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はじめに
こんにちは、武純です。
相変わらず Diablo II Resurrected(長いので以降 D2R と略します)で遊んでいます。
かれこれ通算で 250 時間以上プレイしていますが、全然飽きませんね。
アイテム集めが楽しい。
クロスボウの最終兵器、「ブリザア=ド・キアノン」を入手できました。
今回は、反射召喚ネクロマンサーで難易度ヘルクリアを目指すための攻略法を紹介します。
- 反射召喚ネクロマンサーはスケルトン(骸骨剣士)、スケルトンメイジ(骸骨魔道士)、ゴーレム(泥人形)を召喚して戦わせ、本人は「呪い」で戦闘をサポートするビルド。
- このビルドはルーンワード「刃」が無いと成り立たない。
- 実は反射召喚ネクロネクロマンサーはファーストキャラとしてはお勧めしにくい。ファーストキャラはまず投げ槍アマゾンでルーン集めを推奨。
- 自分は戦わず、手下を戦わせて勝つ、中間管理職の働き方にも通ずる。
この記事は約 5 分で読めますので、ぜひ最後まで目をお通しください。
中間管理職と D2R
私、今はライターですけど、前職は大手メーカーで中間管理職(課長)をやっていました。
課長としてはへっぽこで、仕事の成果を出すのにホトホト苦労しました。
その原因は部下のマネジメントの拙さにあると、自分でもわかっていました。
部下を信用せず、部下に仕事を任せない。自分でやってしまおうとする。
プレイングマネージャーといえば聞こえはいいですが、部下がついてこないので成果が出ないのも当然ですね。
見かねた部長が、「徳川家康曰く『自分は働かず家臣を働かせるのが大将の器だ』だぞ」と説教してきました。
まぁ頭ではわかっているんですが、なかなかね。
これで思い出したのが D2R のキャラクター「ネクロマンサー」です。
ネクロマンサーとは死者や霊を使う者の意味。
モンスターの死体からスケルトン(骸骨剣士)、スケルトンメイジ(骸骨魔道士)、ゴーレム(泥人形)を召喚して戦わせます。
自分は各種「呪い」を発して戦闘をサポートします。
まさに、「自らは働かず手下を働かせる」、中間管理職の鑑のようなキャラクターです。
また、召喚したスケルトンらは不平不満を言わず、命を賭けて戦ってくれるので、理想の部下像ですね。
まぁ実際にはそんな部下はいないんですけどね。
ネクロマンサーはイメージが悪い?
D2R をそこそこ長くプレイしている私ですが、投げ槍アマゾンやパラディンばかりを使い、ネクロマンサーのキャラクターを作るのを避けていました。
だってイメージが悪いじゃないですか、死体使いだなんて。
ビジュアルは陰気くさくて貧相なおじさんだし、モンスターの生首で作った盾を持っていて不気味だし。
ところが試しにネクロマンサーのキャラクターを作ってプレイしてみると、案外なかなかに強い。
スケルトン、ゴーレムは打たれ強いし、スケルトンメイジもいないよりはマシです。
「呪い」もなかなか高性能です。
難易度ノーマルの ACT4 ボス・ディアブロ戦では苦労しましたが、それ以外は難易度ナイトメアクリアまで楽勝。
現在、最高難易度ヘル序盤に突入したところです。
難易度ナイトメアの ACT5 ボス・バールはノーダメージで完封できました。
実は反射召喚ネクロマンサーはファーストキャラ向けではない?
と、ここまで書きましたが、実は資産ゼロから始めるファーストキャラとしては、反射召喚ネクロマンサーはお勧めはしにくいです。
なぜなら難易度ノーマルでルーンワード「刃」を発動する武器が入手困難(事実上不可能)だからです。
ルーンというのは魔力が込められた石のことで、入手の易しいものから、ほぼ入手不可能なレアなものまで 33 の種類があります。
ソケット(穴)が空いた武器や防具に、ある特定の順序でルーンを嵌め込むと、「ルーンワード」が発動します。
ルーンワードは武器や防具に様々な追加性能を付与できてしまう優れものです。
反射召喚ネクロマンサーのビルド(スキルやステータスの組み方)は、「刃」というルーンワードの存在を前提にしています。
「刃」は 3 ソケットの弓に「ティア」「タル」「アムン」のルーンを順に嵌め込むことで、レベル 15 の「荊棘の加護」という強力なオーラを発します。
「荊棘の加護」は敵から受けた物理ダメージを最大 8 倍にして敵に反射する、強力な性能を発揮します。
だから「反射」召喚ネクロマンサーなのです。
この弓を ACT1 で雇えるローグ(弓傭兵)に持たせて、召喚したスケルトンらに「荊棘の加護」のオーラをまとわせます。
敵モンスターはスケルトンを殴ると、8 倍返しのダメージを反射させられます。
ルーンワード「刃」が反射召喚ネクロマンサーの肝になるのですが、「アムン」ルーンを入手するのが、資産ゼロの難易度ノーマルでプレイを始めると難しい(事実上無理)なのです。
「ティア」と「タル」のルーンは難易度ノーマルの敵がドロップしますので入手が容易ですが、「アムン」は難易度ナイトメアの敵しか落としません。
難易度ナイトメアは難易度ノーマルをクリアしないと解放されません。
難易度ノーマルクリアの最大の難所は ACT4 ボス・ディアブロですが、スキルが十分にレベルアップしていない難易度ノーマルのプレイではルーンワード「刃」なしではディアブロにはまず勝てません。
つまり、「詰んでしまう」わけです。
どうすればよいのでしょうか?
ファーストキャラは電撃投げ槍アマゾンがお勧め
資産ゼロから始めて、難易度ノーマルをクリアしやすい(難易度ナイトメアまで進みやすい)ファーストキャラで「アムン」ルーンを集めてしまえばよいのです。
お勧めは電撃投げ槍アマゾンです。
投げ槍アマゾンは投げ槍(ジャベリン)と盾を装備できる女戦士です。
特に電撃属性を攻撃に付与できるスキルは強力で、攻撃・守備のバランスが取れた優秀なキャラクターです。
電撃投げ槍アマゾンならば、難易度ノーマルのクリアは容易です。
難易度ナイトメアに進んで敵を倒しまくり、「アムン」ルーンを入手してルーンワード「刃」を作るのです。
( 3 ソケット穴の空いた弓は難易度ノーマルでも入手容易です)
これを共有箱を使ってネクロマンサーに引き継げばよいのです。
電撃投げ槍アマゾンは、難易度ナイトメアの中盤まではサクサク攻略できるのですが、難易度ナイトメア終盤からヘルにかけては電撃攻撃の効かない「電撃属性無効」の雑魚敵がわらわらと大量に出現してきて、そのままでは倒せなくて「詰んで」しまいます。
その対策はまた別の機会に記事にしましょう。
改めて反射召喚ネクロマンサーの育成方法の紹介
では、ルーンワード「刃」の弓を入手した反射召喚ネクロマンサーですが、どのように育成するのでしょうか。
ルーンワード「刃」の弓はローグ(弓傭兵)がレベル 25 になるまで装備できません。
ゲーム開始直後は 1 体のスケルトンしか召喚できません。
しばらくは自分も投げナイフなどで武装し、戦いながら経験値を貯めていきます。
ACT1 クエスト 2 の成功報酬で、ローグ(弓傭兵)が雇えるようになるので、炎系の弓攻撃を行うローグを雇い、順次強い装備を与えていきます。
まず、手下のスケルトンの数を増やさないといけません。
レベルアップしたら「スケルトン召喚」のポイントを取っていきます( MAX の 20 ポイントまで)。
次はスケルトンを強化する「スケルトンマスタリー」にこれも MAX の 20 ポイントまで振っていきます。
これで最大 9 体のなかなかタフなスケルトンが召喚できます(スキルブーストアイテムを取れば最大 11 体まで)。
スケルトンの戦闘をサポートする「呪い」のスキルは、まず「腐呪」を 1 ポイント取ります。
腐呪は敵の物理レジストを -100[%]にします。つまり倍のダメージを与えられます。
次にレベル 6 で「視力減退」の呪いを 1 ポイント取ります(呪いは基本 1 ポイント付与プラススキルブーストで十分です)。
「視力減退」は名前のとおり敵を盲目にします。
ネクロマンサーの天敵である、貫通する遠距離攻撃を仕掛けてくる厄介な敵を封じてくれます。
レベル 24 になったら「衰弱」の呪いに 1ポイント。
スケルトンやゴーレムの攻撃は物理属性攻撃なので、「衰弱」は物理属性無効の敵の無効効果を引き剥がせます。
また、各 ACT ボスの動きを封じることができます。
装備はスキルブースト品を店買いで揃える
反射召喚ネクロマンザーは自らは戦わないので、攻撃力が高い武器は必要ありません。
代わりにスキルレベルをブーストするワンド(小型の杖)と生首の盾を装備して、召喚するスケルトンを強化します。
スキルをブーストするワンドは、店買い(店舗は無くて売人がいるだけですが)で入手できます。
ただしそれなりのお値段がします。
敵モンスターがドロップするのを待たなくてよいのは、反射召喚ネクロマンサーの利点のひとつです。
生首の盾は店では売っていませんが、序盤から良いものを敵がドロップします。
他にもスキルブーストのついた防具・アクセサリー・ルーンワードを集めましょう。
スケルトンの戦闘力・防御力を高めるのはスキルブースト以外に手段がありません。
スケルトン召喚以外のスキルは何を選ぶ?
スケルトン召喚に 20 ポイント、スケルトンマスタリーに 20ポイント、各種呪いを 1 ポイント、ローグ傭兵に「刃」の弓を持たせる。
これで反射召喚ネクロマンサーの基本が出来上がります。
振れるスキルポイントには余裕がありますので、ここからサブスキルの選び方で個性を出しましょう。
クレイゴーレムとゴーレムマスタリーにポイントを振る
泥でできたクレイゴーレムを召喚して敵と戦わせます。
クレイゴーレムは最大 1 体しか召喚できません。
十分ポイントをつぎ込めば、難易度ヘルでも死なないライフ(ヒットポイント)を持ったクレイゴーレムを召喚できます。
クレイゴーレムにはボスの動きを遅くする能力もあります。
コープスエクスプロージョンにポイントを振って、自分も戦う
戦闘は手下任せじゃつまらない、自分も戦いに参加したいというプレイングマネージャー志向のあなたはコープスエクスプロージョン(死体爆破)にポイントをつぎ込みましょう。
敵の死体を爆破し、物理ダメージと火炎ダメージを与えます。
ダメージ量は死体の元のライフ(ヒットポイント)に比例します。
ポイントをつぎ込むと、ダメージ量は変わらず、効果半径が拡大します。
プレイングマネージャー志向の人は、ボーンスピア/ボーンスピリットを使う
こちらも自分が戦闘に参加したい方にお勧め。
骨の槍(ボーンスピア)/骨の魂(ボーンスピリット)を飛び道具として使います。
召喚を極めたい方はスケルトンメイジ召喚にポイントを振る
スケルトンメイジ(骸骨魔道士)にポイントを振ります。
手下の数をさらに増やしたい場合に。
MAX 20 ポイントを振って十分にスキルブーストしてやれば、スケルトンとスケルトンメイジ合わせて合計 22 体の手下が召喚できます。
ルーンワード「刃」の効果が最大化されますが、スケルトンメイジはスケルトンより打たれ弱く、わりとあっさり死んでしまいます。
反射召喚ネクロマンサーの苦手なマップは?そして私の攻略法は?
反射召喚ネクロマンサーには苦手なマップというか地形があります。
ACT 2 に人ひとりがギリギリ通れる狭い通路が続くマップが登場します。
スケルトンの集団で敵を取り囲み、タコ殴りにする戦法が使えず、スケルトン 1 体のみで 1 匹のモンスターに相対することになります。
スケルトン 1 体で倒せないこともないのですが、時間が掛かりすぎます。
そこで、先ほど挙げたサブスキル、コープスエクスプロージョン/ボーンスピア/ボーンスピリットで本人が戦闘に参加して攻撃します。
ふだん手下に全部任せている上司が、プレイングマネージャーになるわけですね。
私はどうしているかと言うと、クレイゴーレム召喚とゴーレムマスタリーに 10 ポイント、コープスエクスプロージョンに 5 ポイントほど振ろうと思います。
難易度ヘルでクレイゴーレムが倒されるようだと、もう少しポイントをつぎ込むかもしれません。
最大 3 回スキル割り振りをリセットしてやり直せるので、うまくいかないようならリセットですね。
クレイゴーレムは ACT ボスの動きを封じ込めるのに必要なので外せないですね。
現在、難易度ナイトメアをクリアして難易度ヘルの序盤をプレイ中です。
スケルトンが敵の攻撃の壁の役割を果たすので、本人は比較的安全です。
しかし、難易度ヘルでは壁を貫通する攻撃(ボーンスピア、電撃ビーム)をしてくる敵がわんさかいるのが難易度ヘルです。
油断すると攻撃を受けて即死しかねないので、慎重に進めて視力減退の呪いを使うか、逃げるかですね。
まとめ
自らは戦わず、手下に戦闘を任せ、自らは呪いでサポートに回る。中間管理職っぽくて好き嫌いが分かれますし、ビジュアルイメージも悪いですが、なかなかに強い反射召喚ネクロマンサー。
難易度ヘルではそこそこ良いアイテムを敵が落とします。
最強のクロスボウ「ブリザア=ド・キアノン」を入手できました。
新しく弓アマゾンを育成して使います。
それではまた。