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『Cities: Skylines』のミスとは?
『Cities: Skylines』には、街を円滑に作っていくためには様々なコツやテクニックが必要になります。
しかし、そんなコツやテクニックは初心者にはもちろん、長くプレイしてきた人でも忘れたり知らなかったり・・・
今回はそんな『Cities: Skylines』で初心者が起こしやすいミスとその解決法についてご紹介していきます。
ただ注意点として、特に初心者の人は何回も街を作り直して学んでいくことが重要なので、街づくりに失敗しても諦めずにプレイしていきましょう!
この記事をざっくりまとめると!
- 初心者が起こしやすいミスと解決法をご紹介!
- 人・車の動きをしっかり分析することが重要!
- 渋滞は完全に無くせないので、対策はほどほどに!
この記事は約5分で読み終わるので、是非最後まで読んでいってください!
本記事でご紹介している内容は、全て MOD 無しで解決する方法をご紹介していますが、MOD を使った方が簡単かつキレイに解決できることが多いです!
そんな便利な MOD をこちらの記事でご紹介しているので、こちらもあわせてチェックしてみてください。
1.オフィス区画を作りすぎない!
まず初心者ほどやってしまいがちなミスとして、オフィス区画を作りすぎてしまうこと!
『Cities: Skylines』で街を作っていく時、重要になるのは3つの区画バランス!
- 住宅区画(家やマンション)
- 商業区画(店や商店街)
- 産業区画(工場やオフィス)
その中でも産業区画は、汚染やトラックが多く出現するので、作る場所や量はかなり重要になってきます。
オフィス区画はそんな産業区画の中でも、汚染もなくトラックも少ないのでかなり便利!
そのため、初心者ほどついついオフィス区画を作ってしまうのですが、これは後々大変なことになってしまいます!
このオフィス区画を多く作った時の問題点とその解決法についてご紹介していきます。
問題点
まずオフィス区画の問題点を理解するために、一般的な産業区画とオフィス区画のあらゆる項目を比較していきたいと思います!
比較項目 | 一般産業区 | オフィス区 |
道路への負荷 | 高 | 少 |
汚染 | 高 | 無 |
騒音 | 高 | 無 |
レベルアップの条件 | 公共サービス | 公共サービス |
必要な教育レベル | 低 | 高 |
税収 | 多 | 少 |
商品の生産 | 多 | 無 |
注目したのは、下2つの行です。
ここから更に詳しく紹介していきます。
・税収
まず税収についてですが、どうしても街が発展していくにつれ重要になってくる税収が少なくなってしまいます。
ただ、これだけの問題なら税収を増やすための街づくりをしたり、お金が無限になる MOD や設定をするだけ解決してしまうので、そこまでの問題ではありません。
・商品を生産しない
次の商品の生産がないということが、オフィス区画の最大の問題となっています!
商品を生産しないことによる問題は、大きく分けてこの2つ!
- 商品を輸入するため外部との交通が混雑する
- 輸入分だけのお金が大量に必要になる
この問題の中でも交通の混雑が最も深刻で、外部接続された高速道路はもちろん、貨物駅や貨物港の周辺が混雑してきます。
特に高速道路の混雑は、あらゆる問題を引き起こすキッカケになってしまうので、絶対に避けたい問題の1つです。
加えて輸入する分だけ支出が増えるため、そこまで発展していない街の財政状況は、かなりカツカツになってしまいます。
このように大量にオフィス区画を作ってしまうと、いろいろな問題も発生するので注意が必要です。
解決法
ここまでの話だけだと「自分の街にオフィス区画は絶対作らない!」となりそうなのですが、オフィス区画の特徴を利用することで便利にオフィス区画を利用できます。
その便利な利用方法とは、オフィス区画を一般産業区画と他の区画の境目に作ることです!
どうしても一般産業区画の近くは、汚染によって地価が下がりがちになってしまいますが、オフィス区画はそんなこと関係なく高レベルの建物が建ちます。
そのためオフィス区画を建てる場合は、一般産業区画と他の区画の境目に作ると便利になります。
ただし、先に言ったように作りすぎにはご注意を!
2.物流を考える
次に初心者が気を付けることは、物流を考えること!
『Cities: Skylines』の特徴として、人の行動をリアルにシミュレートしていることです。
そのため、作った街に住む人は自宅から職場に通勤したり、お店に行ったり、レジャー施設に遊びにいくこともあります。
そんな初心者が起こしやすい物流についての問題点と解決法についてご紹介していきます。
問題点
物流を考えないと起こってしまう問題は、渋滞をとにかく様々な場所に作りまくること。
筆者もゲームを始めたばかりの頃、適当に区画設定をした結果、いろんな所で渋滞が発生してどう解決したらいいのかサッパリ分からない事態に!
物流を考えたところで渋滞を完全に無くせるわけではありませんが、渋滞を減らすことと場所の特定を簡単にする効果があるので、物流を考えることはかなり重要になります。
解決法
物流を考える方法として、初心者のころは分かりやすく一方通行の道路を使うことをオススメします。
例えば上の画像のように道路を敷いたときに2つの交差点ができますが、どちらの交差点が渋滞が起こるのかすぐに分かったら完璧です!
左の黄色の交差点には信号機が作られることは無いため、ここで渋滞が起こる可能性はとても低い。
一方、右の赤色の交差点は3方向から合流するため、かなり渋滞しやすい交差点になっています。
これは街全体にもいえて、どこから車が出現して、どこへ向かっているのかはかなり重要なポイントになります。
そのため、道路の敷き方などのテクニックより先に、物流をどのようにするかを意識するようにしましょう!
3.碁盤型にこだわりすぎない
次にこれは初心者ではなくプレイヤーの性格の問題になってくるのですが、区画を碁盤のようにすることにこだわりすぎないことです!
筆者も最初は「碁盤型にしたい!」と思っているプレイヤーの1人でした。
なので筆者の作る街の多くは、上の画像のように道路を碁盤上に配置することが多かったのです・・・
しかし実は街を碁盤型にしてしまうと、あらゆる問題を発生させることもあるので、こだわりすぎないことが重要となります。
問題点
碁盤型にする問題点は、簡単にまとめるとこの3つ!
- 交差点が多くなりやすい
- 住民が増えすぎる
- 景観的に悪い
1番分かりやすい問題は、交差点が多くなりやすいこと!
「交差点が多い=渋滞になりやすい」というゲームになっているので、無駄な交差点を作ってしまう碁盤型はかなり問題です。
次に問題として大きいのが、住民が増えすぎること!
碁盤型は無駄なく区画を設定していくことになるので、数多くの建物が街に建っていきます。
その結果、人口があまりにも多くなって、どんな道路を作っても渋滞してしまうという問題が発生してしまいます。
最後に景観に悪いという問題ですが、これは個人的な感覚となります。
やはり街といえば色んな施設が建ち並び、緑などの自然があって・・・というのが想像されます。
が、碁盤型にするとそういった自然や色んな施設が建ち並ぶことはなくなります。
これは、本来余ったスペースに自然を置くのですが、碁盤型にするとスペースが余らないからです。
解決法
解決方法としては、具体的なものは残念ながらありません!
これは心の持ちようだからです。
「碁盤型にして超巨大な街を作る」という遊び方はもちろんありますが、見た目のいい街を作るという楽しみ方もあることを忘れないようにしましょう!
具体的に道路をどう敷いたらいいかは、YouTube などで見た方が分かりやすくなっているので、【Cities: Skylines 道路】で検索してみたり、色んな人の動画を見てみることをオススメします。
4.混雑する交差点を作らない
街作りをしているとどうしても必要になるのが交差点。
そんな交差点ですが、少し意識するだけ作るだけで渋滞の可能性を潰していけるので、初心者の人は特に気をつけておきたいポイントの1つです!
問題点
混雑する交差点というのは、主にこの3つのパターンがあります。
- 他車待ちが長い交差点
- 車線がごちゃごちゃの交差点
- 曲がるのに時間がかかる交差点
どのパターンでも、車のスピードが遅くなったり止まってしまうことになり、それが積み重なっていくことで渋滞に発展します。
もし分かりにくければ、現実で車が一時停止やスピードを緩める状況を考えてみてください。
その状況は『Cities: Skylines』でもしっかりシミュレートされるので、どれくらいの問題になるか分かりやすくなります。
解決法
まず「他車待ちが長い交差点」と「車線がごちゃごちゃの交差点」について解決方法は、可能な限り車線をごちゃごちゃにしないこと!
例えば、上の画像のように車線を合流させた場合、左への交通量が多くてもある程度までなら渋滞は起こりにくいです。
しかし、もし左から右下にいく車が多くなった場合、他車待ちの車が増えることで渋滞を起こしてしまうため、交通量によって車線を考えて配置することが求められます。
次に「曲がるのに時間がかかる交差点」とは、簡単にいえば急カーブがある交差点です。
分かりやすく言えば、上の画像のような急カーブがあるものです。
交差点でなければ曲がるのに時間がかかるだけですが、交差点になるとその交差点にいる時間が多くなり、結果として渋滞に繋がることに!
そのため、カーブはできるだけ90度ほどに抑えていくようにしましょう。
5.歩行者もいることを忘れない
次にゲームをしていたら忘れやすいですが、「歩行者」が渋滞を作っていることもあります。
ここからは歩行者が起こす問題とその解決法についてご紹介していきます。
問題点
歩行者が渋滞を作ってしまう原因に、歩行者が歩いていると車がスピードを緩めることにあります。
現実でも同じですが、歩行者がいるところに全力で突っ込む車は通常いません。
『Cities: Skylines』も同様で、歩行者が歩いている横断歩道前ではしっかりとスピードを緩めるようになっています。
このスピードの緩めが積み重なり、結果として渋滞を作ってしまうのです。
解決法
歩行者に対する最も効果的な解決法は、歩道橋や歩行者専用道路を作ること!
特に公共交通機関の近くや、通行量の多い場所に設置すると、かなりの効果を発揮します。
歩道橋は人通りの多い交差点に、歩行者専用道路はそこまで必要ありませんが、道路が少ない場所や見栄え目的に建てるのもアリです。
また、歩行者専用道路を建てると住民が公共交通機関を使った方が早いと認識し、車を使わないようになる可能性もあるため、こちらも渋滞対策に便利!
6.建物に入る/出ていく車に注意する
最後に注意すべきコツとして、建物に入る/出ていく車も意識することが挙げられます!
ほぼ全ての建物から車は入る/出てくるのですが、無視できるほど全くでてこない建物から大量に出てくる建物まであります。
問題点
建物に入る/出ていく車が生む問題点は、周囲に渋滞を作りやすいことです。
数が少なければそこまで問題にはならないのですが、多くの車が出てくるほど問題になりやすい・・・
例えば、公共交通機関の建物や貨物駅・港、あとは意外に火葬場も多くの車がでてきます。
解決法
多くの車が出てくる建物を建てるときは、周囲に渋滞対策を行っておくことが重要です!
具体的な渋滞対策はこちら!
- 公共交通機関を隣に作る
- 高速道路に車を流す
- 一方通行の道路を使う
これは出てくる車がどのような種類かによって、対策も変わってきます。
例えば貨物を載せた車の場合は、一方通行の道路を使うか高速道路につなげるのがベターな解決法です。
もし通勤する人の車なら、近くに公共交通機関を置いておくことで、渋滞の解消+税収アップにつながります。
さいごに
本記事では、『Cities: Skylines』の初心者が起こしやすいミスとその解決方法についてご紹介しました。
『Cities: Skylines』で起こる問題の多くは、現実でも起こっている問題で、その解決方法も似たものになってきます。
この記事を見て、ぜひ『Cities: Skylines』の渋滞を解消して、よりよい街作りライフを楽しみましょう!
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ライター紹介
- RPGやシューティングゲーム、シミュレーションゲームが大好きなPCゲーマーです。
『Dark Souls シリーズ』や『Metal Gear TPP』、『Kenshi』、『Satisfactory』、『Raft』等々、幅広いジャンルのゲームをプレイしています。
楽しく読みやすい記事を目指していますので、最後までご覧いただければ嬉しいです!