【遊戯王マスターデュエル】カードの種類について詳しく解説【前編】

こんにちは! 遊戯王が大好きなザキオと申します。

PS4、任天堂スイッチ等で無料で遊べる「遊戯王マスターデュエル」、楽しんでますか?

「遊戯王オフィシャルカードゲーム」で登場しているカードを使い、世界中のプレイヤーとの対戦が無料でできるゲームです。

「遊戯王オフィシャルカードゲーム」には、2022年時点で10,000種類以上のカードが登場しています。

そして「遊戯王マスターデュエル」では、「遊戯王オフィシャルカードゲーム」ほどではありませんがほぼ同じくらいの種類のカードが登場します。

カードのタイプによって細分化されており、うまく使いこなせれば多彩な戦術をとることができます。

本記事では「遊戯王マスターデュエル」でどのようなカードが使われているのかを紹介します。

この記事は約5分で読み終わりますので、ぜひ最後まで読んでいって下さい。

  1. 今回紹介するカードは4種類
  2. 最後に

今回紹介するカードは4種類

「遊戯王マスターデュエル」のゲーム内でも、カードの種類について基本的な部分は説明されています。

ですが、それぞれのカードならではの活用方法についてはゲーム内では詳しく説明がされていません。

これを知っているか知らないかで戦術の幅やデッキ構築の考え方にも影響します。

カードの種類がかなり多いので、今回は前編という事で以下の4種類を紹介します。

  • 通常モンスターカード
  • 効果モンスターカード
  • 魔法カード
  • 罠カード

1.通常モンスターカード

1つ目は通常モンスター。カードの色が黄白色となっていることから、通称「バニラモンスター」と呼ばれています。

「遊戯王オフィシャルカードゲーム」の中で最も基本的なカードであり、特別な能力を持たないモンスターとなります。

通常モンスターは、他のモンスターと比較すると攻撃力や守備力が多少優遇されているのみなので、単体では何の能力も持たないカードになります。

通常モンスターを活用する最大のメリットは、サポートカードの豊富さにあります。この後紹介するカードを使ってデッキから直接呼び出したり、サポートを受けた状態で攻め込んだりと他のカードとの組み合わせで最大限の力を発揮します。

そして「遊戯王オフィシャルカードゲーム」の代表的なモンスターといえばこの2枚!

初代遊戯王の主人公、武藤遊戯のエースモンスター「ブラック・マジシャン」。

武藤遊戯のライバル、海場瀬人のエースモンスター「青眼の白龍」。

2枚とも「遊戯王オフィシャルカードゲーム」をあまり知らない方でも聞いたことがあるくらいには有名なカードです。

ステータスは2枚ともかなり高いですがルール上場に出すのが難しく、場に出ても能力を持たないモンスターなので処理されやすいと報われない状況でした。

しかしそれは昔の話です。

今では専用のサポートカードが多数登場していますので、十分活躍できるデッキを組めるまでになったのでぜひ頑張って組んでみて下さい。

2.効果モンスターカード

2つ目は効果モンスター。カードの色が橙色になっている、特殊な能力を持っているモンスターです。

「遊戯王オフィシャルカードゲーム」の中で最も重要であり、デッキの主軸やエースとなりうるカードがてんこ盛りです。

なかには戦況を一瞬で覆す、あるいはルールにすら干渉してくる凶悪な能力を持つモンスターも存在するので、速やかに場に出せるようなデッキ構築をすることが重要な要素の1つとなってきます。

効果モンスターの中で代表的なモンスターは以下の2枚。

罠カードが全部無力化される「人造人間-サイコショッカー」。

今回紹介する4つの種類のうち1つが完全に封じられるので、相手への影響力はかなりのものです。

相手モンスターを無条件で除去し、連続攻撃能力も持っている「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」。

通常の出し方ではなく特殊な方法で場に出すことになりますが、その条件がまあ緩い緩い。

手札から簡単に出てきますし、攻守共に非常に高い!

何よりビジュアルもカッコいいですしね。

3.魔法カード

3つ目は魔法カード。

カードの色が緑色になっており、例えば特定のモンスターを手札にくわえたり、相手のモンスターを除去したりと自分が有利な状況をつくるためのサポートを行います。

魔法カードの中にも種類がいくつかありますが、基本的には自分のターンで使える使い切りのカードになります。

魔法カードの種類については以下の通りになります。

魔法カードの種類特性相手のターンで発動可否
通常魔法1度発動後は場から離れる×
速攻魔法自分のターンだけじゃなく、相手の行動にも割り込める
装備魔法モンスターと関連付けてステータスアップ×
永続魔法発動後も場に残り続ける△(条件付きで可能)
フィールド魔法自分及び相手に影響を及ぼす効果を持つ△(条件付きで可能)
儀式魔法特定のモンスターを出すために必要なカード×

魔法カードの中には、発動後も場に残り続ける永続魔法やフィールド魔法、相手のターンや相手の行動に対して割り込むように使える速攻魔法というカードもあります。

この速攻魔法ですが、ホントに様々な使い方ができるんです。

実は相手のターンに使用することができるだけでなく、例えば相手の行動に対して手札から発動して割り込む、といった芸当も可能です。

代表的な魔法カードは以下の2枚。

デッキから戦士族を手札にくわえられる「増援」。

デッキから特定のカードがくわえられるカードが弱いはずがありません。

戦士族でデッキを組む場合に、必要なカードを持ってこれる重要なカードです。

相手のモンスターを無条件で全滅させられる「サンダーボルト」。

しかも発動条件も特にないので、相手の場にモンスターがたくさんいたらとりあえず何も考えずに使っちゃって大丈夫です。

さらに専用サポートカードとして以下のような魔法もあります。

「青眼の白龍」が場にいるときに相手のモンスターを全滅させられる「滅びのバーストストリーム」。

「サンダーボルト」と比べると発動条件があるので弱いと感じるかもしれませんが、デッキから手札に持ってこれる手段があるのでとても便利です。

ちなみにカードの画像の左上隅に、①や②と書かれているかと思いますが、これはデッキの中に入れられる枚数を指します。

通常の場合は同じカードはデッキ内に3枚まで入れることができます。

デッキに入れられる枚数が3枚以下に指定されているこれらのカードは制限カードや準制限カードと呼ばれています。

あまりにも効果が強すぎて、複数枚積むと「遊戯王マスターデュエル」全体のパワーバランスを崩す可能性が高いと判断されたため、2枚もしくは1枚しか入れられないように規制されている訳です。

4.罠カード

4つ目は罠カード。カードの色が紫色になっており、相手の特定の行動に反応して妨害を行ったり、

罠カードの中にもいくつか種類がありますが、基本的には相手のターンに相手の行動に合わせて使うカードになります。

罠カードの種類については以下の通りになります。

罠カードの種類特性1特性2
通常罠1度使うと場から離れる発動や効果を無効にしない限り、場から離れても効果は適用
永続罠発動後も場に残り続ける場から離れたら効果も適用しない
カウンター罠カウンター罠以外のカードの発動不可発動や効果を無効にするカードが多数

罠カードは基本的に手札から直接使う事はできず、1度裏側で場に伏せて次のターン以降に使用することができます。

種類としては、1度使用すると場から消える通常罠。場に残り続ける永続罠。カードの発動や効果を無効にするカウンター罠があります。

少し特殊なのがカウンター罠。

このカードは、同じカウンター罠以外のカードで割り込むことができないという性質があります。

詳細は今回は省きますが、要するに非常に防ぎにくい罠カードという事と思ってもらって大丈夫です。

代表的な罠カードは以下の3枚。

相手モンスターが攻撃してきたときに、攻撃表示モンスターを全滅できる「聖なるバリア-ミラーフォース-」。

相手モンスターが場に出た時に全てのモンスターを全滅させる「激流葬」。

こちらは場に出た瞬間に発動できるので、「聖なるバリア-ミラーフォース-」とは違った使い方ができます。

通常モンスターの項目で触れました、専用のサポートカードもあります。

例えば「ブラック・マジシャン」を毎ターン場に出すことができる「永遠の魂」。

永続罠なので発動後も場に残りますし、罠カードなので相手のターンでも使うことができますよ。

最後に

今回は4つのタイプのカードについて説明しました。

速攻魔法が自分のターン限定で、相手の行動に割り込むように手札から発動できることや、カウンター罠はカウンター罠以外では発動すらできないといった細かなルールについては、「遊戯王マスターデュエル」のゲーム内でもあまり触れていない部分です。

難しいと感じるかもしれませんが、理解して使いこなせれば様々な攻め方をすることができますし、かなり奥深いと感じる事かと思います。

それぞれのカードの特性をしっかり理解したうえで使いこなせれば、自分のデッキのポテンシャルを最大限発揮することができるはずです。

次回は残りのカードについて説明していきます。

ライター紹介

ザキオ
ザキオ
2016年からライター活動をはじめ、2018年からは出版社にて雑誌の編集記者として働いている現役編集記者です。わかりやすい文章でゲーム記事を作成するのが得意です。よろしくお願いいたします。