【原神】魔神任務第3章第1幕「煙霧のベールと暗き森を抜けて」のあらすじと考察!!スメール編のイントロダクション的な位置づけです!!

 

この記事では、魔神任務 3章 第1幕のストーリーについて、ざっくりと解説いたします。

皆様のストーリー理解の一助になれば幸いです。

第3章のテーマは「知恵と知識の違い」だと思われます

みなさんこんにちは、「横島先生」です。

本日は、魔神任務 第3章 第1幕のストーリーについて、世界一わかりやすく解説する試みとなります。

小学生でも理解できるようにかみ砕いた説明となるため、詳細はかなりぼかしておりますでご容赦ください。

なお、魔神任務 第3章 第1幕の完全なネタバレとなるため、クリアしてからご覧いただければと思います。

ではさっそく、詳細を見ていきましょう。

この記事は5分程度で読み終わりますので、さいごまでお付き合いください。

なお、次の第3章第2幕に興味のある方は下のリンクをご覧ください。

【原神】魔神任務第3章第2幕「黎明を告げる千の薔薇」のあらすじと考察!!繰り返される「花神誕祭」とアーカーシャの正体について!!

第3章のテーマに関する簡単な考察

ここから、伝説任務第3章第1幕のあらすじをご紹介しますが、その前に簡単に第3章のテーマに対する考察をご紹介させていただきます。

テーマをある程度把握した方が、ストーリーを楽しめると(個人的に)判断したためです。

第3章のテーマは(おそらく)「知恵と知識の違い」だと思われます。

第3章の舞台である「スメール」では、人々は多くの知識が詰め込まれた「アーカーシャ」と呼ばれるデータベースに自由にアクセスすることができます。

いつでも欲しい『知識』が入手できるため、多くの人が便利に活用しています。

しかし、実際にはそれらの情報は政府によって統制され、操作されているような描写が見られます。

そのため、人々は政府にとって都合の良い情報だけを受け取り、それを信じ込んでいるという状況になっています。

これらは、プレイヤーが置かれている状況に非常に酷似しております。

我々もパソコンやスマートフォンによってインターネットから多くの情報を入手することができますが、それはどこかしら誰かに操作されている可能性があるものです。

それを信じ込んで、その情報をもとに何かを決定するということは、誰かしらに操られているということになります。

そしてそれらが「貧富の差」、「偏見や差別」、「国家間の争い」、「宗教間の争い」という形で表面化していることは、我々も実感しているところだと思います。

そのような状況から人々を救えるものがあるとすれば、それは人間本来が持っている「考える力」である『知恵』ということになるでしょう。

伝説任務第3章では、スメール内で発生する様々な問題を解決する中で、プレイヤーに「知恵と知識の違い」を実感させる構成になっているものと予想されます。

登場人物の簡単説明

主人公

・旅人(蛍):説明の簡略化のため、妹の蛍を主人公として説明を進めます。長きの眠りから目覚め、双子の兄を探す旅に出る。当初は周りの環境に流されるままだったが、稲妻に着いたあたり(第2章)から、自分の意思を持って行動しはじめる。

・パイモン:蛍と旅をする空飛ぶ小人。同じような種族は一切登場しないのに、誰もパイモンを見て驚かないのがこのゲームの最大の謎(であり、おそらく重要事項)。

レンジャー

・ティナリ:森を守るフォレストレンジャー。優秀な学者でもある(らしい)。

・コレイ:ティナリの弟子。身体が弱い。

現草神「クラクサナリデビ」の信奉者

・ドニアザード:良家のお嬢様。幼い頃に草神「クラクサナリデビ」に助けられた(と思い込んでいる)。

・ニィロウ:バザールの踊り子。「花神誕祭」で草神のために踊る予定。

スメール教令院

・アルハイゼン:学者。スメール教令院の書記官。優れた知能と戦闘力と財力で「神の缶詰知識」を探す。

その他

・ディシア:エルマイト旅団の傭兵。ドニアザードの両親に依頼され、娘の護衛を務めている。草神の信奉者ではない(と思われる)。

・ドリー:モラが大好きな商人。信頼の置ける相手としか商売しない。とにかく怪しい。

抑えておきたい用語

アーカーシャ(端末)

膨大な知識が集まったデータベース。

「アーカーシャ端末」を装着すると、誰でも閲覧できる。

ただし、閲覧する人物によって、どこまでの知識が閲覧できるかが設定されている(いわゆる「コンテンツフィルター」)。

缶詰知識

世界樹から直接吸い上げられた知識を収納した装置。

アーカーシャ端末とは異なり、コンテンツフィルターがかからないため、収納した知識のすべてを閲覧することができる。

マハールッカデヴァタ(前の草神)

2,000年前の魔神戦争終結時の草神。

500年前のカーンルイアによる厄災で死亡した(と言われている。)

現在のスメールの基礎を作った神様で、多くのスメール人はこちらを真の草神だと考えている。

クラクサナリデビ(前の草神)

前の草神が死亡した後に、発見された新しい草神。

人前に顔を出さないので、存在は知られているが、どのような神であるかは誰も知らない。

一般人では、アーカーシャ(データベース)による情報収集すら許可されていない。

花神(名前は不明)

前の草神の友達的ななにか。

既に死亡してるらしい。

スカーレットキング(砂漠の魔神)

魔神戦争で前の草神に敗れた「砂漠」を統べていた魔神。

すでに死んでいると言われているが、復活したとも言われている。

スメール教令院

学者の集団。

現在のスメールシティを作った(と言われている)前の草神である「マハールッカデヴァタ」を信奉している。

「前の草神が死んだことを認めることになるから、現在の草神の存在は認めないという」という(学者とは思えない)信条の集団。

エルマイト旅団

砂漠の民で、護衛などの任務を行う人たちの総称。

スメールシティは砂漠の魔神である「スカーレットキング」が作ったが、前の草神に横取りされたと信じている(人が多い)。

世界一ざっくりとした魔神任務第3章第1幕のあらすじ

兄を探してスメールの草神に会いに行く主人公

「神っぽい人物に襲われて双子の兄が行方不明になったから、片っ端から神っぽい人物に行方を聞きに行く」

というのが、このゲームの主人公(蛍)の目的となります。

風神、岩神、雷神が不発であったため、次は草神のいるスメールシティを目指します。

森で変な夢をみる

スメールシティへの道中の森の中で、蛍は変な夢を見ます。

世界樹っぽい木が、「世界が・・・私を・・・忘れて・・・」と語りかける夢です。

その話を聞いた森のレンジャーである「ティナリ」は、

・世界樹はすべての記憶が集積された存在であること

・スメールの学者にとって世界樹は重要な存在であること

を告げます。

森の「死域」

ティナリは「死域」の対処に苦慮していました。

死域は生物が生息できなくなる領域であり、元素を操る者(基本的には神の目所有者)だけが除去できます。

昔からスメールに存在するものではあったものの、最近急激に森の中で広がっているとのことでした。

スメール特有の病気

蛍はモンドの偵察騎士である「アンバー」の知り合いである「コレイ」と出会います。

コレイは幼少期に、スメールで発症が確認されている病である「身体が動かなくなっていく病」に感染しましたが、ファデュイの執行官である「博士」に治療された過去を持ちます。

しかし、とんでもない荒治療であったためか、トラウマを抱えてしまっています。

現在はティナリのもとで、療養に勤めつつ、レンジャーの仕事を手伝っています。

アーカーシャ(端末)

スメールシティについた蛍は、街の入り口で「アーカーシャ端末」と呼ばれる装置を受け取ります。

これはスメールに住むもの(旅行者も含む)に無料配布されているもので、アーカーシャと呼ばれる端末に接続する装置となります。

スマートフォン(インターネット端末)に似たようなもので、多くの知識を検索できますが、閲覧者によって「コンテンツフィルター」が設けられており、閲覧が禁止されている知識も多数存在します。

草神を探す主人公

アーカーシャ端末で「草神」を検索した蛍ですが、

・前の草神である「マハールッカデヴァタ」

・現在の草神である「クラクサナリデビ」

の2人の存在があることがわかります。

前の草神は既に死亡しているため、現在の草神について調べる蛍ですが、情報の閲覧が制限されていることに気づきます。

町の人々に聞き込みをしてみますが、多くの人々はスメールの基礎を作った前の草神である「マハールッカデヴァタ」を信奉しており、現在の草神である「クラクサナリデビ」には興味がないようでした。

「クラクサナリデビ」信奉者との遭遇

蛍は偶然、現在の草神信奉者である「ドニアザード」と知り合います。

ドニアザードは金持ちの令嬢ですが、幼い頃から病にかかり(コレイのかかったものと同じ病?)、生きる希望を失った時期がありました。

その際に、現在の草神と思われる人物の声を聴いたことにより、生きる希望を得たという経緯を持っています。

これが、

・実際のことなのか、病でうなされた結果の幻覚であるのか

・語りかけてきたのは本当に草神なのか

という疑惑はありますが、本人は草神に対して感謝の念を抱いています。

一方、スメールの学者層は前の草神を信奉していますが、「バザール」の人々は現在の草神を信奉していることが明らかになります。

また、「スメール教令院」は、

・今の草神の存在を認めてしまうと、前の草神が死んでいることが確定してしまうので、認めたくない

という思想を持っていることも明らかになります。

国を牛耳っているのは「スメール教令院」であるため、現在の草神を信奉する「バザール」の人々のイベントには資金が支出されず、現在の草神を祭るイベントである「花神誕祭」は年々廃れていく状況となっていました。

それを憂いたドニアザードは、個人的な資金をバザールに寄付し、今年の「花神誕祭」を盛り上げようとしていました。

また、その祭の期日は近づいてきており、同じく現在の草神信奉者である踊り子の「ニィロウ」が、草神に捧げる踊りを披露する予定となっていました。

花神誕祭の由来

魔神たちがまだ健在だったころ(2,000年以上前)、前の草神「マハールッカデヴァタ」の誕生日を祝う会が催されたそうです。

そこで、草神の友人である「花神」が舞を踊ったことが「花神誕祭」の由来となっております。

草神に関する「モノ」の探索

現在の草神である「クラクサナリデビ」の信奉者と接触できたものの、結局居場所はわかりませんでした。

途方に暮れる蛍ですが、スメール教令院が「草神に関する”モノ”」を紛失し、それを探しているという情報を手に入れます。

それが草神と会うための足掛かりになると判断した蛍は、”モノ”の捜索に乗り出します。

神の缶詰知識

捜索の最中に知り合った学者「アルハイゼン」から、「草神に関する”モノ」が「神の缶詰知識」であることを知ります。

缶詰知識というのは世界樹から直接抜き取った知識を収納した装置であり、アーカーシャ端末のような「コンテンツフィルター」の制約を受けずに、収納した知識すべてを閲覧できるものです。

そして、今回スメール教令院が紛失した、神に関する知識が詰め込まれた缶詰知識が「神の缶詰知識」と呼ばれるものとのことです。

エルマイト旅団との「神の缶詰知識」争奪戦

商人「ドリー」の協力もあり、「神の缶詰知識」がエルマイト旅団の中でも砂漠の魔神「スカーレットキング」を信奉する集団の手に渡ったことが明らかになります。

その手段は、「神の缶詰知識」の中にスカーレットキングを復活させる情報があると信じていました。

しかし、神の缶詰知識をアーカーシャ端末で読み取った集団のボスは、正気を失い暴走してしまいます。

ボスは「アルハイゼン」の活躍によって、アーカーシャ端末を破壊され、役人に捕縛されます。

アルハイゼンはその際に(蛍や役人たちには気づかれぬように)ボスの懐から「神の缶詰知識」を抜き取りました。

こうして、何の手がかりも得られなかった蛍が、「花神誕祭」に参加するためにドニアザードやニィロウに会いに行くところで第3章第1幕は終幕します。

魔神任務第3章第1幕「煙霧のベールと暗き森を抜けて」のまとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

本日は、魔神任務第3章第1幕のストーリーについて、世界一わかりやすく解説する試みとなります。

新章のしょっぱなということもあり、新情報の説明に終始したストーリーとなっておりました。

かなりの量の伏線も準備されていたため、皆様も考察してみて頂ければと思います。

なお、次の第3章第2幕に興味のある方は下のリンクをご覧ください。

【原神】魔神任務第3章第2幕「黎明を告げる千の薔薇」のあらすじと考察!!繰り返される「花神誕祭」とアーカーシャの正体について!!

では、本日はここまでとさせていただきます。

ではでは。

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ライター紹介

横島先生
こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
twitterアカウント:https://twitter.com/yokoshimasensei