【遊戯王マスターデュエル】環境デッキにぶっ刺さり!?初心者にオススメのメタビートデッキを解説します

環境デッキを封殺できるメタビートデッキのご紹介!!

今回は、環境デッキに面白いほど刺さる「メタビートデッキ」のデッキ構成や作成コスト、

環境でよく見るデッキに対してのプレイング等について解説していきます。

  1. デッキ構成や作成コストは?
  2. 環境デッキを封殺しよう!
  3. 環境に合わせてデッキをアレンジ

この記事は5分で読み終わりますので、ぜひ最後まで見ていってください!

デッキ構成と作成コスト

今回の構成にかかるコストですが、

UR11枚(330ポイント)
SR18枚(540ポイント)
R12枚(360ポイント)
N0枚(0ポイント)

と、少しお高めな生成コストになりました。

ただ、この構成はあくまで一例なので、参考程度に考えてください!

※エクストラデッキはドローソースのコストにしか使わないので、余ったカードを適当に入れています。

キーカード1【マクロコスモス】

「マクロコスモス」は、墓地へ送られるカードを全て除外する永続罠です。

このデッキの要とも言えるカードの一枚で、ほぼ全てのデッキに刺さります。

相手が除外に特化したデッキだった場合、逆に手助けしてしまう形になってしまいますが

現環境では除外に特化したデッキはほとんどないため、引いたらとりあえずセットしておきましょう

キーカード2【閃光の追放者】

「閃光の追放者」は墓地へ送られるカードを全て除外する永続効果を持つモンスターカードです。

前述した「マクロコスモス」のモンスター版とも言えるカードですが

こちらはモンスターカードのため、召喚してすぐに効果を使う事ができます。

ただし、罠カードより除去されやすいので、装備魔法や罠カードで補助して

フィールドに維持できるよう、注意しましょう!

キーカード3【虚無空間】

「虚無空間」は、お互いの特殊召喚を封じる永続罠です。

これを発動されただけで降参する人がいるほど、恐ろしい封殺効果を持つカードですが

自分の墓地にカードが送られた場合に自壊するデメリット効果があるので

前述の「マクロコスモス」や「閃光の追放者」と一緒に展開しましょう。

また、制限カードでデッキに1枚しか入れられないため、あまり頼りすぎず

引けたらラッキーくらいの気持ちでデュエルを進めるといいかもしれません!

キーカード4【フォッシル・ダイナ パキケファロ】

「フォッシル・ダイナ パキケファロ」はお互いの特殊召喚を封じる永続効果を持つモンスターカードです。

「虚無空間」のモンスター版と言えるカードですが、

あちらと違い、こちらは制限カードではないため、デッキに3枚投入する事ができます。

また、リバース時に特殊召喚されたモンスターを全て破壊する効果も持つため

発動が少し遅い全体除去として使うこともできます。

封殺として使うか、全体除去として使うか、デュエルの状況によって使い分けていきましょう!

キーカード5【インスペクト・ボーダー】

「インスペクト・ボーダー」はモンスター効果を発動する回数を制限する永続効果を持つモンスターカードです。

自分フィールドにモンスターがいる場合、裏守備表示でしか召喚できないというデメリットを持ちますが

攻守共に2000と、高いステータスを持つため、守備表示でも問題なくフィールドに出せます。

様々なデッキに刺さる封殺効果ですが、「十二獣」や「ドラゴンメイド」のような

モンスター1体でエクストラモンスターを出せるデッキには効果が薄いため

過信し過ぎないように注意しましょう!

環境デッキを封殺して有利に勝負を進めよう!

このデッキの回し方はモンスターを召喚してカードを伏せる」たったこれだけです!!

難しいプレイングは一切ありません!

ただ、相手のデッキによって最適なカードが変わってくるので、

いくつか代表的な環境デッキを例に出して、使うべきカードを考えていきましょう!

vs.電脳堺

電脳堺は、墓地や除外を駆使して展開してくるデッキです。

一回妨害した程度では全然止まらないカードパワーがあります。

しかし、電脳堺モンスターの共通効果をよく見てみましょう!

このカードが手札に存在する場合、自分フィールドの「電脳堺」カード1枚を対象として発動できる。そのカードとは種類(モンスター・魔法・罠)が異なる「電脳堺」カード1枚をデッキから墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。

デッキから墓地へ送り」と書いてありますよね?

つまり、「カードをデッキから墓地へ送れない状況」を作ると、展開が止まってしまうんです!!

「マクロコスモス」や「閃光の追放者」を出すと、墓地へ送られるカードは全て除外されますので

たった一枚だけで、相手の展開カードがほとんど機能しなくなります。

また、特殊召喚そのものを封じる「フォッシル・ダイナ パキケファロ」や

「虚無空間」でも相手の展開を止める事ができます。

そして、電脳堺はモンスターによる除去や制圧が主軸のため、

モンスターの展開そのものを封じてしまえばそのままゲームエンドに持ち込むことも可能です!

vs.エルドリッチ

エルドリッチデッキは、エースの「黄金卿エルドリッチ」を主軸に

専用魔法罠や様々な制圧系罠を駆使して盤面を制圧してくるデッキです。

そこで、エースモンスターである「黄金卿エルドリッチ」の効果①に注目してみましょう!

①:手札からこのカードと魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。

墓地へ送り」と書いてありますので、

「カードを墓地へ送れない状況」を作ると、

効果の発動条件が満たせず、「黄金卿エルドリッチ」の効果が発動できなくなります

つまり、先程の電脳堺と同様、マクロコスモスか閃光の追放者を場に置くだけで

相手のデッキを機能停止に追い込むことが事ができるんです!

また、エルドリッチ関連の魔法罠カードは「黄金卿エルドリッチ」が

場にいる時に力を発揮するカードが多いため、エルドリッチの展開を阻害するだけで、

相手はやれる事が一気に少なくなります。

エルドリッチの展開に繋がる行動を的確に妨害しつつ、こちらの盤面を整え、勝利を目指しましょう!!

また、このデッキはエクストラデッキを一切使わない構築も多いので、

「インスペクトボーダー」を置くだけで相手を完封できる場合もあります。

vs.宣告者ドライトロン

宣告者ドライトロンデッキは、宣告者とドライトロンを組み合わせた、先攻制圧デッキです。

展開を許してしまうと、「崇光なる宣告者」で7〜8回くらい妨害をしてくることもあります。

しかし、ここで注目したいのはの制圧の要である「崇光なる宣告者」の効果です!

手札から天使族モンスター1体を墓地へ送って以下の効果を発動できる。

●相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。

●相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。

発動条件に「墓地へ送って」と書いてありますね?

つまり、このカードも前述のテーマと同じように、「カードを墓地へ送れない状況」を作ることで

機能停止に追い込む事ができます!

特に「閃光の追放者」は、通常召喚で場に出すため、「崇光なる宣告者」の効果では無効にできず

ドライトロンに展開を許してしまった後でも、たった一枚で状況をひっくり返す事ができます!

また、ドライトロンモンスターは墓地から特殊召喚する効果があり、墓地リソースがとても重要なため、

墓地を塞ぐだけで、一気に相手の行動の幅が狭まります。

vs.鉄獣戦線

鉄獣戦線デッキは、鉄獣戦線モンスターの共通効果で

墓地のモンスターをコストに、リンクモンスターを展開してくるデッキです。

また、鳥獣族・獣族・獣戦士族と幅広い種族をサポートできるテーマのため

デッキの型が沢山あるのも特徴の一つです。

そんな鉄獣戦線デッキですが、弱点はその共通効果にあります!

自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。

鉄獣戦線モンスターの共通効果は、墓地からカードを除外することで発動するため

このデッキも「マクロコスモス」や「閃光の追放者」で制圧する事ができます!

また、展開やサーチの要である「鉄獣戦線 フラクトール」や「鉄獣戦線 ナーベル」の効果は

墓地に送ることで発動するため、カードを墓地に送れない状況を作るだけで

一気に相手の行動を抑制する事ができます!

ただ、注意点として、罠カードの「鉄獣の抗戦」は

除外しているモンスターも利用してリンク召喚できるため

たった一枚で状況をひっくり返されてしまう場合もあります。優先的に無効化しましょう!

除外したカードを利用して展開するカードがある分、他の環境テーマより慎重な戦い方を要求されますが

しっかりと相手の動きを予測して妨害していけば、問題なく勝てるはずです!

メタビートデッキの弱点

ここまで解説した限りだと、このメタビートデッキは最強に見えるかもしれません。

しかし、このデッキには大きな弱点があります

それは「状況を覆された時のリカバリーがとても弱い」という点です。

このデッキはテーマに依存しない分、キーカードのサーチ手段が全くありません

手札を使い切った状態の時に、盤面を崩されてしまうと

リカバリーする前に押し切られて負けてしまうことも少なくないです。

そこで重要になってくるのが知識とプレイングです。

様々なデッキの知識を頭に入れておくことで、相手のデッキの弱点を的確に見抜き

最低限のカードで制圧することで、手札にリカバリーする余裕を持たせておく事が重要です。

環境に合わせてデッキをアレンジしよう!!

このデッキはテーマに全く依存しません。

そのため、アレンジの幅が無限大にあります!

今回の紹介した構成は

環境デッキに墓地を重視するテーマが多かったため、墓地を除外するカードが多めに入っていますが

例えば、「アンデットワールド」や「群雄割拠」を入れて、種族デッキを制圧する構成にしたり

真竜モンスターを採用して、様々な永続魔法・罠を張り替えながら戦う構成にしたりと

環境や戦い方によって自由にアレンジする事ができます。

最後に

今回紹介したメタビートデッキは、他のデッキのような、派手さや格好良さはありませんが

カードへの知識が深まれば深まるほど、強くなっていくデッキです。

また、環境に合わせてアレンジしていけば、どんなデッキが相手でも柔軟に対応する事ができるため、

長く使っていくことができるデッキとなっています。

そして、主要カードのほとんどが汎用カードのため、他のデッキを作る際にも流用でき、

生成したカードが無駄になる事が少ないので、無課金・微課金の方にも優しいです。

研究や対策を重ねてゲームを攻略するタイプの方

気になるテーマがなくて、デッキ作りに悩んでいる方がいたら、

ぜひ一度メタビートデッキを作ってみてください!

それでは、ここまで見て頂き、ありがとうございました!