【黄泉ヲ裂ク華】猟術工の特徴と運用!実際のパーティ構成や昇進についても詳しく解説!

アタッカーからサポーターまでの万能職「猟術工」とは?

猟術工」とは、ゲーム「黄泉ヲ裂ク華(以下:黄泉華)」に登場する職種の一つです。

部隊の後列に位置して戦う「後列職」であり、後列職の中ではアタッカーに分類されます。

しかし、ビルド次第ではアタッカーだけでなくチームのサポーターとしても活躍が見込めるという特徴があります。

他のゲームでは「盗賊」「狩人」などという分類になりますが、サポーターという意味では「吟遊詩人」的な部分も。

他ではあまり類を見ないタイプの多芸な職業です。

 

ビルドや昇進の仕方によってはアタッカー寄りにもサポーター寄りにも立てる万能職が猟術工です。

一人配置しておけばあらゆる方面でのカバーをしてくれる頼れる存在。

今回はそんな猟術工の詳しい性能解説やおすすめスキル、パーティ編成の例などを解説していきます。

  1. 猟術工は黄泉華の万能職で、パーティの様々な役割を担える器用な存在!
  2. 昇進分岐でサポーターかアタッカーに大きく分岐!
  3. サポートをすると輝くアタッカーたちと良相性!

この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!

猟術工の特徴

猟術工とは、部隊の後列に位置して戦闘を進める「後列職」です。

装備可能な全ての武器が射程中以上を誇り、後列からでも攻撃を届かせることができるという大きな利点を持っています。

そのため、長距離射撃を得意とするアタッカー職である…というように考える人もいるかもしれません。

しかしその実、アタッカーとは決して言い切れない性能を持った万能寄りの職業であることがわかっています。

 

攻撃系スキルと支援系スキルの両方を覚え、どちらの役割もこなすことが可能な猟術工。

戦闘の状況によってパーティに必要な働きを選んで戦うことができます。

なので、雑魚相手には攻撃職として雑魚散らし、ボス戦では豊富なサポートスキルを用いてバッファー&デバッファーというような使い分けも可能ですね。

戦況の把握が常に必要不可欠になるため、扱うのには慣れが必要ですが、いずれは器用な性質でパーティを支える存在となってくれるでしょう。

装備可能な武器は「ユミ」「トバシ」です。

どちらの武器も射程は必ず中以上となり、後列に配置していても攻撃ができるようになっています。

ユミの射程は更に長い「遠」なので、後列からでも後列の黄泉族へ攻撃可能

便利なため、大体はユミを選んで装備することが多いと思います。

防具は「カブト」「ボウシ」「ヨロイ」「フク」が装備可能です。

ただしカブトとヨロイは防術工や戦術工に比べても軽装のもののみに限定されます。

タテが装備できない関係上、比較的防御能力は低めになっていると言わざるを得ません。

猟術工の得意なシチュエーション

猟術工はとにかくほぼ常に射程が長いことが大きな特徴。

そのため、後列からでも後列にいる黄泉族を攻撃できるという利点が存在します。

他のメンバーでは攻撃が難しい相手にもダメージを重ねることができるので、パーティの補助的な攻撃役としては抜群の性能を持ちます。

範囲攻撃スキルも多めに覚えてくれるため、後列への攻撃能力は異術攻撃をメインとする魔術工や聖術工に並ぶ存在と言えるでしょう。

 

また、支援職としての側面も持っている猟術工は、攻守共にパーティのサポートをするのが得意

豊富な強化&弱化で黄泉族との戦闘を支えます。

攻撃をする以外にもやれることは多岐にわたるため、猟術工の仕事は常に尽きないですね。

猟術工の苦手なシチュエーション

猟術工は攻撃性能と支援性能、どちらも持ち合わせた万能職かと思いきや、もちろん弱点だってあります。

 

弱点の一つ目として挙げられるのが「攻撃の中途半端さ」です。

後列にも届かせるほどの長大な射程がウリの猟術工ですが、その攻撃力は純粋なアタッカーたちと比べるとどうしても劣る印象。

昇進分岐次第では攻撃補正のパッシブスキルもあるものの、そもそもの攻撃スキルの威力補正があまり高くないことが原因です。

また、トバシの攻撃力の低さ、ユミの各黄泉族へのダメージ補正の低さなども相まって、思ったようなダメージが出せないことも。

そのため、アタッカーとしては有能とは言い難いですね。

射程は長いものの、莫大なダメージを叩き出すことはできないので、どちらかというとボスアタッカーというより雑魚散らしの方が得意です。

ちなみに射程が長く、ほぼ常に遠距離攻撃をしているという関係上、敵黄泉族の使用する「長距離攻撃バリア」には圧倒的不利がつくということも追記しておきます。

 

さらに、防御性能が低いということもネックになるでしょう。

猟術工の防御能力は、装備次第では魔術工レベルで紙なこともあります。

ほぼ確実に後列に位置するため普段は気にならないですが、前列のメンバーが戦闘不能及び状態異常になった場合は大変です。

猟術工の配置次第では前列に引きずり出されてしまうことに。

装甲の薄さのせいで、前に出されてしまうと集中攻撃を受けて早々に退場してしまうという事態に陥ることも。

 

例え後列に配置する猟術工でも、配置の順番は気を付けましょう。

筆者は基本的に後列でも二番目や三番目に配置するようにしています。

猟術工でトバシはどう使う?

猟術工は大体の場合、「ユミ」を装備するということが多いでしょう。

では、トバシを装備する意味はあるのでしょうか。

 

トバシは攻撃力が低く、ユミに比べても射程が短いため、あまり猟術工が使う意味はない装備だと思うかもしれません。

しかしその反面、トバシは攻撃の回数が多く、大半の装備に状態異常付与や追加攻撃付与の能力がついています

特に高ランク帯の装備はそれが顕著になります。

中でもトバシの最強装備「銀月のシュリケン」は攻撃力が低いものの、5回攻撃で即死効果までついています

即死効果付きの武器は攻撃回数が多ければ多いほど発生率が高くなる傾向にあります。

そのため、うまく行けば雑魚黄泉族を相手に思った以上の能力を発揮してくれることも。

 

猟術工は攻撃回数が多い攻撃スキルや、攻撃回数を結果的に増やすことができるパッシブスキルを覚えます。

分岐次第では癖が少ない全体攻撃も覚えてくれます。

つまり、圧倒的な攻撃範囲や攻撃回数から即死や状態異常をばら撒き、ダメージを参照しない殲滅力や戦闘補助を発揮することができるのです。

所謂一つの一発芸的ロマンがそこに詰まっていると言えるでしょう。

 

その代わり、どうしても射程が短くなってしまうため、その能力を発揮させるなら前列配置が推奨されます。

装甲は厚くしにくい猟術工なので、防御系補助は必須。

防術工や忍術工といった盾役の手厚い守りを絶やさないようにしましょう。

猟術工の昇進分岐

黄泉華の職業は上級職として「総合」と「専門」が用意されています。

もちろん猟術工にも専門と総合があります。

昇進分岐を行うことによって、大きく職業の特性が変化するのが特徴の猟術工

そんな猟術工の昇進分岐について説明していきます。

専門猟術工

専門猟術工」は猟術工の攻撃的な面を強化した、攻撃特化型昇進分岐

補助的な役割よりも戦闘を重視したタイプの昇進となります。

 

基本職の時点で習得可能なスキルのレベル上限が引き上げられると同時に、攻撃系スキルや攻撃に使うパッシブスキルを習得

より火力を出せるように調整されています。

特筆すべきは命中補正が低くなってしまうものの、「集中」などの準備がいらない全体攻撃「一斉掃射」の習得。

「習熟」系のパッシブスキルや、遠距離攻撃とユミ・トバシの攻撃力を上げる「遠射ち」のおかげでそこそこに火力が伸びます。

専門魔術工の「ダークカタストロフ」のように黄泉族の数による威力減衰もないため、速攻で放てる便利な全体攻撃として重宝するでしょう。

単体攻撃も集中が必要なものの、最大550%の攻撃補正を持ち、必中特性を持つ「超・狙い撃ち」が登場。

全体だけでなく、単体にも対応できる幅広い攻撃範囲が持ち味ですね。

 

攻撃役として確固たる能力を持つ専門猟術工ですが、持ち味であった補助性能は低め

完全にアタッカーとなってしまうのはちょっと残念なところでしょう。

ですが、アタッカーとしても武器の耐性や元来の攻撃力の低さで他のアタッカーに比べると物足りなさを感じてしまうことも。

全体的にちょっと中途半端な印象が拭えません。

アタッカーとして半端だと感じたらいっそ「トバシ」をメインにするビルドも視野に入れてみてください。

全体攻撃や撃ち抜きによる広範囲攻撃で、状態異常ばら撒きや追加攻撃を駆使し、他のアタッカーと差をつけていきましょう。

 

どちらかというとアタッカー的運用が向いている昇進分岐ですが、純粋な火力はやや劣ると言わざるを得ない専門分岐

サブアタッカー的運用か、テクニカルな運用が向いている昇進分岐となりますね。

総合猟術工

総合猟術工」は猟術工の支援的な一面を伸ばした補助特化型昇進分岐

攻撃方面の使いやすさをかなぐり捨てて、味方を手助けするスキルを覚える昇進となります。

 

主に忍術工や聖術工、魔術工が覚える補助技を一身に詰め込んだサポーター欲張りセットとも言えるスキル構成になります。

攻撃力アップの「武器エナジー」、異術&状態異常軽減の「異術バリア」、強化状態解除への対抗手段「対強化ブレイク」など、とにかく味方を介護するスキルが目白押しです。

足狙い」や「スピード」による味方の命中補助や、「雲隠れ」といった回避補助まで備えています。

さらには味方全体にかけられた弱体効果を打ち消す「厄落とし」まで覚えるという、まさしく補助の鬼と化します。

 

その代わり攻撃系のスキルは防御貫通ではあるものの、攻撃補正の低い「闇討ち」が追加されるのみ

ほぼ基本職から据え置きになってしまっているので、完全に低いと言わざるを得ません。

一応各種武器パッシブや撃ち抜きは覚えるものの、攻撃能力は期待できないほどに弱まります。

 

しかしながら、過積載ではないかと思えるほどにたっぷりと詰め込んだ支援スキルは魅力以外の何物でもありません。

猟術工を完全なバッファー、吟遊詩人系に仕立て上げたいという人はこちらの昇進分岐を選びましょう。

猟術工のおすすめスキル

分岐によって大きく習得が重視されるスキルが変わる猟術工。

おすすめのスキルは一体どれなのでしょうか。

おすすめするべきスキルが多すぎるため、絞るのが非常に大変でした

中でも筆者が重宝したものをメインにして、共通・専門・総合からいくつか紹介していきます。

魔物の口笛

基本職の時点で習得可能な猟術工のアクティブスキルです。

黄泉族との遭遇率とレベルを上昇させます

性能は以下の通りです。

 

スキル名魔物の口笛
スキル分類アクティブ
習得可能レベル1
範囲味方全体
消費MP6~8
効果黄泉族との遭遇率アップ&出現黄泉族のレベル+2~6
備考スキルレベルによって黄泉族のレベルが変動/拠点に帰還するまで継続/戦闘中使用不可

 

以上です。

 

トレジャーハントと経験値稼ぎのお供と言えるアクティブスキルですね。

使用すると黄泉族との遭遇率と強さを引き上げてくれます。

黄泉族のレベルが上がるので、結果的にちょっと戦闘に苦労してしまうことになります。

しかしその分獲得できるドロップアイテムやアルゲン、経験値は必然的に高くなります

マモノの花で作り上げた狩場で狩りをするのに積極的に使っていきましょう。

 

尚、探索の時に使うと、黄泉族との戦闘確率が上がってしまう上に、無駄に強くなってしまうので、使用は推奨されません。

撃ち抜き

基本職の時点から習得可能なパッシブスキルです。

攻撃の際に時々攻撃がそのまま敵後列に貫通します

性能は以下の通りです。

 

スキル名撃ち抜き
スキル分類パッシブ
習得可能レベル1
範囲敵後列一体
消費MPなし
発動率25~50%
備考腕力と運気を上げると発生確率が上昇

 

以上です。

 

通常攻撃時や一部のスキル攻撃時に、追加で後列に攻撃を行ってくれます

攻撃力は通常攻撃時よりやや下がってしまうようですが、猟術工の手数が増える可能性があるため、火力貢献に役立ちます。

発動率は総合で最大35%、専門で最大50%とそこそこ程度ですが、腕力の関係上思ったよりも発動する印象です。

スキル「乱れ撃ち」の場合は、複数回の攻撃全てに撃ち抜きの可否の判定がされるため、上手くいけばかなり火力を出すこともできますね。

もちろんこの撃ち抜きの攻撃にも状態異常や追加攻撃の判定はされるので、ユミでもトバシでも非常にありがたいスキルとなるでしょう。

遠射ち

専門猟術工のみが覚えられるパッシブスキルです。

ユミとトバシの攻撃力を増加させつつ、遠距離攻撃の攻撃力を引き上げてくれます。

性能は以下の通りです。

 

スキル名遠射ち
スキル分類パッシブ
習得可能レベル1
範囲自分
消費MPなし
発動率100%
備考ユミとトバシの攻撃力を上げる/遠距離攻撃の際に攻撃力+10~25%

 

以上です。

 

メインウェポンの攻撃力を高めつつ、中射程以上の攻撃に補正をかけるという火力補助パッシブですね。

射程中以上は以下の攻撃シチュエーションです。

・自分前列→黄泉族後列
・自分後列→黄泉族前列
・自分後列→黄泉族後列

つまり、前列から前列以外の全射程に補正をかけることができるということになります。

もちろん撃ち抜きの攻撃にも補正が乗りますので、猟術工なら常時補正がかけられると思ったほうがいいでしょう。

専門猟術工にとっては貴重なダメージアップのパッシブなので、是非とも覚えておきたいスキルですね。

厄落とし

総合猟術工のみが覚えられるアクティブスキルです。

味方の弱体効果を全て消去します。

性能は以下の通りです。

 

スキル名厄落とし
スキル分類アクティブ
習得可能レベル25
範囲味方一人~味方全体
消費MP10~25
発動率100%
備考弱体効果を消去する/スキルレベルに応じて効果範囲が変化

 

以上です。

 

使用することで味方にかけられた不利なステータス効果を打ち消すことができます

シンプルな性能ですが、とても重要なスキルです。

特に後半使ってくる相手が増える「異術力ダウン」から味方聖術工や魔術工を助けるのに使うことができるでしょう。

特にアタッカーとして魔術工を使っているならば覚えておくと便利です。

ラスボスも異術力ダウンを使ってくることがあるので、ラスボス戦で戦力の低下を招くのを防ぐこともできますよ。

猟術工とパーティ編成

では、猟術工はどのようなパーティ構成をするとその力を発揮させることができるのでしょうか。

型によってその性能が大きく変動する猟術工。

ネックとなるのはどの型の場合でも防御力なので、それを補うように編成していくのがいいでしょう。

以下、猟術工と組み合わせるとおすすめの職業を紹介します。

防術工

猟術工と組み合わせるのにおすすめの職業、一つ目は「防術工」です。

最早必須職とも言えるパーティの盾役、防術工は猟術工との組み合わせも抜群です。

 

猟術工は専門だろうと総合だろうと、防御力の低さだけは補うことができません

なので、防術工が手厚く守ってやることで、その不安を解消することができるのです。

専門+トバシ構成で前列に出すことがあっても、防術工と一緒ならばうまく運用することができるでしょう。

専門魔術工

猟術工と組み合わせるのにおすすめの職業、二つ目が「専門魔術工」です。

魔法アタッカーとしても、サポーターとしても優秀な専門魔術工は、猟術工とのシナジーも持ち合わせています。

 

同じく物理防御力の低さが目立つ後列職コンビですが、専門魔術工ならばその不安を拭い去ることが可能。

その大きな要因が「長距離攻撃バリア」です。

専門魔術工しか覚えられないアクティブスキルである長距離攻撃バリアは、後列への物理攻撃を完全に防いでくれます。

これ一つでパーティの盾役が後列に気をもむ必要がなくなる上、猟術工と魔術工両者の生存率を大きく引き上げてくれるでしょう。

また、かけた強化の解除を防ぐ「対強化ブレイク」を総合猟術工は覚えることができるので、解除されてパーティが崩れる心配もなくなります。

 

互いの支援スキルが互いにガッチリとハマった組み合わせですね。

専門闘術工

猟術工と組み合わせるのにおすすめの職業、三つ目が「専門闘術工」です。

範囲攻撃の鬼である専門闘術工は、猟術工がどちらの昇進に進んでいても良いパートナーとなってくれるでしょう。

 

猟術工が専門の場合、専門闘術工が届かない場所への攻撃を補ってくれるサブアタッカーとして活躍が見込めます。

前列は専門闘術工が、後列への攻撃は猟術工が行うことで、穴のない殲滅力を発揮してくれますね。

猟術工が総合の場合、専門闘術工の火力や命中を補って、やや物足りない火力を引き上げてくれます

こちらは専門闘術工が頑張る形になりますが、結果的に殲滅力を大きく引き上げることができるでしょう。

 

支援としてもパートナーとしても優秀な存在として専門闘術工を支えることができるので、非常に相性がいいと言えますね。

さいごに

サブアタッカーとしてビルドすることも、サポーターとしてビルドすることも可能な存在、それが「猟術工」です。

非常に幅広い運用法が見込めるため、方向性を決めて育成を進めていく必要がありますが、それらの職務を全うできるようになってからが本番。

広い範囲に及ぶ攻撃や、あらゆる部分を支える支援スキルでパーティに欠かせない存在となってくれます。

 

反面、特定スキルに異様なまでに弱かったり、火力がちょっと物足りなかったり、防御力が低めだったりと弱点も多め

それらをパーティ全体で補うことで最大限の力を発揮させることができ、チームワークの大事さを知ることができる職業とも言えるでしょう。

様々な面で活躍ができる職業なので、ぜひとも黄泉探索に連れて行ってあげてください!

ライター紹介

カンダカズマ
カンダカズマ
幅広いゲームが大好きな、ゲーマー歴20年以上の女ヲタク「カンダカズマ」です。
海外ゲームから国内ゲーム、アクションからRPGまでいろいろ嗜みます。
マニアックなメーカーの作品を遊ぶことも多いので、マニアックでマイナーなメーカーの作品(特にエクスペリエンス社の作品)の面白さを共有できればと思います。
みなさまのゲーム選びの参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。