【原神】タルタリヤには「冬極の白星」と「飛雷の鳴弦」どちらがよいの?ダメージ期待値から検証します!!

この記事では、「冬極の白星」と「飛雷の鳴弦」のどちらがタリタリヤに最適であるのかを検証します。

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タルタリヤのモチーフ武器が実装されるけど「飛雷の鳴弦」も相性が良いですよね・・・

みなさんこんにちは、「横島先生」です。

本日は、「冬極の白星」と「飛雷の鳴弦」のどちらがタリタリヤに最適であるのかを、ダメージ期待値から検証してみたいと思っています。

ver2.2にて、タルタリヤの(2度目の)復刻とともに、モチーフ武器である「冬極の白星」が実装されます。

さすがにモチーフ武器だけあって、タルタリヤとの相性は抜群に見えます。

一方、ver2.0で実装された「飛雷の鳴弦」もタルタリヤと相性が良い武器と言われており、実際にタルタリヤに装備させるためにガチャを回した方もいらっしゃると思います。

今回の記事が、「飛雷の鳴弦」をすでに持っているけれど「冬極の白星」を引くべきか悩んでいる方や、タルタリヤを引く予定だけれども「冬極の白星」を引くべきか(「飛雷の鳴弦」の復刻を待つべきか)悩んでいる方の参考になれば幸いです。

結論を先に言いますと、元素爆発を序盤に使える場合は「冬極の白星」の方がダメージ期待値が「4.5%」高く、元素爆発を序盤に使えない場合は両武器のダメージ期待値はほぼ同じとなります。

(つまり、総合して「冬極の白星」の方がわずかに優秀。)

ではさっそく、詳しく見ていきましょう。

  1. 武器性能のおさらい
  2. ダメージ期待値計算の前提
  3. 元素爆発を序盤に使用できる場合
  4. 元素爆発を最後に使用する場合
  5. 結局「冬極の白星」は引くべきか

この記事は3分程度で読み終わりますので、さいごまでお付き合いください。

武器性能のおさらい

基礎攻撃力とサブOP

基礎攻撃力は、両方とも「608」となります。

サブOPは「会心率」か「会心ダメージ」かの違いがありますが、聖遺物で理想である「会心率:会心ダメージ=1:2」に調整するのであれば、効果量は等価となります。

「冬極の白星」の武器効果

「飛雷の鳴弦」の武器効果

両方とも書いていることは長いですが、簡潔に言うと以下の2点となります。

・「冬極の白星」のバフには「元素爆発」トリガーがある(最大効果を狙うには元素爆発を使う必要がある)

・「飛雷の鳴弦」のバフは、主に「通常攻撃」を強化する(「冬極の白星」はすべての攻撃を強化する)

ダメージ期待値計算の前提

2パターンのシミュレーション

前述のように、「冬極の白星」のバフには「元素爆発」トリガーがあるため、以下の2通りのシミュレーションが必要となります。

・元素爆発を序盤に使用できる場合

・元素爆発を最後に使用する場合

シミュレーションに用いるパラメータ

タルタリヤと武器のレベルは90、天賦レベルは10を想定します。

また、聖遺物は「沈淪の心4セット」とし、「時計:杯:冠=攻撃力(%):水元素ダメージ(%):会心系」とします。

そして、聖遺物で「会心率:会心ダメージ=1:2」に調整するものとし、「会心率71.55%」、「会心ダメージ143.1%」とします。

(会心率55%、会心ダメージ110%を基本とし、それに武器のサブOPである会心率と会心ダメージを1:2で案分した数値です。)

元素爆発を序盤に使用できる場合

「冬極の白星」を強く使うためのシミュレーションとなります。

「冬極の白星」を装備する場合は、以下のムーブを想定します。

「チャージショット(断流付与)」→「元素スキル」→「通常1段目(断流・斬1回発生)」→「元素爆発」→「通常1~6段目(断流・斬1回発生)」

また、「飛雷の鳴弦」を装備する場合は、以下のムーブを想定します。

「チャージショット(断流付与)」→「元素スキル」→「元素爆発」→「通常1~6段目(断流・斬1回発生)」→「通常1段目(断流・斬1回発生)」

攻撃回数を同じとしながら、それぞれの最大効率のバフが付与されるムーブとなっております。

「冬極の白星」のダメージ期待値

「冬極の白星」のムーブダメージ期待値
チャージショット10,488
元素スキル6,392
通常攻撃1段目3,940
断流・斬1回目6,360
元素爆発44,625
通常攻撃1段目~6段目36,827
断流・斬2回目6,818
合計115,450

「飛雷の鳴弦」のダメージ期待値

「飛雷の鳴弦」のムーブダメージ期待値
チャージショット10,850
元素スキル6,325
元素爆発40,628
通常攻撃1段目~6段目36,681
断流・斬1回目5,790
通常攻撃1段目4,415
断流・斬2回目5,790
合計110,481

元素爆発を序盤に使用できる場合の比較

「冬極の白星」の一連のムーブのダメージ期待値の合計は「115,450」、「飛雷の鳴弦」の場合は「110,481」となります。

そのため、比率としては

・「冬極の白星」の方が「4.5%」ダメージ期待値が高い(115,450 ÷ 110,481 = 104.5%)

ということになります。

元素爆発を最後に使用する場合

次は、元素エネルギーが溜まっておらず、「冬極の白星」のバフを最大限には活かせないパターンのシミュレーションとなります。

両武器とも以下のムーブを想定します。

「チャージショット(断流付与)」→「元素スキル」→「通常1~6段目(断流・斬1回発生)」→「通常1~6段目(断流・斬1回発生)」→「元素爆発」

「飛雷の鳴弦」の場合は、「通常1~6段目」を2巡したときに、丁度元素エネルギーが溜まることとします。

「冬極の白星」のダメージ期待値

「冬極の白星」のムーブダメージ期待値
チャージショット10,488
元素スキル6,392
通常攻撃1~6段目34,189
断流・斬1回目6,360
通常攻撃1段目~6段目34,353
断流・斬2回目6,360
元素爆発44,625
合計142,767

「飛雷の鳴弦」のダメージ期待値

「冬極の白星」のムーブダメージ期待値
チャージショット10,850
元素スキル6,325
通常攻撃1~6段目36,681
断流・斬1回目5,790
通常攻撃1段目~6段目36,953
断流・斬2回目5,790
元素爆発40,628
合計143,019

元素爆発を最後に使用する場合の比較

「冬極の白星」の一連のムーブのダメージ期待値の合計は「142,767」、「飛雷の鳴弦」の場合は「143,019」となります。

そのため、比率としては

・「冬極の白星」と「飛雷の鳴弦」のダメージ期待値は同等(142,767 ÷ 143,019 = 99.8%)

ということになります。

結局「冬極の白星」は引くべきか

「飛雷の鳴弦」を持っていない場合

「冬極の白星」を引いてしまって大丈夫です。

タルタリヤにとっては、元素爆発を使える場合は「冬極の白星」の方が強く、元素爆発を使えない場合は「冬極の白星」と「飛雷の鳴弦」が同等の性能であるため、総合して(わずかではありますが)「冬極の白星」の方が優秀であるためです。

既に「飛雷の鳴弦」を持っている場合

悩ましいところではありますが、タルタリヤ以外に「飛雷の鳴弦」を持たせたいキャラクターがいるならば、「冬極の白星」を引いてしまってもよいと思います。

一方、タルタリヤ以外に「飛雷の鳴弦」を装備させる候補がいないのであれば、「冬極の白星」はスルーで良いと思います。

実は、「飛雷の鳴弦」を1凸(精錬レベル2)にした場合、「冬極の白星」(無凸、精錬レベル1)と比較して、

・元素爆発を序盤に使用できる場合のダメージ期待値の合計が「114,335」となり、「冬極の白星」のアドバンテージが「1%」まで小さくなる

・元素爆発を最後に使用する場合のダメージ期待値の合計が「148,826」となり、「飛雷の鳴弦」の方が「4.2%」火力が高くなる

ため、「冬極の白星」を引くくらいなら、「飛雷の鳴弦」の復刻を待って凸した方が良いからです。

タルタリヤには「冬極の白星」と「飛雷の鳴弦」のどちらが良いかの比較のまとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

本日は、「冬極の白星」と「飛雷の鳴弦」のどちらがタリタリヤに最適であるのかを、ダメージ期待値から検証してみました。

結論としては、

・大した差はないため、「飛雷の鳴弦」を持っている方は、敢えて引く必要性は低い

・もちろん、「飛雷の鳴弦」を持っていなかったり、他のキャラに「飛雷の鳴弦」を持たせたいなら引いてしまってOK

ということになります。

タルタリヤを仲間に迎えている方や、これから迎えようとしている方の参考になれば幸いです。

では、本日はここまでとさせていただきます。

ではでは。

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ライター紹介

横島先生
こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
twitterアカウント:https://twitter.com/yokoshimasensei