アルハイゼンの要求元素熟知の求め方
アルハイゼンの元素熟知は会心以外の要素を満たす効率的なステータス。
しかし元素熟知はPTバフで満たしやすいステータスでもあるため、適切なPT編成下ではPTバフによって必要な元素熟知はすでに満たされているケースが大半になります。
- 基本ダメージ・ダメージバフ・元素反応ボーナスすべてを満たすダメージ効率の良いステータスのため、目安より高い数値になってもOK!
- PTバフは元素熟知でダメージバフを上げられるため、直接ダメージバフを与えるよりも元素熟知バフがオススメ
- 最低限必要な元素熟知は400程度
この記事は5分程度で読み終わるため、ぜひ最後までご覧になって行ってください!
元素熟知目安
《(会心率+会心ダメージ)÷3》× 6~7 = 元素熟知目安
例として上記のようなステータスの時の目標元素熟知は567.6~662.2程度になります。
({79.7+204.1}÷3)×6~7=567.6~662.2
解説
最もダメージ効率が良いとされる会心率1:会心ダメージ2の割合に則った、元素熟知の比率を求める簡易式になります。
サブOP | 会心率 | 会心ダメージ | 元素熟知 |
上昇値 | 3.5 | 7.0 | 21 |
比率 | 1 | 2 | 6 |
- 参照したサブOP値は4段階パターン中、上から2段階目の数値で統一
- 誰でも目標を求めやすいように細かな条件を無視して簡易化した、おおまかな目安を求める式になります
本来、元素熟知は元素反応を起こした時にだけ有効になるステータスのため、多くのキャラクターが推奨される元素熟知は200程度になります。
しかしアルハイゼンは以下の要素により、元素熟知の価値が大きく高まります。
・元素熟知を参照した天賦倍率=元素熟知と攻撃力が同等の価値
(『萃光の裁葉』のパッシブ効果もこれに該当)
この要素により、アルハイゼンは元素熟知を攻撃力とみなすことができるため「一般的アタッカーに最低限必要な攻撃力100%に匹敵する元素熟知=約400」がアルハイゼンに最低限必要な元素熟知になります。
・固有天賦『謎林説破』により高い倍率で元素熟知をダメージバフに変換
基本ダメージに用いるステータスで同時にダメージバフ・元素反応ボーナスを上げることができるため、アルハイゼンは元素熟知ひとつで他キャラクターにおける《攻撃力・ダメージバフ・元素反応ボーナス》3つの要素をすべて伸ばすことができます。
以上の2点を踏まえて、聖遺物の厳選とPTバフについて解説。
聖遺物厳選で必要な元素熟知
基本ビルド | ||
武器 | 会心OP全般>元素熟知OP | |
聖遺物 | 金メッキの夢:4セット | |
砂時計 | 空の杯 | 冠 |
元素熟知 | 草元素ダメージ | 会心 |
メインOP元素熟知の時計+金メッキ4setを揃えたらサブOPは会心>元素チャージ効率>元素熟知が最適解になります。
アルハイゼンの基本ダメージ・草激化ダメージにはどちらも会心ステータスが必要になるため、サブOPで厳選するべきステータスは《会心》が基本です。
サブOPの元素熟知は一般的なアタッカーの攻撃%のように、ついていたらお得にはなりますがセット効果と砂時計のメインOPで最低限必要な400がほぼ達成できており、会心ステータスから相対的に必要になる元素熟知はPTバフから多く獲得できるため最終的に 元素熟知>目標元素熟知目安 になりやすいです。
つまりアルハイゼンにとって最も不足しがちなステータス《会心》をサブOP厳選によってどれだけ確保できるかが課題。
そして元素共鳴やPTバフで補助しやすい《元素熟知》と比べてPT編成によって前後し、PT補助手段が限られる《元素チャージ効率》の優先度の方が高くなりやすいです。
そのためサブOPの厳選は会心率を最優先、次点に元素チャージ効率>元素熟知を厳選するとダメージ効率の高いビルドが完成になります。
- 最低限に130%程度の元素チャージ効率を推奨、編成による目安は下記にて紹介
- 元素チャージ効率は低すぎるとダメですが、多すぎても不要ステータスになるため過剰にならない程度に
元素チャージ効率を厳選する目的は「琢光鏡の最大枚数ローテーション」のため。 琢光鏡3枚の最大火力になった光幕攻撃を維持することがアルハイゼンの最高火力コンボに繋がります。 |
最終ステータス(元素熟知)
メインOP(砂時計)×1=187
金メッキ4set=80+50×2=180 異元素2編成(草2雷2、草2雷1水1)
異元素+1 or 草元素共鳴=+50 or 100
合計:417 or 467
サブオプションなしでも最低限必要な元素熟知を達成しています。
ここにさらに以下の元素熟知バフが追加されるため、草激化PTにとって元素熟知は一般的な攻撃参照アタッカーのようにPTバフで賄いやすいステータスであることを考慮すると元素熟知は聖遺物厳選ではなく周囲サポーターによって解決するのが最善となります。
バフが限定的な会心率・会心ダメージを武器と聖遺物でいかに高められるかが重要になります。
聖遺物 | 補正値 | PTバフ | 補正値 |
金メッキ4set | +50(異1) | 草元素共鳴 | +50 → +80 → +100 |
+100(異2) | ナヒーダ | +200~250 | |
+150(異3) | 千夜に浮かぶ夢 | +40~48 | |
教官4set | +120 | 終焉を嘆く詩 | +100~200 |
星座 | 補正値 |
アルハイゼン2凸 | +50 ×4 |
白朮4凸 | +80 |
ティナリ4凸 | +60 ×2 |
コレイ4凸 | +60 |
草主人公 | +6~60 |
元素チャージ要求を緩和できる点と『聖遺物:深林の記憶』によるデバフ発動を一任しやすいという点から、アルハイゼンは草元素サポーター編成と相性が良いため草元素共鳴を起こすだけで最低467の元素熟知が獲得できます。
そしてサポーターに元素熟知バフが可能なキャラクターや『聖遺物:教官』発動役を編成することで、会心率100:会心ダメージ200に必要な600~700程度の元素熟知もサブOP厳選なしで目標数値に到達できます。
ステータス確認の注意点
ステータスを確認するときは、ステータスが反映されているかどうかを把握しましょう。
同一装備でもステータスを確認するタイミングや状況によって、同一装備でもステータスが大きく変わります。
武器:黎明の神剣
聖遺物:金メッキの夢
編成:異元素2編成(PTバフ:ナヒーダ元素爆発+247、千夜+40)
以上の装備を例に、確認するタイミングによってどれくらいステータスが変化するかの一例を紹介します。
チーム編成なしでステータスを確認すると、以下の効果が確認できません。
・黎明の剣 パッシブ効果(会心率+24%) ・草元素共鳴 +50(4人編成必須、出撃時反映) |
非戦闘中でステータスを確認すると、以下の効果が発動しません。
・草元素共鳴(原激化→草or超激化:追加+30→追加+20) ・金メッキの夢4set効果(元素反応発動時に元素熟知バフ発動) ・各キャラクターPTバフ(元素爆発、教官、アルハイゼン2凸…等) |
このように、同一装備でも確認するタイミングによって元素熟知346→833と大きな差が生まれます。
ステータスを確認する際は元素熟知バフひとつひとつを正確に把握しましょう。
元素チャージ効率目安
編成 | 元素チャージ効率 |
アルハイゼンのみ | 140~160% |
草共鳴編成 | 130~140% |
草元素キャラクターやチーム全体の粒子生成力、西風武器の採用によって要求チャージが前後します。
元素チャージ効率は他のステータスと異なり元素エネルギーが溜まりきらなければ意味が薄れがちなステータスになり、粒子生成は状況によって変化しやすいため上記表より多少高めを意識することで安定感が増します。
- 対単体ボスと対複数一般モンスターの粒子獲得回数差
- 祭礼武器採用の粒子生成数の下振れ
- 西風武器採用の会心に依存した生成判定
とくに元素チャージ効率補助において優秀なのは、『サイフォスの月明かり』を装備した『久岐忍』が超開花アタッカーとバッテリーの両立ができます。
『聖顕の鍵』による高い回復量+元素熟知バフ(超開花ダメージUP)に並ぶほど強力ですが、聖顕の鍵と比べて元素熟知に特化した久岐忍は回復量が心許ないため、中断耐性+ダメージカットの『行秋』やシールド・回復補助の『白朮』『綺良々』の同時編成を推奨です。
元素熟知特化サポーターが『サイフォスの月明かり』を装備した場合、アルハイゼンが受ける元素チャージ効率バフ量は以下になります。
サイフォスの月明かり (装備者本人除くPTバフ量) | ||
元素熟知 | 900 | 1000 |
精錬1 | 9.7% | 10.8% |
精錬2 | 12.2% | 13.5% |
精錬3 | 14.4% | 16.2% |
精錬4 | 17.7% | 18.9% |
精錬5 | 19.4% | 21.6% |
- PT編成・出場時にステータス画面に反映あり
(サイフォス所持者は実際に装備・編成するとステータス画面で確認可)
まとめ
会心武器をもってしても最終ステータスでは会心比率から比べると元素熟知が高くなりすぎることもありますが、アルハイゼンにとって元素熟知は「最大ダメージ量を得られる効率的バフ」となります。
元素熟知は上げれば上げた分だけダメージが着実に強化されるため、たとえ比率を超えてしまったとしても元素熟知が1000(変換上限)に到達しない限りは無理に削ったり不要と切り捨てる必要はありません。
『金メッキの夢』4セット+《元素熟知》砂時計で必須量の元素熟知を確保したあとは、サブOP厳選によってチームバフで補いにくいステータス《会心》とを確保しましょう。
元素チャージ効率は粒子生成力の高いキャラクターや西風武器・祭礼武器・サイフォスの月明かりと仕様キャラクターによっては解決することもありますが、粒子生成は敵の出現量によっても左右されるため「対単体ボスに対してローテーション初動で元素爆発リキャストが安定する」ようになるまで確保することが望ましいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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ライター紹介
- はじめまして!『みつき』と申します。
原神を中心に、ゲームプレイを楽しめるような解説やコラムを執筆してます。
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