黄泉ヲ裂ク華の状態異常！一番厄介にして強いのは「首」！
エクスペリエンス社が手掛けるDRPG作品「黄泉ヲ裂ク華（以下：黄泉華）」には、他のRPG同様に「状態異常」が存在します。
状態異常は付与する、及びされることで、付与された者へ戦闘中に大きな悪影響を及ぼす代物。
黄泉華においては以下の状態異常が確認されています。
| 沈（沈黙） | 異術使用不可 |
| 混（混乱） | 敵味方無差別攻撃 |
| 眠（睡眠） | 行動不能＆防御低下 |
| 毒 | 毎ターン割合ダメージ |
| 痺（麻痺） | 行動不能＆命中回避低下 |
| 絶（気絶） | 付与ターンとその次のターン行動不可＆回避不可 |
| 離脱 | 一定ターン中行動不可（味方のみ/全員離脱状態で全滅扱い） |
| 首（即死） | 判定成功時に一撃で戦闘不能 |
どの状態異常も厄介にして便利なものなのですが、特に厄介で便利なのが「首」。
味方が活用すれば黄泉華でも屈指の強攻撃に、反対に対策していなければ圧倒的な脅威を誇る状態異常となるでしょう。
そこで今回は状態異常「首」について詳しく解説。
活用方法と対策方法について掘り下げていきます。
- 状態異常「首」はいわゆる即死効果！
- 付与する方法は「特定武器による攻撃」及び「特定スキル攻撃」！
- 完全に対策する方法は「耐電スイッチ」か「即死耐性」のみ！
この記事は3分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね！
状態異常「首」のメリット・デメリット
黄泉華において最も便利にして、驚異的な状態異常「首」。
これは端的に言えば「即死」の効果を持つ状態異常となります。
性能をあえて説明するならば、「首付与判定を持つ攻撃を対象に放った際、成功判定が行われ、成功すると対象のHPに関係なく問答無用で戦闘不能とする」というものでしょう。
付与されたのが味方なら蘇生が必要な瀕死状態に、黄泉族なら一撃で撃破することが可能。
では、この首を付与するメリットと、首のデメリットについて詳しく説明します。
状態異常「首」のメリット
黄泉華において、状態異常「首」を相手に付与する大きなメリットは、とにかく戦闘時間が楽になることでしょう。
黄泉華は戦闘の際、一度に登場する黄泉族の量が多いことも多々あります。
また、強力な性能を持った黄泉族も多く、戦闘が長引くと必然的に部隊が疲弊していくことに。
工夫して戦闘を行わないと、長時間の探索が行えないということもしばしばです。
更に、戦闘中にMPなどを使いすぎた場合、宝箱のトラップが解除しにくくなってしまうというデメリットも存在。
そのため、黄泉華では雑魚黄泉族との戦闘は即効勝負、かつMPを節約しての戦闘が推奨されています。
そこで便利になるのが「首」を付与する各種攻撃。
判定に成功した時点で黄泉族にトドメを刺すことができる首は、黄泉族との戦闘において大いに心強い攻撃となってくれるでしょう。
強敵が相手でも、判定が成功し次第即死させることができるので、うまく行けば大物食いにも活用可能です。
首付与を上手く活用していくことが、黄泉華において戦闘を楽に進めるコツとも言えますね。
状態異常「首」のデメリット
黄泉華において、状態異常「首」を相手に付与するデメリットはかなり少ないと言えるでしょう。
付与する場合は基本的に大きなメリットが目立つ状態異常です。
あえて付与する場合のデメリットを挙げるとすれば、「即死耐性を持つ黄泉族には通用しない」という点。
つまり、ボス敵など、特定の相手には即死が入らないのです。
そのため、ボス相手の場合は首に頼らない戦闘が求められるでしょう。
首頼りでまともに戦闘をしていない場合は、苦戦必至です。
普段から首が入らない場合の戦闘も想定してパーティを組んでいけば問題はないので、首が入らなくても戦えるように準備はしていってください。
また、首は自分で使うとかなり便利な状態異常なのですが、その反面、黄泉族側に使われればかなり厄介なもの。
対策をしていなければメンバーが見る見るうちに壊滅、ということもあり得ます。
そして、黄泉華は戦闘中、戦闘後共に拠点でないと戦闘不能を治癒することができません。
部隊が壊滅した時点で、探索は滞ると言っても過言ではないでしょう。
そのため、首系の攻撃を行う黄泉族がいる場所を探索する場合は、首への対策は必須。
首属性の攻撃が確認された時点で、適切な対策を取りつつ探索を行うようにしてください。
状態異常「首」の付与方法
黄泉華では、状態異常「首」を付与できればかなり便利なもの。
では、味方側が首を付与する方法とはどのようなものがあるのでしょうか。
特定武器での攻撃
黄泉華において、状態異常首を最も簡単に付与する方法は、武器による攻撃でしょう。
武器の詳細欄の「追加効果」にて、「死」の字が点灯しているのが首付与が可能な装備の証。
例を挙げると、以下の武器が該当します。
死神のホウチョウ（タンバ）
竜刻のヤイバ（ヤイバ）
ミキサー式回転ヤリ（ヤリ）
打ち首の大オノ（オノ）
竜刻のツメ（コブシ）
大カタナ（カタナ/以下カタナ分類は首付与装備が多数存在）
暗殺のユミ（ユミ）
銀月のシュリケン（トバシ）
最も首付与武器が多いのが「カタナ」であり、早くてもDランクの装備から首付与可能なものが存在。
次点で「タンバ」「オノ」ですが、カタナに比べるとかなり少ないと言えるでしょう。
そのため、首による戦闘不能を確実に狙いたいなら、斬術工及び忍術工の運用をおすすめします。
ちなみに、首属性は通常攻撃の他にも、武器を用いたスキルの攻撃にも乗ることが確認済み。
例えば首属性攻撃が可能なカタナを装備した斬術工による「連ね突き」などにも首付与が行われることもあるのです。
そのため、攻撃回数が多い武器及びスキル、攻撃範囲が広いスキルの方が首付与がしやすいと言えるでしょう。
特定スキルによる攻撃
黄泉華で首を付与して即死を狙いたい場合は、一部のスキルによる攻撃という選択肢も存在します。
ただし、首属性が付与できるスキルは少なめで、以下のスキルのみ。
ガンマメス（聖術工）
蝶の舞（専門忍術工）
連撃の心得（専門忍術工）
そのうち複数体同時に首付与が狙えるのは一定レベル以上のガンマメスのみ。
ですが、スキルによる首付与はMPを使ってしまうこともあり、あまりおすすめできません。
黄泉族側からの首付与
黄泉華において、味方側の首付与方法は「特定武器による通常攻撃」と「スキル攻撃」。
これは黄泉族からも同様です。
黄泉族からの首付与方法は以下の二種類。
首付与が行える黄泉族からの通常攻撃
一部黄泉族が放つ「ガンマメス」
特に厄介なのが、特定黄泉族からの通常攻撃でしょう。
ただ攻撃を加えるだけで首を付与してくる可能性があるため、登場した場合は対策する必要があります。
尚、首を付与できる黄泉族の一例は以下です。
チーフタチトラ
チーフユキトラ
オオヤリイモリ
ツノシシワシ
シシガミ
キンムシボネ
キンハカビト
ヤミバネ
ニジバネ
オニビダブル
ハコアクマ
アシナシ
ハコデク
オニハコデク
ユメハコデク
ジョウマジン
マジンオウ
特に「夢の世界」のボス的存在である「ハコ」系は全体にガンマメスを放つ強敵。
夢の世界のお宝をしっかり持ち帰りたい場合は、対策を怠らず戦うようにしましょう。
状態異常「首」を防ぐ方法
黄泉華において、使うと便利な反面、使われると厄介な状態異常「首」。
では、この首を防ぐ方法、首にかかりにくくなる方法などを解説していきます。
首にかかりにくくする
黄泉華の状態異常「首」への対策は、状態異常にかかりにくくなることです。
つまり「状態異常への抵抗を高めていく」ということになります。
具体的な方法は以下の通り。
・パッシブスキル「抗体」を取る
・アクティブスキル「異術バリア」「持続異術バリア」を使用する
・パッシブスキル「物理・異術防御」を取る（専門防術工のみ）
・装備で「抵抗力」を高める
・能力値「運気」を上げる
以上の方法で、若干なりと首の成功率を下げることができるでしょう。
ただし、全て駆使してもかかる時はかかります。
これらの方法はあくまで「かかりにくくする」というだけで、絶対的にかからなくなるということはありません。
首に絶対かからなくなる方法
黄泉華において、100％首を防ぐ方法はたった二つだけです。
・専門防術工のパッシブスキル「即死防御」を取る
・スイッチブースト「耐電スイッチ」を利用する
専門防術工のみが取れるパッシブスキル「即死防御」は即死攻撃を一切受け付けなくなります。
これを取った専門防術工が全ての即死攻撃を防御することで、即死攻撃を実質無効化することが可能でしょう。
ただし、物理範囲攻撃や、範囲ガンマメスには弱いことには注意してください。
また、1ターン限定ではありますが、「耐電スイッチ」を利用することで、パーティ全体への首攻撃を防ぐこともできます。
専門防術工が動けない場合や、首属性攻撃持ちを速攻で確実に仕留めていく場合はこちらを使うといいでしょう。
ただし、使用した後「充電」を使って必ずチャージをする必要があることは心がけておいてください。
他のスイッチを使ってしまうと充電がされず、耐電を次ターンで使えなくなってしまいますので、首属性持ちを相手にする場合は、充電の選択を忘れないようにしましょう。
さいごに
黄泉華において最も便利にして、最も厄介な状態異常は、いわゆる即死である「首」。
こちらが使えば強力な殲滅力を誇り、戦闘においては大いに役立ってくれるでしょう。
しかし、その反面黄泉族によって使われれば、常に全滅と隣り合わせになってしまうという面倒な代物に。
首を付与してくる黄泉族は限られているので、使ってくる黄泉族は全員頭に入れた上で、真っ先に倒すことを心がけてください。
また、防ぐ手段もそれなりに存在するので、しっかりと対策して戦闘を進めていくといいですね。
特にどんなパーティでも使える「スイッチブースト」は進んで活用しましょう。
ライター紹介
- 幅広いゲームが大好きな、ゲーマー歴20年以上の女ヲタク「カンダカズマ」です。
海外ゲームから国内ゲーム、アクションからRPGまでいろいろ嗜みます。
マニアックなメーカーの作品を遊ぶことも多いので、マニアックでマイナーなメーカーの作品（特にエクスペリエンス社の作品）の面白さを共有できればと思います。
みなさまのゲーム選びの参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
