はじめに
この記事では,MTGアリーナでのスタンダード構築デッキである赤緑ビートデッキを紹介します。
赤緑ビートダウンとは,+1/+1カウンターで各クリーチャーを強化しながら,攻撃を仕掛けていく赤緑2色のデッキです。
デッキの半分がクリーチャーで構成されており,素早い攻撃で殴り勝つことを目指します。
また,「実際のカードでもプレイしたい!」と思った人に向けて,紙のカードの値段も紹介していきます。
カードの金額に関しては,Wisdom Guidの平均価格を参照しています。デッキリストのカード名がそのままリンクになっていますので,そちらで最新の金額を確認できるようになっています。
*Wisdom Guidとは,MTGの総合情報サイトで,カードリストやシングルカード価格などを主に提供しているサイトです。
記載した金額は,あくまで投稿時のものですのでご了承ください。
- 赤緑ビートダウンとは,クリーチャー主体に殴り勝つデッキです。
- 紙のカードでデッキをそろえると,約14,000円
- その他のクリーチャーも考えながらアレンジ
それでは,デッキを見ていきましょう。
この記事は,5分ほどで読み終わりますので,ぜひ最後までお付き合いください!
赤緑ビートダウン:サンプルデッキリスト
クリーチャー(31)
(4)クウィリーオンの獣呼び(平均価格:180円)
(4)ラノワールの壌土語り(平均価格:100円)
(4)祝祭の出迎え(平均価格:250円)
(4)猿人の似姿(平均価格:100円)
(4)西の樹の木霊(平均価格:350円)
(4)土の勇者(平均価格:530円)
(3)結ばれた者、ハラナとアレイナ(平均価格:340円)
(2)轟く雷獣(平均価格:100円)
(2)活力を穢すもの(平均価格:250円)
インスタント(3)
(3)尾の強打(平均価格:30円)
アーティファクト(4)
(4)勢団の銀行破り(平均価格:550円)
土地(22)
(4)落石の谷間(平均価格:300円)
(4)カープルーザンの森(平均価格:400円)
(1)反逆のるつぼ、霜剣山(平均価格:300円)
(12)基本・森
(1)基本・山
合計金額:13,350円(平均価格での合算)
ゼロからすべてのカードをそろえると,約14,000円あれば作ることが可能です。
カードの解説
ここでは,各カードを解説していきます。
クリーチャー
クウィリーオンの獣呼び 誘発型能力として,自分がクリーチャー・呪文を唱えるたびに,自身に+1/+1カウンターを1個置きます。さらに,自身が死亡した時に自分がコントロールしている望むクリーチャーの上に,自身に置かれていたた+1/+1カウンターを割り振って置きます。
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ラノワールの壌土語り 2つのタップ起動能力をもつクリーチャーです。 ①好きな色マナ1点を生み出す。 ②自分がコントロールする土地1つを対象に,ターン終了時まで速攻をもつ3/3のエレメンタル・クリーチャーにする(ソーサリータイミングのみ)。 | |
祝祭の出迎え 団結能力により,3つの効果から一つ選択して使用できます。ただし,それぞれの効果は各ターンに1回しか使用できません。 ①自身の上に+1/+1カウンターを1個置く。 ②宝物・トークン1個をタップ状態で生成する。 ③自分が2点ライフを得る。 | |
猿人の似姿 蘇生をもつ,アーティファクト・クリーチャーです。 戦場に出た時に,自分がコントロールしているクリーチャー1体(自身も含む)の上に,+1/+1カウンターを2個置きます。 蘇生を使えば,墓地から戻しながら+1/+1カウンターを置くことができます。 | |
西の樹の木霊 到達をもつ,伝説のクリーチャーです。 常在能力として,自分がコントロールする改善されているクリーチャーはトランプルを得ます。 自分の改善されているクリーチャーが対戦相手に戦闘ダメージを与えるたび,自分のライブラリーから基本土地・カード1枚をタップ状態で戦場に出します。 | |
土の勇者 呪文コストに別途Xコストをもつ,アーティファクト・クリーチャーです。唱えるのに最低でも4マナが必要であり,そこに追加でXコストを支払って唱えることができます。 唱える時のコストに,(緑)(緑)を支払った分だけ3個の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場にでます。 唱える時のコストに,(白)(白)を支払った分だけ戦場に出た時に,自分がコントロールしている自身以外にクリーチャー最大2体の上に+1/+1カウンターを1個置きます。 | |
轟く雷獣 自身が攻撃するたびに,自分がコントロールするクリーチャー1体に+1/+1カウンターを置きます。その後,各対戦相手に,自分がコントロールする自身以外の改善されているクリーチャーの数分のダメージを与えます。 速攻をもっているので,攻撃すれば出したターンから効果を使用できます。 | |
結ばれた者、ハラナとアレイナ 先制攻撃と到達をもつ伝説のクリーチャーです。 自分のターンの戦闘開始時に,自身以外のクリーチャー1体の上に,自身のパワー分の+1/+1カウンターを置き,速攻を与えます。 速攻を与えるだけでも強力ですが,出したターンから強化して攻撃できるようにするのが非常に強力です。
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活力を穢すもの 常在能力として,自分が緑のパーマネント呪文を唱える時,呪文コストに含まれる緑マナ1つ分を2点ライフで支払うことができるようになります(疑似的なファイレクシアンマナ)。 さらに,自分が緑のパーマネント呪文を唱えるたびに,自分がコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置きます。これは,自身も含まれるのでトランプルと相性が良いです。
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インスタント
尾の強打 自分がコントロールしているクリーチャー1体と,自分がコントロールしていないクリーチャー1体を対象にします。 この呪文が,自分のメイン・フェイズ中に唱えられているならば,自分がコントロールしているクリーチャーは+1/+1修正を受けます。その後,両者が格闘を行います。 |
アーティファクト
勢団の銀行破り 搭乗3のアーティファクト・機体で,蓄積カウンターが3個置かれた状態で戦場に出ます。 起動型能力として,蓄積カウンターを1個取り除くことで1ドローします。その後,蓄積カウンターが0ならば,宝物・トークン1つと,パワー+2として搭乗できる無色の1/1の操縦士・クリーチャー・トークン1体を生成します。 |
土地
落石の谷間 赤・緑マナを生みだす2色土地です。 土地を2つ以上コントロールしていないとタップインとなります。 スローランドとも呼ばれます。
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カープルーザンの森 無色・赤・緑マナを生みだす2色土地です。 色マナを生み出すと,1点のダメージを受けます。 ダメージランドとも呼ばれます。
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反逆のるつぼ、霜剣山 赤マナを生みだす伝説の土地です。 魂力で,無色の1/1のスピリット・クリーチャー・トークンを2体生成できます。さらに,それらはターン終了時まで速攻を得ます。 魂力のコストは,自分がコントロールしている伝説のクリーチャー1体につき1マナ軽減されます。
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プレイのポイント
ここでは非常に大まかですが,プレイ方法のポイントを解説します。
- 基本はマナカーブに沿ってクリーチャーを展開し,攻撃を仕掛けていきます。
- 序盤ではクウィリーオンの獣呼びに,猿人の似姿で+1/+1カウンターを乗せるシナジーが強力です。
- 西の樹の木霊は,+1/+1カウンターが置かれたいるクリーチャーにトランプルを与えるので,攻撃の直前に出すと相手の計算を狂わせることができます。
- 勢団の銀行破りはドローの補助だけでなく,相手の布告系除去に対しても対応できます。
- このデッキの除去カードは尾の強打だけなので,大型クリーチャーで壁をつくられる前に早期決着を目指します。
他に相性のよさそうなカード
デッキのアレンジに使える相性のよさそうなカードを5つほど紹介します。
基本は並べて攻撃するデッキなので,パーマネント呪文が候補に挙がります。
価格参照のリンクも貼ってありますので,参考にしてください。
他にも選択肢はたくさんあると思いますので,自身のプレイスタイルに合わせて調整してください。
隆盛な群れ率い(平均価格:100円) マナ総量が4以上のパーマネントをコントロールしていると,+1/+1カウンターが置かれた状態で場に出ます。 また,マナ総量が4以上の呪文を唱えるたびに,自身に+1/+1カウンターが置かれていきます。 | |
ヤヴィマヤの偶像破壊者(参考価格:200円) 素出しでは,トランプルをもつ3/2のクリーチャーです。 キッカー(赤)を支払って唱えると,戦場に出た時に,ターン終了時まで+1/+1修正と速攻を得ます。 | |
シヴの壊滅者(参考価格:500円) 飛行と速攻をもつ,マナコストXを含むクリーチャーです。 支払ったXマナ分の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出ます。 | |
忠実な護衛、ハジャール(参考価格:100円) 伝説のクリーチャーです。 起動型能力として,自身を生け贄に捧げると,ターン終了時まで自分がコントロールしているすべての伝説のクリーチャーは+1/+0の修正を受け,破壊不能を得ます。 | |
辺境地の罠外し/激情の罠破り(参考価格:50円) 日暮と夜明けをもつ両面クリーチャーです。 表面は,1マナと自身を生け贄コストにすることで,アーティファクトかエンチャント1つを破壊します。 裏面は,表面の効果に追加して,攻撃するたびに対戦相手のアーティファクトかエンチャント1つを破壊します。 |
おわりに
ここまでお読みいただき,ありがとうございました。
今回は,緑緑2色のビートダウンデッキを紹介しました。
ワイルドカードを使用することで,MTGアリーナを始めたばかりの人でも作成することが可能です。
初心者をはじめ,経験者の皆様にもこの記事が参考になれば幸いです。
機会があれば,実際のカードでも楽しんでみてください!
それでは,また。
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