【ポケモンSV】どうぐプリンターで乱数調整!オシャボもとくせいパッチも思いのままにゲット!(解説付き)

どうぐプリンターで乱数調整

先日3DSオンラインが終了となりXY・ORASが賑わっている中で、SVにおけるどうぐプリンターの状況再現方法が確立されるという大発見が話題になりました。

乱数調整とは、乱数調整がうまく成功しない時の原因と対処法等々、はじめて乱数調整に挑戦する人に向けた解説します!

  1. 狙った抽選内容を再現可能
  2. 乱数調整に成功で同じアイテムを何度でも獲得
  3. 理想の10連結果の乱数が存在するかは不明(存在しないものは再現不可能)

この記事は5分程度で読み終わるため、ぜひ最後までご覧になっていってください!

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乱数調整とは

乱数=プログラムにおける疑似的なランダム要素を、決まった手順を行うことで「存在する結果を意図的に再現」するテクニックのことです。

過去作では色違いのポケモンや特定の個体値のポケモン(6V、理想個体等)を入手するために用いられていました。

今作SVではオープンワールド形式に変更され、人力でコントロールできなくなり色違い乱数やレイド乱数が行えず乱数調整を行う機会がありませんでした。

乱数調整で出来ること

  • (1)ボールチャンス、またはどうぐ2倍チャンスを狙って起こす
  • (2)目的のアイテムを狙って入手できる

どうぐプリンターに関する乱数調整のうち、上2つを再現することができます。

とくせいパッチを単発で狙って入手することで最高率金策に用いたり、ボールチャンスを任意に起こし欲しいオシャボやマスターボールを確実に狙うことができるようになりました。

  • あくまで再現性があるというだけなので、存在しない結果を任意に作り出すことはできません

乱数調整と改造との違いは?

改造とは「外部ツールでゲーム本編に介入してゲーム内に存在しない結果や現象を生み出す」行為などが挙げられます。

改造は利用規約において禁止事項に明記されている行為です。

  • 例として色違いが未実装のポケモンや、配布限定にも関わらず親名やトレーナーIDが配布元と一致していない、覚えるはずのない技を習得している等

乱数調整とは「内部処理を用いて存在する結果や現象を再現する」行為、偶然を必然に変える行為になります。

この2点の大きな違いとして、改造は規約違反にあたり存在しない異常なデータの不正を証明できるのに対し、乱数調整はゲーム内で存在するデータを実現しただけでデータ上は正常なデータとなんら変わりないという点が大きな違いです。

  • 改造ポケモンはポケモンHOMEに預けるとペナルティが課せられますが、乱数調整で入手したポケモンはデータ上は正規個体扱いのためペナルティ対象になることはありません

乱数調整に対して忌避感を抱く人は一定数いるため個人トラブルになりやすいこともあり、トラブルを招かないためにも人に勧めたりせず自己責任・自己完結で行うのが望ましいでしょう。

ポケモン公式がこの乱数調整を否定的に捉えた場合、アップデートで乱数調整による再現性が働かないようにアップデートを行うことが予想されます。

  • SV発売初期に通信対戦(カジュアルバトル)において一撃必殺技が必ず命中する乱数調整が発見され、アップデートで修正を行った前例あり
  • 平等性が求められるポケモン対戦に関する乱数の修正はあったものの、対戦バランスに影響を及ぼさないポケモンの個体、量産可能な入手アイテムに関する乱数調整が修正された前例はありません

どうぐプリンター乱数調整のやり方

まず前提としてポケモンSVのDLCを購入していること、DLC後編のブルーベリー学園シナリオを進行しどうぐプリンターの解放とアップグレードを済ませておく必要があります。

乱数調整は「Switch本体の年/月/日/時間」と「任意の待機時間」によって行います。

  • プリンターのグレードが乱数に影響を及ぼす場合、DLC後編クリア前のデータは乱数結果が一致しない可能性あり
  • みまもり設定(保護者による使用制限)がかけられている場合、時間変更ができないため乱数調整を行うことができません

〇秒にぴったりと入力する必要があるため、ストップウォッチまたはタイマーを準備しましょう。

  • 入力成功区間は60fps=1秒間

任意の待機時間は処理速度や暗転時間によってフレーム単位で変化するため、小数点以下の秒数を合わせる必要がありタイミングがズレやすい傾向にあります。

小数点以下の秒数を設定できるタイマー、または確認できるストップウォッチを準備した方が成功率が高まります。

どうぐプリンターのアップグレードについては以下の記事をご覧ください。

【ポケモンSV】どうぐプリンターで金策・オシャボ集め!改良(アップグレード)に必要BPと使用回数・入手アイテムまとめあり、SV初解禁のマスターボール・コンペボール・サファリボールをGETしよう!

手順1 〇〇チャンス発生

ボールチャンス、または道具2倍チャンスを再現します。

「とくせいパッチ」を急ぎ1つだけ入手したい等の理由でチャンスが必要ない場合、直接目的のアイテム入手の乱数を行ってもOKです。

入手できるアイテムの内容、〇〇チャンスの発生はどうぐプリンターに話しかけ「プリントする!」を選択したタイミングで決定されます。

プリンターに話しかけ「プリントする!」にカーソルを合わせておきます。

  • 【重要!】合わせるだけで決定はしない

手順2 本体設定

Switchのホーム画面から【設定】→[本体]→[日付と時刻]に進み、〇〇チャンスが獲得できる時間に設定します。

例として今回はボールチャンスの乱数を再現。

  • 設定時刻: 2024年8月1日 0:07
  • 待機時間: 6~7秒または9~10秒

待機時間がゲーム画面に戻る程度の猶予があり、長すぎない乱数がオススメです。

  • ゲーム画面に戻るまでに最速でも2~3秒程度かかるため、最長で62秒待機がありうる
  • 待機時間が長いと失敗時のロス時間が大きいため、待機秒数が短い方が優秀
  • 手順4の目的アイテムの時間・日付設定が近い乱数があれば、そちらを使用

手順3 乱数決定

日付と時刻の設定でOKと同時に待機時間のカウントをスタートします。

時間内にポケモンの画面に戻り、6~7秒または9~10秒の入力決定時間に「プリントする!」を選択します。

  • 「プリントする!」の入力タイミングが合っていればボールチャンスが確定するため、おとしものを選ぶ時間は待機時間に含まれません。

乱数調整に成功していればボールチャンスが確定しているため、チャンス目当てのガチャに目的のアイテムが含まれていない場合はガチャ回数は1回/5回/10回どれを回してもOK!

今回の2024/8/1/0:07の乱数では以下の内容で確定。

  • 待機:6秒 テラピースゴースト15+ボールチャンス
  • 待機:10秒 ケッサクのちゃわん+ボールチャンス

手順4 目的のアイテム入手

2つ目の乱数を用いてアイテム結果を再現します。

ボールチャンス後はおとしもの選択画面に移行しますがキャンセルし再度、ボールチャンス中のどうぐプリンターに話しかけて「プリントする!」の画面で待機します。

今回の例には「10連全オシャボ」の乱数を再現します。

  • 設定時刻: 2016年5月20日 2:11
  • 待機時間: 11~12秒
  • 結果内容: フレンド/ドリーム/コンペ×2 レベル/ムーン/ウルトラ/サファリ×1

手順3と同じく本体設定から時刻を設定し、待機時間ピッタリに「プリントする!」を選択します。

乱数調整に成功した場合、以下の結果を繰り返し再現することが可能です。

備考

手順2の設定時間によって手順4の入手アイテムの内容が変化することはありません。

手順1のチャンス発生用の設定時間を手順2に近い設定時刻や待機時間を発見できれば、より効率的に乱数調整を行うことができます。

今回の例では手順2と手順4で設定年月日が大きく離れていますが、手順4の2016/5/20/2:11の待機時間または1項目のみを調整して5~10秒の待機時間でボールチャンスを確定する乱数を発見できれば、同乱数の設定の手間を大きく省くことができます。

うまくいかない時の対処法

乱数生成が1秒毎と受付時間が長めで難易度の低い乱数調整のため、一度も成功しない、または成功率が著しく低い場合はやり方もしくは再現環境に問題がある可能性が高いです。

どのようなケースが消費乱数に影響を及ぼすかは詳しく判明していないため筆者の憶測になりますが、最低でも以下の条件を遵守することを推奨します。

・どうぐプリンターを最終段階までグレードアップする(DLC後編エンディング後)

・手持ちのポケモンを出さない

一回も成功しない場合

  • (1)待機時間がズレている
  • (2)「プリントする!」の選択するタイミングが間違えている
  • (3)ゲーム内環境が再現元と異なっている

個人の問題に「プリントする!」のタイミングが違う=やり方根本的に間違っていたり、カウントの仕方が間違えている可能性が考えられます。

(1)の最も可能性が高いものとしては待機時間の表記ブレで、〇時△△分××秒(-1.5)といった記載形式であった場合は××秒から1.5秒引いた時間が正しい待機時間になります。

  • 10秒(-1.5)= 10 – 1.5 = 8.5秒待機

(2)の待機時間は1フレーム(1/60秒)でも過ぎたり早すぎると失敗します。

大雑把な秒数のみのカウントはNGです、タイマースタートと本体設定OKのタイミングをしっかり揃えてカウントしましょう。

(3)のゲーム内環境の問題にどうぐプリンターのグレードが違っていたり、シナリオ進行途中やオンライン接続中等のゲーム内環境の違いによって再現元と環境が異なっている可能性が考えられます。

成功と失敗が混ざる場合

  • (1)待機時間がズレている
  • (2)ハードの処理速度の違い

成功パターンを引けている場合、乱数調整そのものには成功しています。

(1)の待機時間がどの程度ズレるかは個人の目押し技術によりますが、それほどシビアな目押しタイミングが求められていないため目押しタイミングを〇秒ピッタリを意識して入力している場合は小数点以下0.5~1秒ずつ早め・遅めにずらして成功率が高いフレームを見つけましょう。

(2)のハードの処理速度はパッケージ版かDL版、経年劣化やLITEなどの本体状況、無線コントローラ操作など様々な要素によって処理速度に違いが表れることがあります。

この場合も気持ち早め、または遅めに入力を徐々にずらしていき再現性が高い待機時間を特定することで乱数調整が安定して成功しやすくなります。

まとめ

乱数調整が広まって日が浅いためすべてのアイテムの乱数、および効率的なチャンス獲得乱数は発見されておりません。

  • 単発1回とくせいパッチループ(1個+どうぐ2倍→2個)
  • 特定ボール6個同時引き
  • ステラピース57個

上記の乱数が発見されています。

ボールはまだすべてのボールが発見されているかは不明ですが、1種類のボールが7個以上の乱数は現状見つかっていないようです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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