【遊戯王マスターデュエル】初心者におすすめのデッキ3選

目次

遊戯王オフィシャルカードゲームのプレイヤー、ザキオです。

今回は初心者におすすめのデッキを3つ紹介したいと思います。

初心者におすすめするにあたって、以下の3つの要素を重視しています。

  • わかりやすさ
  • 集めやすさ
  • デザイン

上記の3つの要素を、5段階(☆1~☆5)で評価しています。

各項目についてですが、「わかりやすさ」は複雑なプレイをする必要がなく、デッキの動かし方がわかりやすいという点を重視しています。

次に「集めやすさ」ですが、デッキ全体のレアリティが低いというところを重視しています。

特に集めるのが難しいウルトラレア(UR)のカードが少ないというところを重視しています。

レアリティと集めやすさの関係性について次項で詳しく説明しているので、そちらも参考にしてもらえればと思います。

最後に「デザイン」についてですが、例えばモンスターがカッコいい、可愛いといった気に入りやすいところがあるかどうか、という事になります。

以上の3点をもとにおすすめのデッキを紹介していきます。

また、2023年12月時点での評価であることと、あくまで個人の見解によるものなのでその点ご留意ください。

  1. おすすめのデッキを紹介する前に
  2. 初心者おすすめのデッキ3選
  3. 最後に

おすすめのデッキを紹介する前に

パック購入だけではデッキ作成の効率が悪い

おすすめのデッキを3つ紹介するのですが、デッキ作成の前に注意点があります。

それはパック購入だけだと、デッキ作成にあたって非常に効率が悪いという事です。

パックを購入するだけだと、枚数は集まりますが欲しいカードが手に入るかどうかは運次第です。

そのため、欲しいカードが収録されているパックをずっと購入し続けているのに一向に手に入らないといったことは往々にしてあり得ます。

パックを購入する以外にもカードを入手する方法がありますので、そちらをまず紹介したいと思います。

指定したカードを生成できる

パック購入の他にカードを入手する方法は、カードを生成する事です。

パック購入だとそのパックに収録されているカードの中からランダムに手に入ることになるため、確実性に欠けることになります。

カード生成なら自分が好きなカードを指定することができるので、確実に欲しいカードを手に入れることができます。

そして生成するには、クラフトポイントと呼ばれる生成に必要なポイントを消費して生成します。

クラフトポイントですが、カードのレア度毎に設定されており、ノーマル(N)、レア(R)、スーパーレア(SR)、ウルトラレア(UR)の全4段階あります。

欲しいカードがレアならばレアのクラフトポイント、ウルトラレアならウルトラレアのクラフトポイントが必要です。

また、不要なカードをクラフトポイントに変換することもでき、1枚につき10ポイントに変換できます。

レアカードの入手難易度についてですが、パック購入する場合に例えて説明します。

パック購入する場合、10パックまでまとめて購入することができます。

1パックあたり8枚なので、最大で80枚まで1度に入手することができるわけです。

この80枚の内訳についてですが、おおよその数値でいうとNやRで合計60枚以上、SRが平均5~8枚、URなら平均1~3枚くらいです。

URの場合、10パック買っても1枚しか当たらないかもしれないですし、運が悪ければ1枚も当たらない場合もあります。

「集めやすさ」の要素に、デッキ全体のレアリティが低いかどうかが影響するのは、そういったことが理由です。

また、生成に必要なクラフトポイントは30で一律固定です。

レア度や制限カード等関係なく、全てのカードがクラフトポイント30消費で入手可能です。

例えばこちらの写真に写っているカード(SR)を生成する場合、SRのクラフトポイントが30必要になります。

これで必要なカードをピンポイントで入手することができます。

また、不要なカードをクラフトポイントに変換する場合は「分解」を選択すればOKです。

このように、カード生成という方法で目的のカードをピンポイントで生み出すことができるので、パック購入と併せて必要なカードを集めましょう。

初心者おすすめのデッキ3選

1.真竜

1つ目のデッキは「真竜」デッキをおすすめします。

わかりやすさ☆☆☆☆
集めやすさ☆☆☆☆☆
デザイン☆☆☆

「真竜」デッキの魅力は、非常にわかりやすい戦術で扱いやすいうえにそれなりに強いと、初心者が他の遊戯王プレイヤーに勝つための要素がほとんど揃ってます。

特長としては、アドバンス召喚を使って相手のリソースを削っていくのを得意としています。

アドバンス召喚とは、☆5以上のモンスターを召喚する際の召喚方法で、場のモンスターをリリースして墓地に送ることで場に出すことができます。

この召喚方法ですが、あくまで通常召喚に分類されるので1ターンに1度しか使えません。

そのため、既に場にモンスターが1体以上存在する状態で通常召喚(アドバンス召喚)をする必要がありますし、基本的にはモンスターしかリリースすることはできません。

ですが、「真竜」デッキの場合だと永続魔法または永続罠も代わりにリリースすることができます。

「真竜」デッキで代表的なモンスターは「真竜拳士ダイナマイトK」。

☆6なので1体(永続魔法・罠1枚でも可能)リリースで出すことができるのですが、攻撃力が高い!

(☆5、6のモンスターの平均値が2400)

しかも相手が魔法・罠・モンスターのいずれかの効果を発動したのに反応して、デッキから永続罠を引っ張ってきてくれます。

可愛らしい見た目のモンスター、「真竜導士マジェスティM」。

☆5なので1体のリリースで出すことができます。

こちらの場合は「真竜」モンスターを手札に呼び込めます。

「真竜」の魔法・罠カードには、場で効果が発動する効果と場から離れた時に発動する効果の2つがあります。

場から離れた時というのは墓地に送られたり、デッキに戻ったり等があります。

ということは、「真竜」モンスターの召喚のためにリリースしても効果が発動する訳です。

例えば上記写真に写っている「真竜の継承」というカードですが、③の効果に注目。

③このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

とあります。

何が起こるのかというと、例えば「真竜の継承」をリリースして「真竜拳士ダイナマイトK」をアドバンス召喚した場合、相手の魔法・罠カードをついでに1枚どかせちゃうのです。

この効果は他の「真竜」魔法罠にも共通した効果です。

この共通効果を使って自分に有利な盤面を作っていくのが「真竜」というデッキです。

2.ドラゴンメイド

2つ目のデッキは「ドラゴンメイド」

わかりやすさ☆☆☆
集めやすさ☆☆☆☆
デザイン☆☆☆☆☆

ドラゴンに変身することができるメイドさん達が活躍する、とても可愛らしいデッキです。

高い攻撃力を持つドラゴンで攻めることと、「融合召喚」に重きを置いているデッキです。

通常だと3枚以上のカードを使うため、リソースの消費が激しい「融合召喚」を、墓地からモンスターや魔法・罠を回収することで賄っています。

こちらが「ドラゴンメイド」モンスターの1体。「ドラゴンメイド・ナサリー」。

レベル4以下の「ドラゴンメイド」を墓地から引っ張ってきます。

めっちゃ可愛らしいですね~。

メイドの女の子2人目、「ドラゴンメイド・ティルル」。

こちらは他の「ドラゴンメイド」をデッキから呼び込んできて、不要な「ドラゴンメイド」を墓地に落とすカードです。

先程メイドの女の子がドラゴンに変身するとお話ししましたが、そのドラゴン形態の1つがこちらの「ドラゴンメイド・エルデ」。

☆7なので、通常だと召喚するには2体リリースする必要がありますが、「ドラゴンメイド」の共通効果で手札か墓地から簡単に場に出てきます。

攻撃を仕掛けるタイミングで、メイドの女の子がドラゴンに変身するわけです。

こちらが「ドラゴンメイド」で使う融合魔法「ドラゴンメイドのお召し替え」。

個人的にはこのカード、ルール違反すれすれだと思ってます。それだけ強いカードです。

このカードの②の効果が下記になりますので、よくご覧下さい。

②このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの「ドラゴンメイド」モンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札に加え、そのモンスターを持ち主の手札に戻す。

要は融合召喚に使って墓地に送られた後、場にいる「ドラゴンメイド」と墓地のこのカードが手札に返ってくる訳です。

「え、返ってくるの?」と思った方もいるかもしれません。

通常魔法は基本使い切りであるはずなのに、このカードは手札に戻ってきてまた使えちゃうのです。

さすがに同じターンに2回以上使うことはできませんが、次のターンにまた融合召喚することができるので、めちゃくちゃ強いですよね。

激強な融合魔法を使い融合召喚した結果、何が出てくるのかというと、この「ドラゴンメイド・シュトラール」が出てくるわけです。

テキストの1番上に、下記のように融合素材となる条件が書かれています。

「ドラゴンメイド」モンスター+レベル5以上のドラゴン族モンスター

簡単に説明しますと、以下の組み合わせで場に出すことができます。

  • 「メイドの女の子」1体+「ドラゴン形態になった女の子」1体
  • 「ドラゴン形態になった女の子」2体
  • 「ドラゴンメイド」1体(女の子姿でもドラゴン形態でもOK)+レベル5以上のドラゴン族なら誰でも1体

少なくとも上記3パターンがあるので、割と簡単に条件は満たせます。

しかも能力はざっくり説明すると、「モンスター効果・魔法・罠なんでも1回無効」、「自分のターンにドラゴンメイドがタダで場に出せる」、「無効効果を使った場合、ドラゴンメイド・ハスキーというモンスターにチェンジする」の3つです。

こちらが「ドラゴンメイド・ハスキー」。

自分はメイド長、という印象を持ってます。

彼女も強いモンスターでして、特に②の効果が強力です。

「②このカード以外の自分フィールドの表側表示のドラゴン族モンスターが自分の手札に戻った時、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する」

この効果が強力である理由ですが、「ドラゴンメイド」デッキには自分の手札に戻す手段が豊富にあるからです。

ドラゴン形態になった女の子達ですが、実はバトル終了後に手札に戻る形で元の姿に戻ります。

さらに先程紹介した融合魔法「ドラゴンメイドのお召し替え」も、墓地から回収する時についでに「ドラゴンメイド」モンスターが手札に返ってきます。

これらの効果が発動したついでにメイド長が相手の場を荒らしてくれる訳です。

このように、ドラゴンに変身する効果と手札に回収する効果、そして融合召喚を駆使して戦うデッキが「ドラゴンメイド」デッキになります。

3.エクソシスター

最後の3つ目は「エクソシスター」

わかりやすさ☆☆
集めやすさ☆☆☆
デザイン☆☆☆☆☆

全員レベル4・魔法使い族で統一されており、綺麗な女の子達が主役のテーマです。

「エクシーズ召喚」という、同じレベルのモンスターを2体以上組み合わせて召喚する方法を使って攻めるデッキです。

エクシーズ召喚という特殊な方法での召喚方法を使いますし、主力となるカードのレアリティが高いのでわかりやすさと集めやすさは低めの評価にしています。

ですが、デッキとしての強さは非常に高く、何より可愛い女の子がたくさん活躍するので使っていて楽しいですよ。

このデッキの主力、「エクソシスター・ミカエリス」。

相手の場か墓地のカードを1枚除外する効果を持っており、それを相手の行動に合わせて発動することができます。

何より美人さんというのが素晴らしいですね。

このデッキの起点となるモンスター「エクソシスター・マルファ」。

自身を手札から、デッキから「エクソシスター・エリス」という相方を特殊召喚します。

つまりこの1枚でレベル4の美女が2体並ぶわけです。

例に漏れず美人さんです。

また、「エクソシスター」のモンスターに共通した効果があります。

それが、相手が墓地のカードを利用した際に1体だけでエクシーズ召喚するという効果です。

通常だとエクシーズ召喚にはモンスターが2体以上必要になるのですが、それを無視して1枚で「エクソシスター・ミカエリス」になったりすることもできます。

「エクソシスター」デッキには魔法罠にも優秀なカードが盛り沢山です。

まずはこちらの「エクソシスター・パークス」。

ライフポイント800払う必要がありますが、デッキから「エクソシスター」カードを呼び込めます。

ここで注目したいのは呼び込めるカードの種類。

「エクソシスター」カードという書き方なので、実はモンスターに限定されていません。魔法罠も手札に呼び込むことができます。

さらに条件を満たせば呼び込んだモンスターをそのまま場に出すことができます。

罠カードとしては「エクソシスター・リタニア」というカードがあります。

こちらも800ライフを払う事になりますが、相手の場のカードもしくは墓地のカードを1枚どかせます。

そのあと、場のモンスターを使ってエクシーズ召喚するか、条件次第でさらに相手の場のカードをさらに1枚どかせます。

条件が揃えば、この1枚で相手のカードを2枚減らせちゃうのです。

なにより先程の「エクソシスター・パークス」で手札に呼び込むことができるのも便利です。

モンスター効果や魔法罠を使って速攻でエクシーズ召喚をし、そこから強力な除去を駆使して戦うのが「エクソシスター」デッキです。

最後に

今回は3つのデッキを紹介しましたが、あくまで個人的な視点から見たものになります。

「遊戯王マスターデュエル」には色んなデッキがあり、今回紹介したデッキ以外にも初心者におすすめできるデッキは数多くあります。

きっと自分に合うデッキ、お気に入りのデッキが見つかるはずなので色々と参考にしてみて下さい。

今後は自分のお気に入りのデッキや、よく見かけるデッキ等も紹介出来たらと思います。

ライター紹介

ザキオ
ザキオ
2016年からライター活動をはじめ、2018年からは出版社にて雑誌の編集記者として働いている現役編集記者です。わかりやすい文章でゲーム記事を作成するのが得意です。よろしくお願いいたします。