攻守兼備の強力カード
どうもオンバシラです。
この記事は「抹殺の指名者」を解説します。
「抹殺の指名者」を活かせるデッキタイプやテーマ、構築などの内容になっております。
- メリットとデメリット
- 活かせるデッキや入れるべきカードを紹介
- いざというとき役に立つかもしれない?応用的な使い方
抹殺の指名者の効果
「抹殺の指名者」の効果を要約すると。
相手のカードが自分のデッキに入っていればカードの種類、タイミングを問わず無効化することができます。
たとえ二枚目があったとしても次のターンまで使うことができません。
ただし、チェーンを組まれて「抹殺の指名者」の効果が適用される前に効果を発動された場合は止められません。
抹殺の指名者のデメリット
「抹殺の指名者」を使う上で注意したいことは、汎用性があり使用頻度の高いカードであることは間違いありませんが、あくまで相手の出方や採用しているカードによっては機能しないことがあります。
汎用的なカードを多く採用することで初めて「抹殺の指名者」は有効に機能するようになります。
「灰流うらら」「増殖するG」「墓穴の指名者」などの優秀な妨害系カードはもちろん。
「死者蘇生」「ライトニング・ストーム」「無限泡影」のような守りを崩すカードに対して対抗できるようになります。
そして、デッキの枠が足りなくなるという問題が発生します。
これは全デュエリストの悩みなので解決できるようなものではありません。
デッキ枠の圧迫という問題によって展開力や持久力の低下という弱点を抱えることが欠点と言えるでしょう。
採用しやすいデッキ
カードの種類が増すことでより強力になる「抹殺の指名者」を最大限生かせるのは最低限のカードで盤面を作ることができるテーマに限られます。
EXデッキに展開力を依存できる「イビルツイン」「閃刀姫」「ヌメロン」。
「エルドリッチ」のようなテーマにも採用しやすいでしょう。
これらのデッキでなくても「増殖するG」「灰流うらら」「墓穴の指名者」を入れてなお余裕があれば採用の価値があります。
手札に絶対引き込んでおきたいことと、相手の「抹殺の指名者」を対策したいため二枚以上の採用が推奨です。
抹殺の指名者と相性のいいカード
どんなデッキでも腐らない、汎用的なカードを大量にデッキに入れることが重要です。
自分で使うと強く、相手に使われると厄介なカードをチョイスするのがよいでしょう。
手札誘発3種の神器
4枚揃って3種の神器!
特に採用率が高いのが「増殖するG」「灰流うらら」「無限泡影」。
大量展開に対応できる「原始生命態ニビル」は頼もしいと同時に最大の脅威です。
手札誘発で最も警戒すべきはこのカードです。
発動されたのにもかかわらず展開を続けると、他の手札誘発を引き込まれてしまいかねません。
さらに、増えた手札によって止めきれない量の反撃を許すこととなります。
自分で使うときも同様で、妨害されたくないカードです。
「抹殺の指名者」のためにデッキの枠を割いている場合は、この一枚で展開が止まるリスクが高まります。
安定しない場合は「抹殺の指名者」の採用数を抑えるか採用を見送ることも考えられます。
モンスター効果の妨害が主流の中で罠カードなので比較的通りやすいという特徴があります。
自分で使っても強ければ、相手に使われるのも厄介なので「抹殺の指名者」とセットで採用したいカードです。
状況を選びすぎるカードなので入れるなら1枚だけデッキに入れることを推奨します。
たとえ相手のデッキが大量展開をしないデッキでも、その手のデッキは余ったデッキ枠にニビルを入れやすかったりするので対策のためデッキに入れるとよいでしょう。
厄介な全体破壊
相手に打たれると大損害を被ることになるこれらのカードは自分で使っても便利なので「抹殺の指名者」を採用する場合は一枚づつでも採用したい所です。
基本はチェーンして対応するカードを無効にするのがよいのですが、除去されてしまう場合は次に使われるカードを予測して使っておくという使い方もあります。
予測して使う使い方
チェーンブロックを組まないカードに対してはいかなるカードも対策できませんが、あらかじめ「抹殺の指名者」で除外しておくことで効果を封じることが可能です。
「抹殺の指名者」でも対策することが難しいカードです。
魔法カードをコストに発動されるとチェーンして無効化することができません。
さらにあらかじめ除外しようとすると、チェーンして発動されてしまうので相性は最悪です。
採用率が低いカードですが、先行制圧の対抗に重きを置く場合はありなカードです。
採用率が低いからこそ怖いカードでもあるので、先行制圧ができるデッキには入れて損はないでしょう。
相手のデッキタイプが融合と分かった時にはサーチカードにチェーンしてあらかじめ除外することで被害を抑えることができます。
伏せたことが分かっているときには展開前に使っておくことでリスクを回避することができます。
特にミラーマッチの時やサーチされて公開情報となったカードに対して使っていきたいテクニックです。
本来であればカウンター罠に弱い「抹殺の指名者」ですが、あらかじめ除外しておけばそのターン発動されることはありません。
余裕があれば採用しておきたいカードです。
ロックの解除にも使える!
使う機会に乏しい知識ですが、永続罠の効果を無効にすることもできます。
ターン終了時までに除去するか、ワンターンキルすることができれば儲けものです。
スキルドレインは採用率も高く、使われると致命的なカードです。
たとえ自分のデッキと相性が悪くても採用を検討できるでしょう。
相手のデッキを把握できていれば優勢時のダメ押しにもなります。
さいごに
「抹殺の指名者」というカードが強さを発揮するには広いカードプールが必要になります。
知識と経験、デッキの構築力を試される玄人好みのカードと言えるでしょう。
「増殖するG」「灰流うらら」などのカードを揃えて初めて「抹殺の指名者」を生成するのが良さそうです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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