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この記事では、18連勝を達成した狂乱ヴァンプのデッキ構成・マリガン・プレイングについて解説します。
他の連勝デッキに興味のある方は、以下のリンクをご覧ください。
「十禍闘争」アディショナル環境の18連勝・狂乱ヴァンプ(ローテーション)
みなさんこんにちは、「横島先生」です。
本日は、「十禍闘争」環境(ナーフ後)における18連勝・狂乱ヴァンプについて、解説させていただきます。
ではさっそく、詳細を見ていきましょう。
- 「狂乱ヴァンプ」の連勝報告
- 「狂乱ヴァンプ」の解説動画
- デッキ構成
- 採用カードの説明
- マリガン
- プレイング
この記事は5分程度で読み終わりますので、さいごまでお付き合いいただければ幸いです。
デッキを構築する際の注意点
シャドウバースの環境は常に変動しており、少し前に強かったデッキが今も強いとは限りません。
以下のリンクに、「直近3日間」実際に勝利を積み重ねているデッキを紹介しています。
デッキを構築する際には、エーテルを無駄にしないためにも、是非ともチェックしていただければと思います。
「狂乱ヴァンプ」の連勝報告
「狂乱ヴァンプ」の解説動画
デッキ構成
(注意!)環境初期であるため、枚数調整が行われる可能性が高いです。特に「レアリティの高いカード」は少なめにしながら試行していうことをお勧めします!!
前環境である「災禍を超えし者」から、環境に君臨し続けているデッキタイプとなります。
文字どおり、『親の顔よりも見たデッキ』と呆れている方も多いと思います。
なんと、十禍闘争のアディショナルにより、「愛絶の姦淫・ヴァーナレク」という超優秀なカードが追加され、更に強化されることとなりました。
・自傷デッキと称して、凄まじい回復力を持っている
・回復しながら、相手の顔を叩きながら、盤面を処理する
・理不尽なリーサル手段が多い
という、とんでもないデッキ構成となっており、アディショナルで強化された他リーダーが、このデッキにどのように対抗していくのかが、新環境の試金石となります。
「狂乱ヴァンプ」の勝利プランは、
・4~5ターン目までには「狂乱状態」に突入する
・「ユリアス」を進化させる
・6~9ターン目に「狂乱効果」を活用し、自分を回復しながら盤面を除去しつつ、相手の顔へのリーサルを狙う
・10ターン目に「夜天の吸血鬼」⇒「闇喰らいの蝙蝠」で勝利する
といったものとなります。
現環境はリーサルターンが速く、10ターン目に到達する前に決着することが大半です。
しかし、一部の遅延デッキ(回復ビショップ)などでは、10ターンに到達することもあるため、「闇喰らいの蝙蝠」ルートで勝利することも少なくありません。
6~9ターン目の勝負となった際には「ヴァーレナク」による疾走の連打が非常に強く、顔面の撃ち合いで負けることはほとんどないと思います。
主要カード解説
愛絶の姦淫・ヴァーナレク
3コストで4点疾走(進化時6点)を無尽蔵にデッキに増やすことができるフォロワーです。
狂乱ヴァンプは「ユリアス」のおかげで、手札が潤沢に補充でき、ターンを長引かせるだけで相手の顔を削ることができます。
アディショナル前であっても、狂乱効果により徐々に相手の顔を詰める性能は高かったのですが、ヴァーナレクの登場により「直接顔を叩く」要素まで追加されることとなりました。
非常に強力な1枚です。
愛絶の崇拝者
後攻1ターン目に1コスト「2-2」で出せるフォロワーとなります。
もうこれだけで、非常に強いカードと言えます。
さらに、狂乱時に進化を切ることで相手フォロワー全体に2ダメージを与えることができ、盤面除去に大きく貢献します。
自傷もできるカードであるため、現状で狂乱ヴァンプから抜く理由が見つかりません。
終幕の吸血鬼・ユリアス
進化権を切ることにより、
・毎ターン1枚ドロー
・自分のターンに敵フォロワーを倒すと、敵顔面に1点パンチ
・自分のターンの自傷ダメージを0にする
という3つのリーダー効果を得ることができます。
これらのリーダー効果は消し去ることができないため、1度発動させてしまえば、その後は永続的に恩恵を受けることができます。
狂乱ヴァンプの継戦能力を高めるフォロワーであるため、是非とも早めに進化を切っておきたいです。
その他のカードの簡単な説明
ルージュヴァンパイア・鮮血の首飾り・デコレーションデビル・ダークオーダー・夜天の吸血鬼・悪魔の令嬢・蹂躙のデーモン・まどわしの魔狼
このあたりが(やたらと豊富ですが)序盤の自傷カードとなります。
シャドウバースでは、自傷が相当のデメリット効果と考えているらしく、自傷するカードは軒並み高性能です。
狂乱状態に入っていなくても、
・1コストドレインで自傷を回復する
・手札をドローする
・ターン開始時に回復する
・自傷しながら、2点突進
・1コストの必殺突進フォロワーを召喚
といった効果を持っています。
更に狂乱状態に入ることで、
・進化する
・必殺とドレインがつく
・5コストで合計「9-9」のスタッツになり、突進を持つ
といった後半にも腐りにくい性能を持つこととなります。
現環境の狂乱ヴァンプは「前半の自傷を後半の回復で簡単に取り戻せる」ため、自傷そのものはまったくデメリットになっておらず、恩恵だけを受けられるのが特徴となっています。
夜天の吸血鬼
前半の自傷&盤面コントロールに使われることが多いですが、10ターン目以降における、
・自分の残りPPが7以上なら、闇喰らいの蝙蝠1枚を手札に加える。
という効果が非常に強力です。
現在の狂乱ヴァンプはとんでもない自傷回数を稼げるため、闇喰らいの蝙蝠のファンファーレ効果である、
・相手のリーダーか相手のフォロワー1体に「このバトル中、自分のターン中に自分のリーダーがダメージを受けた回数」と同じダメージ。
によって、容易にリーサルを狙うことができます。
夜天の吸血鬼が3コスト、闇喰らいの蝙蝠が7コストであるため、10ターン目に手札に加えて出すことができるもの、非常に強力です。
ゼノ・ディアボロス
ラストワード能力で、
・復讐状態なら敵全体に4点
・渇望状態なら敵全体に4点
・狂乱状態なら敵全体に4点
という効果を持っており、敵リーダーにも同様のダメージを与えることができます。
ユリアスの進化を通せているならば、毎ターン1ドローが付くため、渇望の条件はクリアできます。
また、狂乱を狙うデッキであるため、ディアボロスを出す7ターン目までには狂乱に入っているはずです。
そのため、少なくても8点、多ければ12点のダメージを瞬時に相手の顔に当てることができます。
また、ユリアスのブラディネイルにより、敵のフォロワーが倒れると、敵の顔面に1点が飛ぶため、ディアボロスのラストワードで敵フォロワーを5体倒せれば、敵の顔に5点のダメージが飛ぶことになります。
そのため、敵の意表をついたリーサルを狙うことができます。
ただし、ゼノ・ディアボロスを自滅させることが課題となっており、
・打点4点以上の敵のフォロワーに、進化をして叩く
・ユリアスのテラーナイト(2枚目)で自滅する
・ヴァーレナクの愛絶の飛翔で自滅する
といった対応が必要です。
百獣の大悪鬼
狂乱状態であれば(このデッキでは、7ターン目にはほとんど狂乱に入っているはずですが)、
・ランダムな相手のフォロワーに5点、敵リーダーに2点、自分のリーダーを2回復
の効果が3回発動します。
そのため、盤面を除去しつつ、敵リーダーの顔を詰めつつ、自分はリーサル圏内から逃げることが可能です。
さらに、ユリアスのブラッディネイルを使用できていれば、大悪鬼のファンファーレ効果で最大で敵を3体倒せるため、敵の顔面に追加で3点のダメージを与えることができます。
マリガンについて
とにかく、細かい自傷カードを集めます。
環境自体が非常に遅くなっているため、序盤に大きく顔面を詰められることな少ないと思います。
(序盤の盤面に対応するカードも多数採用されています。)
狂乱状態まで耐えることができれば、回復能力が高いため、一気にリーサル圏内から逃げ出すことが可能です。
プレイングについて
序盤は自傷カードを使用して、狂乱状態を目指します。
ルージュヴァンパイア、デコレーションデビル、夜天の吸血鬼、悪魔の令嬢、まどわしの魔狼といった強力な除去フォロワー(自傷もできる)がふんだんに採用されていうため、序盤の盤面で困るということはほとんどないと思います。
そして、進化ができるターンになったら、「ユリアス」に進化権を切り、生成された各スペルを使っていきます。
ユリアスが生み出すスペルは、すぐには成果が出にくいですが、ゲームが長引けば長引くほど有利になっていくものであり、狂乱ヴァンプの継戦能力を大きく高めてくれます。
その後は、手なりで出せるカードを出していけば、自然と相手の体力が0になって勝利することができます。
十禍闘争のアディショナル後は、「ヴァーナレク」という強力なフィニッシュカードが追加されたため、更にリーサルが狙いやすくなっています。
回復ビショップ戦などで、10ターン目以降まで長引く場合には、夜天の吸血鬼からの闇喰らいの蝙蝠を狙いましょう。
「十禍闘争」アディショナル環境の18連勝・狂乱ヴァンプのまとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
本日は、「十禍闘争」アディショナル環境における18連勝・狂乱ヴァンプについて、解説させていただきました。
では、本日はここまでとさせていただきます。
ではでは。
ライター紹介
- こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
twitterアカウント:https://twitter.com/yokoshimasensei
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