コータス 黒バドレックス

【ポケモンSV】ノーマルテラスタルコータスで黒バドレックスを対策できる件

ノーマルテラスタルコータスで黒バドレックスを対策できる件

わたくし、気づいてしまいました。

ノーマルテラスタルのコータスで黒バドレックスを対策できることに。

いや、正確には、ラグラージ・カバルドン対策のついでに黒バドレックスを対策できるというべきしょうか。

本記事では、ノーマルテラスタルのコータスで、どのように黒バドレックスとラグラージ・カバルドンを対策するのかについて解説していきます。

お届けする内容は下記のとおりです。

  1. ラグラージ(カバルドン)と黒バドレックスの構築をコータスで対策できる
  2. 持ち物に「ラムのみ(カゴのみ)」を持たせることが攻略の鍵
  3. 黒バドレックス対面では勇気のノーマルテラスタルを使用
  • ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます

コータス育成論

はじめに、今回使用したコータスの育成論をご紹介します。

タイプ
ほのお
特性
ひでり
性格
ひかえめ
道具
ラムのみ(カゴのみ)
テラスタル
ノーマル
種族値
H70
A85
B140
C85
D70
S20
努力値
H204

B20
C252
D4
S52
実数値
H171
A94
B163
C150
D91
S44
技構成
ふんか耐久振りラグラージは倒せませんが、HD特化カバルドンは「ひでり」の威力補正込みで倒すことができます。
ラグラージはソーラービームで対処するのが確実ですが、ソーラービームは読まれる可能性があるので、相手のパーティーやプレイングによりけりの選択となります。
ふんえんやけど狙いであったり、ふんかの威力が下がったときに使用します。
『かえんほうしゃ』『だいもんじ』などでも構いません。
ソーラービームラグラージを確実に倒す手段として採用します。
カバルドンは『からをやぶる』使用後の『ふんか』で倒すことができますが、万が一、カバルドンから『じしん』でダメージを受けてしまった場合には、『ソーラービーム』で対処します。
からをやぶるラグラージやカバルドンが『ステルスロック』『あくび』を選択している間に使用することができます。
からをやぶるを使用したところで、抜けるポケモンは限られているので、仮想敵を決めて、素早さを調整してください。
例えば、ハッサム・ガチグマ・アシレーヌなどはコータスで相手にできるので、からをやぶる使用後に抜いていると、対処が楽になります。

調整内容

特性>ひでり>ほのお技の威力が上がり、カバルドンの『すなおこし』を上書きできる『ひでり』一択。

性格>ひかえめ>カバルドンよりも素早さを遅くしておくことで、同時に対面した際に天候を取ることができます。

道具>ラムのみ(カゴのみ)>あくび対策として持たせます。

ほかにラムのみを持たせるポケモンがいるのであれば、カゴのみを持たせます。

テラスタル>ノーマル>黒バドレックスの『アストラルビット』読みで使用します。

からをやぶるを使用できていれば、確定1発で倒せますし、使用できていなくても、乱数50%で倒すことができます。

S>S+2でS12振ハッサム抜き。

また、最遅カバルドンに抜かれるようにも調整することで、確実に天候を取ることができます。

コータスでラグラージ・カバルドン・黒バドレックスを対策する

ラグラージとカバルドンの行動は?

  • ステルスロック・あくびを利用して『からをやぶる』を使用する
  • ラグラージやカバルドンは『ふんか』『ソーラービーム』で倒せる
  • 『ラムのみ』『カゴのみ』を持たせることがポイント

コータスでラグラージとカバルドンを対策できるの?とお思いのそこのあなた!

そう!あなたです!

実はコータスでラグラージやカバルドンを対策できてしまうのです!

ラグラージやカバルドンは初手に出てきて何をすると思いますか。

そう、ステルスロック・あくび・ほえる による起点づくりです。

では、コータスでそのラグラージやカバルドンをどのように対策するのか。

ラグラージとカバルドンの行動を例にご説明します。

いいですか、ラグラージやカバルドンというのは、基本的には『起点づくり』を優先する傾向にあります。

そのため、たとえコータスと対面したところで、ステルスロックまたはあくびから入ってくるのです。

しかし、それこそが大きな間違いなのです。

ステルスロックはともかく、あくびは『ラムのみ』で対処することができるので、コータスは『からをやぶる』を使用します。

これで、ラグラージもカバルドンも抜けるようになり、次のターン『ソーラービーム』や『ふんか』で倒すことができます。

黒バドレックスはどのように対処する?

  • 『アストラルビット』に着目する
  • 『ノーマルテラスタル』を使用する決断力が必要

しかし、ラグラージ(カバルドン)を倒した次のターン、満を持して出てくる黒バドレックスをどうすれば良いのか。

大丈夫、安心してください。

黒バドレックスが選択するのは、そう『アストラルビット』です。

しかし、その選択が大きな過ちになるのです。

黒バドレックスの『アストラルビット』にあわせて、コータスは『ノーマルテラスタル』を使用することで、無効化することができます。

コータスに『ノーマルテラスタル』なんて考慮されることのないまさかの選択だと相手は思うはずです。

結果として、うまくいけば、ラグラージ(カバルドン)と黒バドレックスの2匹を倒せるのです。

よくある質問

Q.で、汎用性はあるの?

多少であれば、ほかの構築に対しても活躍の余地があります。

Q.黒バドレックスがアストラルビット以外の技を使用してきたらどうするの?

A.素直に倒されましょう。

Q.すまんが黒バドレックスの持ち物はきあいのタスキなんだわ

A.そのまま三縦されないようにパーティーを組んでおけば問題ありません。

Q.別にラムのみを持たせてノーマルテラスタルにすれば、ほかのポケモンでも良いですよね?

A.そうですね。ですが、カバルドンに天候を取らせない芸当はコータスの唯一無二の強みです。

Q.コータスはあくテラスタルでも良いのでは?

A.確かにあくテラスタルでもアストラルビットは耐えることができます。

しかし、からをやぶるで耐久が下がっているので『こだわりメガネ』を持っている場合には確定1発で倒されてしまいます。

Q.そのほかの仮想敵は?

A.ハッサム・アシレーヌ・ガチグマなどもうまくいけば対処できます。

本記事のまとめ

  • コータスで『ラグラージ』と『黒バドレックス』の構築を対策できる
  • 対策する構築を決めて、『道具』『テラスタル』を決めよう
  • 特定の技や構築に着目することは『攻略の糸口』になる

レギュレーションGではコライドン、ミライドン、黒バドレックスといったポケモンが猛威を振るっていますが、そういったポケモンのひとつの技に注目することは相手のパーティーを崩すうえで非常に重要なことです。

でんき技やかくとう技を無効化して、『何をするか』

そのような考え方ができれば、ポケモンの戦術や構築はもっともっと広がるのではないかと思います。

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