名曲でハジけろ!『ボボボーボ・ボーボボ ハジけ祭』をレビュー!

原作愛にしびれろ!『ボボボーボ・ボーボボ ハジけ祭』をレビュー!

今回遊ぶゲーム

今回はPS2で発売されたの「ボボボーボ・ボーボボ ハジけ祭」をレビューします!

ちなみに、今回のレビューではこんなことがありました!

  1. 本作の見どころは『水木一郎』!!!
  2. 魅力はゲーム性ではなく、キャラゲーとしての作りこみ!
    その「原作愛」は本物!
  3. BGMを聴けるだけでも本作はプレイする価値があり
    名曲ぞろいのボーカルBGM

この記事は3分で読み終わりますので気軽に最後まで読んでみてくださいね!

『ボボボーボ・ボーボボ ハジけ祭』とは!?

ジャンプ漫画の中でも、伝説のギャグ漫画として語られる漫画「ボボボーボ・ボーボボ 」

支離滅裂のギャグや、ハジけっぷりで有名であり、他では真似できない唯一無二の作品です。

「ボーボボ」はアニメ化もされており、『ボーボボ』の声優は子安武人さん、『首領パッチ』は小野坂昌也さんでした。

アニメの方でも、逸話が多く残っている作品であります。

アニメ以前に声がついていた!?

アニメ化する前に、キャラクター達に声が付いていたのはご存じでしょうか?

それが、今回紹介する作品『ボボボーボ・ボーボボ ハジけ祭』なのです!

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『ボボボーボ・ボーボボ ハジけ祭』概要

タイトルボボボーボ・ボーボボ ハジけ祭
ジャンルハナゲーアクション
対応機種PlayStation®2
発売元ハドソン
プレイ人数1人
発売日2005年3月10日

気になるゲーム内容は?

ジャンルは「ハナゲーアクション」

聞いたことがないジャンルです。

少しかみ砕くと、オートスクロールで敵を鼻毛でなぎ倒していく『鼻毛アクションゲーム』です。

敵を連続で倒すとコンボが発生し、多く点数が加算されていくシステム。

そして、鼻毛で敵をなぎ倒していくと、「ハジけゲージ」が上がっていきます。

そのゲージが100パーセントになると「奥義モード」となり、敵である『毛刈り隊』が一斉に襲ってきてスコアが稼ぎやすくなります。

ボス戦では少し操作が変わる

打って変わって、ボスステージに移行するとゲーム性が変わります。

表示された矢印の方向に、左右のアナログスティックを入力し、攻撃と防御を繰り返して行い、ボスのハジケゲージを満タンにすれば勝利となります。

この、雑魚戦とボス戦を繰り返していくことになります。

本作の見どころ「まさかの水木一郎!?」


『ボボボーボ・ボーボボ』の声優はアニメとは違い、マジンガーZの主題歌で有名な、水木一郎さんが担当されています

かなりの驚きです。

また、『首領パッチ』や『ビュティ』などの主要キャラも、アニメと声優が違います。

『首領パッチ』は山口勝平さん、『ビュティ』は榎本温子さん。

この辺りも、本作の魅力であったりします

しかし、『ソフトン』だけは緑川光さんでアニメと共通の声優となっています。

『ボボボーボ・ボーボボ ハジけ祭』の評価


本作は、はっきり言ってしまえば「クソゲー」の部類に入っている作品です。

オートスクロールで、アナログスティックを操作するだけの単純な操作で、やりこみ要素も薄く、ステージも5ステージしかありません。

ゲームを完全クリアするのも、慣れていたら一時間程でクリアできるほどの薄さ。

評価するべきはゲーム性ではなく「原作愛」


しかし、本作の魅力はゲーム性ではなく、キャラゲーとしての作りこみ!

この部分は、かなり評価できます。

ゲームのステージ内には、原作ネタがかなり含まれており、ボーボボファンなら誰しもがニヤッとするネタが所々に配置されています

特にボス戦は、原作のネタを使った攻撃を再現しており、キャラゲーとしてはかなりの原作愛を感じさせます

リザルトの評価や決定音などの細かい部分も、他のゲームとは一味違う表現となっています。

そんな細かい所から、ボーボボの世界観にあったネタ作りになっていて、原作が好きなら「ただのクソゲー」ではなく「笑えるクソゲー」としてプレイできると思います。

名曲の数々!

何といっても本作最大の特徴は、各ステージに流れる一癖も二癖もあるボーカルBGM!

名曲揃いで、BGMを聴けるだけでも本作はプレイする価値があります

本作は、10曲もボーカルBGMがありどれも聞きごたえがある名曲がそろっています。

個人的には…

  • 原作序盤の話の流れを歌っている「毛の国から03寝言」
  • 単純に良曲「待ってよボーボボ」
  • ボーボボの声優である水木一郎が歌う主題歌「強敵(とも)達から始めよう」

がおススメです。

本作に興味が無くても、一回は聞いて欲しい曲ばかりです

ただしアクション部分でやはり足を引っ張る


上記でも触れていますが、ゲーム性に関してはかなり薄く、本作の良さを全て潰しまくっています

「ゲーム性までハジけなくても良いから…」と呟いてしまいたくなります。

アナログスティックを倒して、毛刈り隊を倒していくというのが、本作の目的。

ですが、単純なのに操作がかなりシビアで、思った通りに操作が出来ないのもストレスが溜まり、本作の評価を下げる要因となっています。

ちょっとしたやりこみ要素も?

スクロールステージの道中で、壊せるオブジェクトがあります。

それを壊すと、稀に「一緒に踊ってくれる仲間」が出てきたり、「敵を一掃できるいわゆるアイテム」が手に入ったりします。

オブジェクトの中には、「ボーボボを強化できるアイテム」があり、このゲームの数少ないやりこみ要素のひとつになっています。

しかし、そのアイテムの大半は意味がないアイテムで、見た目が変わるだけのアイテムばかり。

ほぼ収集目的のために存在しています。

その辺も「ボーボボらしい」といえば、らしいかもしれません(笑)

『ボボボーボ・ボーボボ ハジけ祭』総評

本作のゲーム性は、クソゲーの部類に入るゲームです。

しかし!このゲームのノリを受け入れることが出来るならば、楽しむことが出来るかもしれません。

原作愛を感じられる作品です。

さらに、本作の曲は本当に素晴らしく、それを聞くためだけにでもプレイする価値があるゲームだと思います!

ぜひプレイしてみてください!

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