この記事では、胡桃と魈の「浸食・貫通」との相性について解説いたします。
「浸食・貫通」の敵が実装されるけど自傷キャラは使いづらくなるの?
みなさんこんにちは、「横島先生」です。
本日は、胡桃(フータオ)や魈(ショウ)といった自傷キャラと、「浸食・貫通」性能を持った敵との相性について、ざっくばらんに解説させていただきます。
パーティ全体のHPが徐々に削られていく「浸食」は、深境螺旋11層にて既に実装されており、多くのプレイヤーを苦しめています。
この「浸食」を持った敵が、ver2.2からはフィールドモンスター(雑魚敵)として実装されるとの公式発表がありました。
更に、この雑魚敵の攻撃は、シールドを「貫通」するとのことです。
あからさまなシールド対策(鍾離先生対策)と言えます。
一方、特定のキャラクターが対策がされる際には、対策対象でもないのに、とばっちりを受けて被害を被るキャラクターが出てくるものです。
その候補として話題に挙がっているのが、自傷効果を持つ「胡桃」と「魈」であり、「浸食・貫通」によりHPコントロールができなくなるのではないかという懸念が浮上しております。
Ver2.2で「胡桃」が復刻されますが、「浸食・貫通」との相性を考えて、迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、胡桃と魈が本当に「浸食・貫通」に弱いのかについて、検討したいと思っております。
ではさっそく、詳しく見ていきましょう。
- 「浸食」と「貫通」ってなに?
- 胡桃と魈は「浸食」や「貫通」に弱いのか?
この記事は3分程度で読み終わりますので、さいごまでお付き合いいただければ幸いです。
「浸食」と「貫通」ってなに?
胡桃と魈は2人とも「自傷」と呼ばれる「自分のHPを削る要素」を持っているため、HPコントロールが難しいキャラクターとされています。
そのため、従来であればシールドを張ることで、HPコントロールをしやすい状況を作っていました。
ところが、ver2.2で雑魚敵に実装される「浸食」と「貫通」は、シールドを無力化する要素となっております。
「浸食」とは?
「浸食」は、Ver2.xの深境螺旋11層で実装された要素となります。
キャラクターが「浸食」状態になると、パーティメンバー全体のHPが、時間とともに継続的に減少していきます。
「浸食」ダメージは「割合」ダメージであるため、HP上限が多いほどダメージ量が大きくなります。
(螺旋11層では、HP上限の0.5%~1.0%くらいのダメージを継続的に受けます。)
このHP減少は、シールドで防ぐことはできません(シールドを貫通します)。
フィールド上のキャラクターは「浸食」ダメージで戦闘不能(HP0)になることがありますが、待機中のキャラクターはHPが15%未満の時はダメージを受けません。
「浸食」の効果時間は10秒(今後実装される敵の効果時間は異なる可能性あり)ですが、重ね掛けすることができます。
延長ではないので、個々の「浸食」は10秒で消えますが、重ね掛けが可能であるため、複数回「浸食」攻撃を受けると一気にHPが削られることとなります。
「貫通」とは?
詳しい情報は公開されていませんが、文字通り、シールドを貫通する攻撃だと思われます。
胡桃と魈は「浸食」や「貫通」に弱いのか?
胡桃の場合
結論から言ってしまうと、胡桃は浸食・貫通に弱いどころか、「浸食・貫通に強い」まであるキャラクターと言えます。
胡桃は、HP上限の大きさが火力に直結するため、武器や聖遺物によって他のキャラクターの倍近いのHP上限を積むこととなります。
「浸食」ダメージはHP上限に対する割合ダメージであるためHPの高さは関係ありませんが、「貫通」ダメージは敵の攻撃力依存のダメージになると思われます。
そのため、「浸食」である程度ダメージを受けても、「貫通」については高いHPで耐えることができるため、胡桃は他のキャラクターに比べても戦闘不能になりにくいと言えます。
一方、固有天賦を活かすためにHP50%以下で維持しようとした場合に、やっと他のキャラクターと同じ危険度になります。
その場合でも、元素爆発によってHPを回復することができるため、他のキャラクターと比べて耐久力が高いと言えます。
そして、「浸食」や「貫通」が怖い場合には、固有天賦の効果を捨てて、高いHPを維持するという選択肢もあります。
また、従来であれば、一度回復したHPを50%まで減らすのが大変なキャラクターでしたが、「浸食」によって、HPを容易に減らすこともできるとも言えます。
このように、胡桃と「浸食・貫通」持ちの敵との相性は、非常に良いと言えます。
魈の場合
うって変わって、魈は「浸食・貫通」とは、「非常に相性が悪い」キャラクターと言えます。
元素爆発がメインの火力源となりますが、その元素爆発によってゴリゴリ自傷(自身のHPが減る)します。
もともと、そんなにHP上限が高いキャラクターではなく、武器や聖遺物も火力に特化させて運用するため、耐久性能は非常に低いと言えます。
また、元素爆発中はジャンプ攻撃を連発するのですが、ジャンプ攻撃中は回避することができないため、敵からの被弾も大きくなります。
そして、胡桃とは異なり、自身のHPを回復する手段を持ちません。
それらのデメリットを背景として、火力に特化した性能となっており、シールドなどで如何に耐久面をサポートできるかが、従来からの課題となっていました。
そのため、シールドを無力化してしまう「浸食・貫通」持ちの敵とは、すこぶる相性が悪いと言えます。
胡桃・魈と「浸食・貫通」の相性のまとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
本日は、胡桃(フータオ)や魈(ショウ)といった自傷キャラと、「浸食・貫通」性能を持った敵との相性について、ざっくばらんに解説させていただきます。
結論としましては、
・胡桃は「浸食・貫通」と相性がとても良い。
・魈は「浸食・貫通と相性がとても悪い。
という対照的な結果となっています。
Ver2.2での復刻は「胡桃」となっていますが、ガチャを回すか検討する際には「浸食・貫通」の要素は気にしなくても良いと思います。
一方、「魈」が復刻される頃には、「浸食・貫通」が日常のものとなっていると思いますので、どの程度のデメリットとなるのかを見定めることができると思います。
(個人的には、あまり気にしなくても良いのではないかと思っています。)
では、本日はここまでとさせていただきます。
ではでは。
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ライター紹介
- こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
twitterアカウント:https://twitter.com/yokoshimasensei
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