ちいさくなる』を先制で使用しやすくなります。 |
▼ HP調整と『なげつける』用のきのみについては以下の記事にて解説あり
【ポケモンSV】A0コレクレーを厳選しよう!「ちからをすいとる」「なげつける」厳選方法の解説と50Lvコレクレーの出現場所
がむしゃら
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ルチャブル | グルトン | ヤングース | |
がむしゃら みがわり きりばらい こらえる | がむしゃら あくび |
準伝説や伝説のポケモンのような高ステータスのポケモンに対しては『がむしゃら』でみねうちより早くHPを1まで削ることができます。
バッジまたはタマゴ孵化の手間が必要になりますがルチャブルはSVでオススメは高い素早さでパオジアンに怯まされる前にがむしゃらを先制したり、『きりばらい』が使えることからエレキフィールドの除去→タスキ耐久→がむしゃらでミライドンの捕獲補助にもっとも適したポケモンです。
ミライドン以外の伝説・準伝説にはHP4n+1に調整し、みがわりでHP1残しを事前準備→いのちのたま+がむしゃらでHP1削り+即退場することができます。
バッジ0周回やレベル育成をしたくない場合、『あくび』が両立できる『グルトン』『ヤングース』『シシコ』『ノコッチ』をがむしゃら・あくびをタマゴ・ピクニック遺伝してレベル1+きあいのタスキで運用するのがオススメです。
- 『きあいのタスキ』をクリア前に入手する場合、通信交換、西2番エリアのトレーナー4人勝利、またはキタカミ鬼面衆を1人勝利の報酬で入手可
- ルチャブル4n+1調整 100Lv 個体値31 努力値H192
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ガルーラ | ゴロンダ | バクオング | オオスバメ |
きもったま 相手が『ゴースト』タイプでも、『ノーマル』『かくとう』タイプの技が当たる。 | |||
通常特性 | 隠れ特性 | 隠れ特性 | 隠れ特性 |
『がむしゃら』はノーマルタイプの技のため、ゴーストタイプのポケモンに対して無効化されてしまいます。
《きもったま》はゴーストタイプに対してノーマル・格闘タイプが命中するようになる特性なので、初手出しから即HP1まで削ることができます。
- SV本編・DLC前編ではゴーストタイプの準伝説・伝説ポケモンは未登場
ゴロンダは特性《きもったま》+『みねうち』を両立できるポケモンでもあります。
ワンパチ(未内定)
![]() | たまひろい(通常特性) 道具を持っていない場合、1回目に投げて失敗したボールを手に入れる。 進化前のワンパチ限定の特性。 |
ワンパチ |
希少価値の高いボールで捕獲を失敗した時に、セーブ&リセットなしでボールを回収することができます。
手持ちに加えるだけでは特性を発動できず、場に出場してターン経過させる必要があります。
優秀な捕獲用ポケモンのエルレイドは『テレポート(優先度-6)』を習得できるため、安定して後攻で交代→ワンパチ出場→ターン終了→《たまひろい》発動することができます。
- 〔にげる〕の成功率は場に出ているポケモンの素早さで決定
- 最速育成のワンパチ(100Lv)推奨
まとめ
SV(第9世代)はキノガッサ+ゴルダック+反動対策ですべてのポケモンに有効、交代や2匹用意するのが面倒な場合はエルレイド+じばく・反動対策が有効です。
▼ キノガッサ未内定作品のオススメ
・ゲンガー(赤緑:第一世代~)みねうちなし
・ドーブル、パラセクト(金銀:第二世代~)
・キノガッサ(RS:第三世代~)
・エルレイド(DP:第四世代~)
ねむり状態にできる技を持ち、『みねうち』ができるポケモンで代表的なポケモンは上記になります。
- 『みねうち』は金銀以降から登場、赤緑はナイトヘッドで代用
最後までご覧いただきありがとうございました!
ライター紹介

- はじめまして!『みつき』と申します。
原神を中心に、ゲームプレイを楽しめるような解説やコラムを執筆してます。
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