Contents
- ホズミOTKエルフを使っているけど勝てない・・・
- メタカードでOTKが封じられてしまう・・・
- マリガンが分からない・・・
アンリミテッドは『魔境』であるため、バランスが壊れた強いデッキが横行しています。そのため、リーサルターンが1ターン遅れてしまうと勝率が目に見えて下がってしまいます。
私はホズミOTKエルフを使用して「7割~8割」の勝率を維持しています。しかしそのレベルに達するまで、超越ウィッチ・骸ネクロ・ハンドレスヴァンプ・AFネメシスに苦汁を飲まされ続けてきました。
この記事を読んで、筆者と同じ過ちをくりかえさないようにしよう!! |
そこでこの記事では、初心者でもリーサルを逃すことなく4~5ターン目にはワンターンキルできる方法を解説します。
この記事を読めば「誰でも勝率7~8割を維持」できるようになります。
ホズミOTKエルフ側の視点も確認できるため、『ホズミOTKエルフ対策』にも有用な記事になっております。
ホズミOTKエルフとは?
デッキレシピ
コスト | カード名 | 枚数 |
1 | セラフィックレオ・ガルエル | 3 |
1 | 鏡の世界 | 3 |
1 | 神秘の指輪 | 2 |
1 | 自然の導き | 2 |
1 | 腐食の絶命 | 2 |
2 | 極光の天使 | 3 |
2 | 大望のミニゴブリンメイジ | 3 |
2 | メタトロン | 3 |
2 | 楽園の来訪 | 3 |
2 | 妖精花 | 3 |
3 | 化かし女将・ホズミ | 3 |
6 | エルフナイト・シンシア | 2 |
7 | 始祖の大狼・オムニス | 2 |
8 | フォレストエース・リマーガ | 3 |
9 | ウィンドフェアリー | 3 |
デッキコンセプト
このデッキのエルフフォロワーは「ホズミ・シンシア・オムニス・リマーガ・ウィンドフェアリー」の5種類に絞られています。そのため、ホズミの能力が発動すると「シンシア・オムニス・リマーガ・ウィンドフェアリー」の4体が確定で召喚されます。
【ホズミの能力】
ファンファーレ このターン中に(これを含めず)カードを4枚以上プレイしていたなら、自分の他のフォロワーすべてを消滅させる。それぞれコストの異なるエルフ・フォロワー(化かし女将・ホズミを除く)をランダムにX枚、自分のデッキから場に出す。Xは「これで消滅させた自分のフォロワーの数」である。
「オムニス・リマーガ・ウィンドフェアリー」が疾走を持っているため召喚された直後に攻撃が可能です。そして、シンシアの能力によって攻撃力が上がるため、進化なしできっちりと20点を出すことができます。
相手が守護を張ってなければきっちりとOTK(ワンターンキル)ができるよ! |
ホズミOTKエルフで勝つための5つのコツ
ホズミOTKエルフはコンボの要件が厳しくないため、安定してOTK(ワンターンキル)を決めることができます。しかし、戦況はさまざまに変化するため、判断を誤るとリーサルターンが伸びてしまうことがあります。
この記事では、リーサルを逃さないための5つのコツをご紹介します。いずれも難しい内容ではないのでご安心ください。
- ① ホズミOTKエルフの魅力を理解する
- ② リーサルの形を把握する
- ③ ホズミを発動させる下準備
- ④ マリガンを詰める
- ⑤ 主要デッキタイプ毎の対策
上記のコツを習得することで、多くのデッキタイプに対して大きな有利を得ることができます。
実戦での訓練も必要だけど、十分な知識を持ってからの方が効率がいいよ! |
① ホズミOTKエルフの魅力を理解する
ホズミOTKエルフを使用するうえでまっさきに理解したいのが「このデッキの魅力」となります。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という格言がありますが、自分の使うデッキの長所を知ることはもっとも重要なポイントです。
ホズミOTKエルフの魅力として、以下のようなものが挙げられます。
・進化権なしで疾走20点のダメージが出せる
・ホズミの進化能力によって敵の守護を3枚まで無力化できる
・最速リーサルターンが4ターンであるため、敵がこちらの対策をする前に勝負を決められる
・多くの主要デッキに対する対策(メタ)を積むことができる
以下に簡単ではありますが、1つ1つの魅力をご紹介します。
進化権なしで疾走20点のダメージが出せる
ホズミOTKエルフは進化権を使用しないでOTK(ワンターンキル)ができるデッキとなっております。そのため、進化権を使い切った場合でもOTKを狙うことができます。
また、進化権を使用してさらに打点を伸ばしたり、敵の守護を処理したりすることができます。
おそらくこの特徴がなかったらホズミOTKがtier1になることはなかったと思われます。
ホズミの進化能力によって敵の守護を3枚まで無力化できる
ホズミOTKエルフのリーサル手段は『フォロワーによる疾走』であるため、本来であれば守護フォロワーによる対策が有効なはずです。しかし、ホズミの進化時能力によって最大3体までの守護フォロワーを無力化することができます。
【ホズミの進化時能力】
進化時 相手のフォロワー2体をフェアリーに変身させる。
進化時能力で敵の守護フォロワー2体をフェアリーに変身させた後、ホズミの進化後の攻撃によって守護フォロワーを倒すことで、守護フォロワー3体を無力化することができます。
さきほどご説明した「進化権なしで疾走20点」という特徴があるため、ホズミに進化権をつかってもリーサルが取れるのが非常に強いです。
ホズミOTKエルフの根幹をなす特徴なので、是非とも覚えておこうね! |
最速リーサルターンが4ターンであるため、敵がこちらの対策をする前に勝負を決められる
ホズミOTKエルフがtier1デッキとして君臨しているため、多くのデッキでメタカード(対策カード)が採用されています。
ホズミOTKエルフへの対策としては、疾走の打点を下げる「極光の天使」が採用されることが多いです。
一方、メタカードには限りがあるため、どのタイミングで使用するかが重要となります。もっとも使用されることが多いのはホズミOTKエルフのリーサルターンになりやすい「5ターン目以降」となります。
しかし、『ガルエル』というカードが実装されたことにより、ホズミOTKエルフの最速リーサルターンは「4ターン目」となっております。
対策する側としては貴重なメタカードを来るか来ないかわからない4ターンリーサルに対して使用するには抵抗があります。そのため、4ターン目のリーサルが通りやすいという特徴があります。
4ターン目リーサルのためにはフェアリーウィスプが2枚必要です。そのため、ホズミOTKエルフへの理解があれば、メタカードを迷いなく4ターン目に切ることが可能です。
多くの主要デッキに対する対策(メタ)を積むことができる
ホズミOTKエルフはコンボのための下準備が(他のOTKデッキと比べれば)容易であるため、他の主要デッキに対するメタカード(対策カード)を積むことができます。
詳しくは、後ほどご説明する「⑤ 主要デッキタイプ毎の対策」をご参照ください。
② リーサルの形を把握する
ホズミOTKエルフの使用するプレイヤーの中には「ガルエルを2枚使用した5ターン目リーサル」しか知らない方が多いです。しかし、それでは十分な勝率を得ることはできません。
以下の4つのリーサルの形をお示ししますので、最低限これだけは覚えるようにしましょう。
ガルエルを2枚使用した5ターン目リーサル
ホズミ発動前の形
ホズミ発動後の形
もっとも典型的な5ターン目OTKの形です。ガルエルによって2コストニュートラルフォロワーを「コスト0」にし、合計2コストで4枚のフォロワーを並べてホズミを起動するパターンです。
ガルエルが1枚しか入手できていない場合でも、2コストニュートラルフォロワーが3枚あればそのうちの1枚を(ガルエルで0コストにした)ミニゴブリンメイジでガルエルに変換することで補充することができます。
フェアリーウィスプ1枚・ガルエル1枚を使用した5ターン目リーサル
ホズミ発動前の形
ホズミ発動後の形
フェアリーウィスプを1枚使用することにより、2コストニュートラルフォロワーを1枚省略することができます。
ガルエルが1枚しかない入手していない場合は、ミニゴブリンメイジで2コストニュートラルフォロワーをガルエルに変えることで補充します。
フェアリーウィスプ2枚・ガルエル1枚を使用した4ターン目リーサル
ホズミ発動前の形
ホズミ発動後の形
一般的なホズミOTKエルフにとっては最速のリーサルとなる形です。
ハンドレスヴァンプでも追いつくことができない速度であり、この形が手札で完成すればまず負けることはありません。
場に4枚のフォロワーだけしか出せない状況でのリーサル
ホズミ発動前の形
ホズミ発動後の形
このリーサルの形を知っているかどうかで勝率が大きく変わってきます。
ホズミOTKエルフは基本的には場に4枚のフォロワーを出した後、ホズミのファンファーレ効果を発動します。しかし、ざまざまな理由により、場に3枚しかフォロワーが出せない状況が生まれてきます。
例えば、「アミュレット(妖精花)を出してしまっているので場に空きがない」、「フォロワーが足りないため3枚しか並べることができない」、「フェアリーウィスプが3枚目以降になってしまうので消滅してしまう」などです。
その場合でもOTK(ワンターンキル)を狙うことが出来るのがこのデッキの強みです。
リーサルの方法は、
・メタトロンを出すことで敵リーダーに「1点」ダメージを与える
・ホズミの能力によって3体のエルフフォロワーを出す
・ウィンドフェアリーに進化権を使用し、疾走フォロワーで攻撃する(疾走フォロワーのダメージは「19点」)
・メタトロンと疾走フォロワーのダメージで丁度「20点」
というものです。
ホズミによって出てくるフォロワーが「オムニス・リマーガ・シンシア」や「ウィンドフェアリー・オムニス・シンシア」の場合は火力が足りないため、運ゲー要素がある点には注意が必要です。
他にも色々なリーサルの形があるけど、この4つが機会が多いので覚えておこうね! |
③ ホズミを発動させる下準備
リーサルの形を把握できれば、ホズミを発動させる下準備も理解しやすいはずです。
もっとも必要なカードは(もちろん)ホズミとなります。ホズミに関しては「楽園への来訪」で確定サーチですが、それでも出ない場合はミニゴブリンメイジで高コストフォロワーを変換して運ゲーをしましょう。
次に考えるべきなのは「フェアリーウィスプ」が必要かどうかです。4ターンOTKを狙うのであればフェアリーウィスプが2枚必要ですが、「妖精花」を「ウィンドフェアリー」で戻して2枚入手が現実的です。
あとは、ガルエルと2コストニュートラルフォロワーを集めていくことになります。鏡の世界を使用することで、比較的容易に揃えることができます。
場にフォロワーを並べると相手に利用されてしまうことが多いので、リーサルターンまでは基本的にフォロワーは出さないよ。 バウンスカード(自然の導きやウィンドフェアリー)を使いたい場合は、フォロワーを出したターンに引っ込めるようにしよう! |
④ マリガンを詰める
キーカードである「ホズミ」は確定サーチである楽園の来訪があるため『実質6枚』デッキに積んでいることになります。しかし、リーサルターンが4~5ターン目と早いことから、ホズミが引けなくて負けるパターンが多いです。
そのため、ホズミはマリガンで1枚は確保しておくとよいです。
ホズミ(や楽園の来訪)が2枚以上マリガンで来たときは1枚を残して交換しましょう。
また、ホズミは重要なカードではありますが、マリガンで全力で引きにいく必要はありません。リーサルターンまでに引けることを祈りましょう。
ドローカードに乏しいデッキであるため、フェアリーウィスプを入手しつつ1枚ドローできる「妖精花」もマリガンで入手しておきたいカードです。2枚持っていてもよいですが、3ターン目に1枚使うことになってしまうため4ターン目リーサルはできなくなってしまう点には注意が必要です。
一方、「妖精花」を2枚持っていればドローできるフェアリーウィスプやカードが増えるため、5ターン目リーサルは安定することになります。
あとは、ガルエルや2コストニュートラルフォロワーを集めるようにしましょう。
一方、敵のリーダーによってはメタカードを拾いにいった方がよいことがあります。後ほど「⑤ 主要デッキタイプ毎の対策」で説明しますが、『エルフ・ロイヤル・ヴァンプ・ウィッチ』などが該当します。
- 対エルフ:極光の天使(ホズミOTK対策)
- 対ロイヤル:腐食の絶命(アグロ対策)、メタトロン(ルミナスリーダー・リララのダメージ0対策)
- 対ヴァンプ:腐食の絶命(アグロ対策)
- 対ウィッチ:メタトロン(カウンターマジックのダメージ0対策)
よくわからないうちは、最低でも「シンシア・オムニス・リマーガ」を返しておけばいいよ! プレイングを繰り返すうちにマリガンで欲しいカードがわかってくるから大丈夫! |
⑤ 主要デッキタイプ毎の対策
アンリミテッド環境でよくみられるデッキへの対策方法をご紹介します。
- 超越ウィッチ
- 骸ネクロ
- ハンドレスヴァンプ(宴楽ヴァンプ)
- 庭園ドラゴン
- ホズミOTKエルフ
超越ウィッチ
5ターン超越が飛んでくることがほとんどないため、5ターン目にはリーサルをとれるホズミOTKエルフがかなり有利です。
唯一ケアをしなくてはならないのが「カウンターマジック」です。
【カウンターマジックの効果】
ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージ。
自分のリーダーは「次に受けるダメージを0にする」を持つ。
ホズミOTKエルフのリーサルは「ぴったり20点」であるため、カウンターマジックの「次に受けるダメージを0にする」が残っていると倒しきることができません。
そこで活躍するのが「メタトロン」となります。
【メタトロンの能力】
ファンファーレ 相手のリーダーに1ダメージ。自分のリーダーを1回復。
メタトロンのファンファーレ効果でカウンターマジックの効果を打ち消した後、ホズミの能力で20点疾走がでるため、無事に倒しきることができます。
メタトロンは「超越ウィッチ」対策で入っているフォロワーと言っても過言ではありません。
骸ネクロ
けっして不利な相手ではありませんが、対策をしようがない相手となります。ホズミOTKエルフ側でできることはリーサルターンを早めることだけですが、骸ネクロに先行3ターン目にめちゃくちゃなことをされてしまうと、なすすべがありません。
逆に、ホズミOTKエルフが先行4ターン目でリーサルを決めると、骸ネクロ側はなすすべがありません。
基本的に骸ネクロは「骸の王」を出した次のターンが勝負所であるデッキであるためワンテンポ遅いデッキと言えます。そのため、対戦を重ねていけばホズミOTKエルフの方が勝っていることが多いです。
ハンドレスヴァンプ(宴楽ヴァンプ)
基本的に、ハンドレスヴァンプ相手には以下の2つのうちどちらかができれば勝てます。
① 先行をとる
② 腐食の絶命を引く
ハンドレスヴァンプはどんなに急いでも「5ターン目」がリーサルであるため、先に5ターン目を迎える「先行」がとれればまず負けることはありません。
また、「腐食の絶命」さえ引ければ、先行のハンドレスヴァンプであっても5ターン目リーサルはむずかしくなります。ホズミOTKエルフのリーサルターンは5ターン目であるため、後攻であっても競り勝つことができます。
焦らずにいつもどおりに4~5ターン目リーサルを狙いにいけば大丈夫だよ! |
庭園ドラゴン
ドラゴン側の運ゲーになりがちな対戦となります。
庭園ドラゴン側の勝ち筋が「託宣などでコストアップ⇒庭園配置⇒終焉の地でPP回復⇒ゾーイで無敵」なのですが、ホズミOTKエルフ側にこれを止める手段はありません。
一方、ゾーイが出せない状況で庭園を配置してしまうと、ホズミOTKが飛んでくることになります。
ドラゴン側がきっちりとゾーイを決められるかどうかという対戦となりますが、体感的にはそんなにうまくいくことは少なく、ホズミOTKエルフ側の方が有利であるように感じます。
ホズミOTKエルフ
同じデッキ同士の戦いとなります。
「極光の天使」さえ出せてしまえば(少なくとも)次のターンでのリーサルは無くなります。
【極光の能力】
ファンファーレ 相手のターン終了まで、自分のリーダーは「疾走 を持つ相手のフォロワーが自分のリーダーに攻撃するとき、それを-2/-0する」を持つ。(リーダーはこの能力を重複して持てる)
ホズミの効果で出てくる疾走フォロワーの火力が下がるためです。
そのため、極光の天使を「鏡の世界」で増やしたり、「自然の導き」や「ウィンドフェアリー」で出し入れするような対戦となります。
大手攻略サイトでは「極光の天使」が採用されていない型のホズミOTKエルフが紹介されていることもありますが、そうなると同じデッキタイプにはまず勝つことができなくなります。
コツを掴んで最強のデッキを楽しみましょう!!
この記事で紹介させていただいたコツを実践するば、だれでも「ホズミOTKエルフ」で高い勝率を維持することができます。
とにかく速くて強いコンボデッキであるため、ホズミがナーフされるまでは楽しむことができると思います。
アンリミテッド環境は「魔境」と呼ばれているけど、ホズミOTKエルフは頭一つ抜けて強いので、ストレスなく楽しむことができるよ!! |
ライター紹介
- こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
twitterアカウント:https://twitter.com/yokoshimasensei
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