Contents
暗黒のウェルサのアディショナル2枚でやっとウィッチもアグロを組めるようになりました
(↑AFネメシスも先攻とれれば「なんとかなる!」)
みなさんこんにちは、「横島先生」です。
基本的に「アグロデッキ」を中心としたデッキ紹介をしております。
本日は「シャドウバース・暗黒のウェルサ・アディショナル後」のローテーション環境で勝てる『アグロウィッチ』について解説いたします。
(2021.7.22 追記)第21弾の新カードパック「リナセントクロニクル」では、このデッキをアドバンスしたものが使われているようです。この記事は参考程度にお読みいただければと思います。
今現在(2021年6月16日)、AFネメシスが猛威を振るっており、過去最高にやる気がなくなっている方も多いと思います。
とにかくAFネメシスのインチキムーブがひどすぎて、ナーフされるか、圧倒的にAFネメシスに有利なデッキが開発されなければ、次環境までの期間はかなり寒いことになると思います。
今回の「アグロウィッチ」の魅力は、6ターン目までこちらのやりたいことをやって、届かなければ次のゲームに臨むことで、「AFネメシス戦であってもストレスが少なくて済む」点です。
他のデッキには結構やれるので、「AFネメシスにあまり当たらず」、「当たってしまった時は先攻を取る」ことができれば、ある程度の連勝は積み上げることができます。
正直なところ、大量のエーテルを割ってまで現環境に参加する必要はないと思いますが、ある程度ウィッチのカードが揃っている方が楽しめるようなデッキに仕上がっております。
1コストから攻め続けても全く手札が途切れず、長期戦に陥ってもリーサルプランがあるという、非常に抜け目のないデッキになっております。
では、さっそく見ていきましょう。
- なぜ「アグロ」デッキを推しているのか?
- 『アグロドラゴン』のデッキ構成
- 『アグロドラゴン』のマリガン
- 『アグロドラゴン』のプレイング
この記事は5分で読み終わりますので、さいごまで読んでいってくださいね!
なぜ「アグロデッキ」なのか?
シャドウバースは年々インフレ化が加速しており、無茶苦茶なことをするデッキが激増しております。
正直、あまりの理不尽さに不愉快さを感じている人も多いと思います。
「アグロデッキ」は序盤に猛烈に攻めまくり、「うまく行けば勝ち」、「うまく行かなければ負け」のデッキタイプです。
理不尽な相手のデッキとの『対話』を一切行わず、自分のやりたいことだけをやって勝敗を決めるのが「アグロデッキ」の真骨頂です。
「アグロウィッチ」(暗黒のウェルサ・アディショナル後・ローテーション)のデッキ構成
デッキリスト
1コスト | ゴブリン | 2枚 |
1コスト | レヴィールの無法者 | 3枚 |
1コスト | アクセルヒーロー・マイザー | 3枚 |
1コスト | グランドブレイク | 3枚 |
2コスト | 自由なる冒険者 | 3枚 |
2コスト | 放浪する料理人 | 3枚 |
2コスト | レヴィールの保安官補 | 3枚 |
2コスト | 無尽の魔像 | 3枚 |
2コスト | アストラルダンサー | 2枚 |
2コスト | セレスティアルスフィア・ミリカ | 3枚 |
3コスト | レグニスロード・グレア | 3枚 |
3コスト | フェスティバルウィッチ | 3枚 |
3コスト | マナリアクイーン・アン | 3枚 |
5コスト | 銀灰の星・アレイスター | 3枚 |
「アグロウィッチ」のマリガン
アグロデッキなので「先攻有利」、「後攻不利」となることだけ覚えておいてください。
先攻の場合
最優先:ゴブリン(1コスト)、レヴィールの無法者(1コスト)、アクセルヒーロー・マイザー(1コスト)
1コストフォロワーが引けている場合のみ:自由なる冒険者(2コスト)、放浪する料理人(2コスト)、レヴィールの保安官補(2コスト)、無尽の魔像(2コスト)、アストラルダンサー(2コスト)、セレスティアルスフィア・ミリカ(2コスト)
1ターン目から動きたいので、とにかく1コストフォロワーを探しに行くのが良いです。
前半(4ターンまで)のフォロワー間のシナジーが凄まじく、相手に何もさせずに殴りたおすことができるのがこのデッキ(むしろ、乗り物系のアグロデッキ全般)のコンセプトとなります。
カードを生み出すフォロワーを多く採用しているため、手札の枯渇は気にせず、低コストフォロワーを集めるマリガンをしましょう。
後攻の場合
最優先:レヴィールの無法者(1コスト)、アクセルヒーロー・マイザー(1コスト)
1コストフォロワーが引けている場合のみ:自由なる冒険者(2コスト)、放浪する料理人(2コスト)、レヴィールの保安官補(2コスト)、無尽の魔像(2コスト)、アストラルダンサー(2コスト)、セレスティアルスフィア・ミリカ(2コスト)
先攻と大して変わりませんが、さすがにゴブリンは貧弱なので返してしまってもよいと思います。
後攻でも乗り物シナジーでがっつり押し返せるので、4ターン終了時には相手が返しきれないくらいの盤面を形成できます。
「アグロウィッチ」のプレイング
先攻・後攻問わず、理想ムーブは以下の動きです。
1ターン目
1コストフォロワーを出します。
手札に「レヴィールの無法者」しか1コストが無い状態で、「自由なる冒険者」や「レヴィールの保安官補」がいる場合は、温存でも大丈夫です。
「アクセルヒーロー・マイザー」は温存しはじめると遅い展開のゲームになってしまうため、迷わず出してしまうのが良いです。
2ターン目
「自由なる冒険者」や「レヴィールの保安官補」を出して、3ターン目に繋げるのがスタンダードな動きですし、相当強いです。
2ターン目に場に馬を出しておけば、3ターン目に色々とシナジーが生まれてきます。
また、1ターン目出した1コストフォロワーに「アストラルダンサー」でバフをかけるのも強い動きです。
「レヴィールの無法者」であれば言うまでもなく超強化されますし、「ゴブリン」や「アクセルヒーロー・マイザー」にバフをかけることで、相手の2コストフォロワーに倒されるリスクが減ります。
また、このデッキの場合は、2~4ターン目は顔面よりも有利トレードを重視した方が良いことが多いです。
3ターン目
3ターン目は有利トレードをしつつ、横に広げていくターンです。
先行の場合は、3ターン目に場に馬がいる状態で「レヴィールの無法者」、「アクセルヒーロー・マイザー」、「グランドブレイク」、「放浪する料理人」、「アストラルダンサー」のいずれを出しても、相手が2ターン目に出したフォロワーを潰すことができます。
後攻の場合でも、3ターン目に場に馬がいる状態で「レヴィールの無法者」、「アクセルヒーロー・マイザー」、「放浪する料理人」を出す動きは非常に強いです。
「グレア」や「アン」は進化ターンまで温存したい気持ちもありますが、他に出すカードが無いのであれば出してしまった方が良いです(そんな場面はほとんどありませんが)。
4ターン目
引き続き、有利トレードを意識しつつフォロワーを横に並べることを意識すると良いです。
4ターン終了時点で盤面で負けているようだと、アグロデッキとしては投了の目安となります。
逆に、4ターン目の盤面が返せずに、相手が投了することも結構多いです。
5ターン目以降
4ターン目までに得た盤面のアドバンテージを少しずつ削りながら、グレアやアンで生み出すスペルを手札に溜めていく流れとなります。
6ターン目か7ターン目にフィニッシュするのが理想の一つです。
盤面が押し勝てているようであれば、「グレア」と「アン」のスペルの「デッキの枚数20枚以下」の効果でリーサルを考えます。
9ターン目以降
ここまで試合がこじれてくると「デッキの枚数5枚以下」でリーサルを狙うことになります。
「グレア」と「アン」で生み出したスペルを3枚使って相手の顔を叩きます。
うまく「アン」を3枚出せていればよいですが、「グレア」によってしまっているとリーサルは遠いかもしれません。
この勝ち筋が多くなるようであれば、「魔力による複製」をデッキに入れて、「アン」を増やすことを考えた方が良いかもしれません。
各カードの採用理由とシナジー
ゴブリン
1コスト(1:2)は正義です。
シャドウバースは「攻撃力+体力=コスト×2」を基本として調整されていますが、ゴブリンは基本の1.5倍のスタッツを持っています(最強)。
馬に乗ると相手の2コストを上から取れるようになるのも良いです。
レヴィールの無法者
ワンドリ環境の戦犯の「トーヴ」先生を超えるフォロワーとなります。
馬に乗ると「+1:+2」となるだけでもインチキくさいのに、「突進」まで付くのが凶悪です。
乗り物デッキであれば採用しない理由はないです。
アストラルダンサーともシナジーがあります。
アクセルヒーロー・マイザー
ゴブリンの完全上位互換です(最強)。
「低コスト(0コストor1コスト)」で「相手のフォロアーを抑えこめる」スペルを「生み出せる」というのが非常に強いです。
うまく運用することによりアグロデッキにも関わらず手札が溢れることもあります。
グランドブレイク
1コストで相手のフォロワーを倒しながらデッキを2枚破壊できる良スペルです。
自由なる冒険者
馬とシナジーがあるカードが多いので、ファンファーレで馬を場に出してくれるのは非常に偉いです。
序盤のキーカードと言えます。
放浪する料理人
序盤における馬とのシナジーが強力です。
スタッツ「2:2」を出しつつ「相手フォロワーに3ダメージ」を与えるムーブが非常に強力です。
レヴィールの保安官補
このアグロウィッチデッキは「アグロ」&「乗り物」&「デッキ20枚以下」が特徴なので、「2コスト」&「馬を出す」&「1枚ドロー」がとても効果的です。
序場は「自由なる冒険者」の方がスタッツ的に優れていますが、中盤以降は1枚ドローが非常に重要となり、腐りにくいカードです。
無尽の魔像
手っ取り早くデッキを20枚以下にするために採用されています。
かなりアグロ寄りのデッキ構築となるため、「無尽の魔像」がないとデッキが20枚以下に届かないことがあるので、是非とも採用したいです。
ただ、レジェンドカードということもあり大量のエーテルが必要なので、エーテルを節約したい方は「魔力による複製」と入れ替えて少々遅めのデッキにするのもありだと思います。
アストラルダンサー
2枚採用としていますが、3枚入れてもいいと思います。
乗り物を用いず、後だしで「レヴィールの無法者」や「放浪する料理人」の効果を発揮できるのが強みです。
また、アグロデッキは微妙なスタッツの差で生き残ったフォロワーが良い仕事をするので、「体力+1」は見た目以上の活躍をします。
なお、このフォロワーに進化を切ることはほとんどありません。
セレスティアルスフィア・ミリカ
実装前はあまりパワーを感じていませんでしたが、アグロデッキに実際入れてみるとトンデモナイ性能でした。
出すだけでデッキが2枚削れるのが偉く、「無尽の魔像」が引けなくてもデッキを20枚以下に持っていくことができます。
また、4ターン目以降は「グレア」や「アン」に進化を切ってデッキを燃やしていきますが、1ターンにデッキが4枚以上減っていくので、「ミリカ」を引ける確率が高く、手札の枯渇を防ぐことができます。
更に、5ターン目以降に3コストの「グレア」や「アン」を出すと2コスト以上残りますが、そこで引けた「ミリカ」をそのまま出して、デッキを更に2枚削ったり「4:4」スタッツの守護が立ったりするのが非常に便利です。
フェスティバルウィッチ
後半に寄せたマナリアウィッチと異なり、ウィッチフォロワーとして「マイザー」や「保安官補」が入っているため、「グレア」や「アン」が引ける確率は低くなっています。
ただ、アグロデッキとしては小さいカードが出てくれる分には全然ありがたいので気になりません。
また、「フェスティバルウィッチ」が持ってくるフォロワーは、ほとんどが更にカードを呼んでくるため、手札の枯渇を防ぐことができます。
レグニスロード・グレア
デッキを削りつつ、3コストスペルを生み出す女の子(その1)。
でかくなったり、PPを回復したり、デッキを削ったり、スペルを生んだりと多彩。
進化で回復した2PPに「ミリカ」がピッタリハマるのも良いです。
このアグロウィッチデッキは、デッキを削る意味でも、テンポを稼ぐ意味でも、基本的に進化権は「グレア」か「アン」に切りたいです。
マナリアクイーン・アン
デッキを削りつつ、3コストスペルを生み出す女の子(その2)。
大英霊を呼んだり、相手フォロワーや顔に2点入れたり、デッキを削ったり、スペルを生んだりとこちらも多彩。
「進化で顔に2点入れられること」、「大英霊で相手フォロワーを除去しつつ守護を張れること」、「3コストスペルが顔に全ダメージ飛ぶこと」から、アグロウィッチとしては「グレア」よりも「アン」の方が重要度が高いです。
銀灰の星・アレイスター
2コストで使っても5コストで使っても、非常に強いです。
2コストスペルは「消滅」であるため、AFネメシスやラストワードネクロに刺さることが多いです(ビショップのウーノやサリッサにも有効)。
5コストフォロワーとしては、デッキが20枚以下であれば無料で進化できる上、進化効果でどんなに大きなフォロアーも除去でき、更にドレインもできるのが素晴らしいです。
いずれもデッキ2枚を燃やしながらおこなえるため、後半にもつれ込みそうな時の遅延手段としてとても優秀です。
「アグロウィッチ」のまとめ
カードゲームは本来、「アグロがコントロールに強く」、「ミッドレンジがアグロに強く」、「コントロールがミッドレンジに強い」、という3すくみが王道です(アグロドラゴンのときにも言いましたが!)。
しかし、近年のシャドウバースは、「コントロールがアグロに強い」状況が続いており、「ミッドレンジ」と「コントロール」しか環境にいないという非常に遅いゲームとなってしまいました。
本格的だけれども1ゲームの時間が長めの『ハースストーン』を軽快にする形で誕生した『シャドウバース』ですが、ハースストーンの人気が停滞するとともに、1ゲームの時間がどんどん長くなり、ハースストーン化している状況は残念でなりません。
そのような中、「暗黒のウェルサ」環境にて「アグロドラゴン」が活躍し、そのアディショナルでは「アグロウィッチ」が活躍できるようになったのは、非常に素晴らしいことだと思います。
勝てる「アグロデッキ」が見つかりましたら、またご紹介させて頂ければと思いますので、みなさんも「アグロデッキ」を使ってみてください!!
世界中で大人気の本格RPG!
奥深い戦術性が中毒性バツグンの爽快コマンドバトルの傑作!

「Raid: Shadow Legends」は、基本プレイ無料のターン制アクションRPG。
なんと、ストーリーを手掛けたのは全米脚本家組合主催の賞にノミネートされ「アサシン クリード シンジケート」を制作した Paul C.R. Monk 氏。
また声優陣も「Mass Effect」「ウィッチャー3」などで活躍するベテラン海外声優陣が担当!
300以上のプレイアブルキャラクターが登場し、それぞれスキルや属性、装備品などの組み合わせ方により全く違った戦闘スタイルへと変化できるのが特徴です。
そんな奥深いストーリーと育成要素、そして戦略的なコマンドバトルが見事に融合して生まれた本作。
課金要素もありますが、もちろん無料でも十分楽しめます!(私は無料派)
レビューも驚異の4.5(5.0満点)! 編集部もみんなハマってます!
注※PCゲームのため、PCからアクセスしてください。スマホだとページが開きません。
\ まずは無料でプレイ!(PC版)/
RAID: Shadow Legends 公式サイトレビューのご紹介



注※PCゲームのため、PCからアクセスしてください。スマホだとページが開きません。
\ まずは無料でプレイ!(PC版) /
RAID: Shadow Legends 公式サイトライター紹介
- こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
twitterアカウント:https://twitter.com/yokoshimasensei