シャドバ~極天竜鳴~アディショナルカードはエルフに必要なのか?
8月に導入された極天竜鳴のアディショナルカードでは様々なカードが追加されました。
特にアディショナル後は「フラグラネクロ」、「ラティカエルフ」、「ハンドレスヴァンプ」、「共鳴ネメシス」等が目立つ傾向にあります。
しかし、それらの環境デッキに対応したデッキを模索していたところエルフデッキを作成する上でアディショナルカードがない方が強いのではないかと思いました。
今回は極天竜鳴において環境の整理をしつつアディショナルカードなしのエルフデッキの紹介とその立ち回り、注意点等をご紹介していきます!
この記事をざっくりまとめると!
- アディショナルカードは単体で見るとかなり強い!
- 現在の環境としてアグロ・OTKが増えている!
- 環境対策からできたコントロールエルフはアディショナルカードがない方が強い!
この記事は約5分で読み終わるので、是非最後まで読んで行ってください!
エルフのアディショナルカード
「妖精の騎士・タムリン」
3コスト2/2(4/4)
[進化前]
ファンファーレ相手のフォロワー1体を破壊する。このバトル中に場を離れたエルフ・フォロワーが10体以上なら、+2/+2して、疾走を持つ。20体以上なら、+2/+2ではなく+4/+4する。
相手フォロワーを確定除去しつつ疾走を持っているため守護フォロワーを破壊しつつ相手のリーダーに点数を与えることができます。
「聖緑の輝き・カーバンクル」
7コスト2/2(4/4)
[進化前]
このターン中に自分のフォロワーが進化していたなら、アクセラレートできる。
アクセラレート1;カーバンクルの煌めき1枚を手札に加える。
ファンファーレカーバンクルの煌めき1枚を手札に加える。自分の手札とデッキのエルフ・カードのコストを-1する。
[進化後]
進化時自分のPPを3回復。
7PPを消費して手札・デッキのエルフ・カードのコストを全て下げてなおかつ、進化時に3PP回復があるため他のカードとのコンボに使いやすいです。
「カーバンクルの煌めき」
1コストスペル
自分のリーダーを1回復。自分のEPを1回復。カードを1枚引く。
アクセラレートを使用することで、実質2PPでEP回復することができるため他のEP回復よりコストがかからないです。
現在の環境の整理
流行っているデッキ
現在(9/5)ローテーション内でTier1であるのは「フラグラネクロ」「ラティカエルフ」「進化ロイヤル」がございます。
Tier2としては「ハンドレスヴァンプ」「人形ネメシス」「共鳴ネメシス」等がございます。
それらの特徴としては以下のようにまとめることができます。
OTKデッキとして「フラグラネクロ」「ラティカエルフ」「共鳴ネメシス」があります。
アグロや盤面押しデッキとしては「進化ロイヤル」「人形ネメシス」「ハンドレスヴァンプ」があります。
つまり、アディショナルカードを加えたOTKのデッキとアディショナル環境前のOTK、またアグロ系統の盤面押しのデッキが流行っており、環境対策としては以下のことを対策しながらデッキを構築する必要があります。
- OTKを防げるような体力増加、もしくはダメージカットが必要
- アグロ系統に対する全体ダメージや盤面処理
環境対策のコントロールエルフデッキ
デッキの回し方
序盤は「腐食の絶命」「ブリーズエルフ」等で盤面処理をし、「マスターコック」「ブロッサムルナール」「生命の創世樹・ユグドラシル」等で盤面形成等を行います。
中盤は「凍土の女王・ピアシィ」「絶命の不殺・エズディア」等で盤面処理をしつつ、「ジャイアントハッピーピッグ」で体力最大値をあげます。
終盤は50pp消費し「アルティメットバハムート」でデッキ破壊勝利を目指します。
使用上の注意点
注意点は以下の2つになります。
- 回復カードはどこで何を切るべきなのか?
- 回復カードを引くためのデッキ回しとして「森の遊撃者」を使用すること
先ほど述べた通り、現在の環境ではOTKのデッキが多い傾向があるのでコントロールするためには回復カードが必須になります。
特に「フラグラネクロ」「共鳴ネメシス」「ラティカエルフ」は7ターン目以降に20点以上打点が出ますし、次のターンも10点以上下手したら20点近く出てしまうことがあります。
そのため、序盤に無駄に回復をしてしまうのではなく序盤は除去カードでダメージをカバーできるかが大切になってきます。
また、多くのユーザーがコントロールエルフを使用すると回復カード(「ヒーリングフェアリー」や「ユピテル」等)を回収するために「森の遊撃者」を使用します。
しかし、回復カードがそもそも乏しい場合においては回復カードをサーチするために「森の遊撃者」を使用してください。
アディショナルカードを採用しなかった理由
○盤面処理
使用上の注意点でお話しした通り、盤面処理を行わないと自分のリーダーにダメージが加わり回復カードを使わざるを得ません。
「妖精の騎士・タムリン」は3コストで確定処理できる優秀なカードなので一見採用しても良さそうな気がします。
しかし、「絶命の不殺・エズディア」の方が進化することで3コストで3ターン処理効果が働くため「絶命の不殺・エズディア」を採用しました。
○EP回復
「絶命の不殺・エズディア」を採用している点、「干絶の飢餓・ギルネリーゼ」を採用している点からEPを消費する場面が多くなってきます。
「聖緑の輝き・カーバンクル」に関しては2ppを使用してEP回復等の効果がありますが、EP回復とPPの点でみたら「凍土の女王・ピアシィ」の方が良いと思います。
「凍土の女王・ピアシィ」はエンハンス6によるEP回復と4PP回復を使用することで実質2PPでEP回復と盤面横並びができるわけすから、1枚ドローと1点回復がないとはいえ「凍土の女王・ピアシィ」の方がEPを回復しつつ盤面展開できます。
また、「凍土の女王・ピアシィ」を利用することで6PP消費しつつ4PP回復するため「アルティメットバハムート」直接召喚の近道にもなりますし、横展開に対しても有利であるため採用しました。
最後に
確かに今回アディショナルカードで追加されたカードは効果がとても強く「カーバンクルラティカ」として使われるほど主軸になっている場合もございます。
その中で環境対策をしていくとアディショナルカードを使用しない方が実は強かったりもします!
アディショナルカードをどのように活用するかとともに環境に対してどのようなデッキを作成するべきかも考慮してみても良いかもしれません。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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