【ヘブバン】イベント「Requiem for the Blue」の「謎」と「伏線」の考察【ヘブンバーンズレッド】ストーリーあらすじ・水瀬姉妹の真意について

 

この記事では、第2章の期間限定イベント「Requiem for the Blue」を振り返りつつ、残された「謎」や「伏線」について考察していきます。

ヘブバンのストーリーに興味がある方はご覧ください。

水瀬姉妹や第31B部隊メンバーが蒼井えりかを救おうとした物語です!!

みなさんこんにちは、「横島先生」です。

本日は、期間限定イベント「Requiem for the Blue」のストーリーを振り返りつつ、未解決の様々な「謎」や「伏線」について考察します。

公式が公表している動画配信等ガイドラインが更新され、ストーリー紹介が完全に解禁されました。

それを受け、この記事を執筆している段階の情報をフル活用して考察していきます。

そのため、「Requiem for the Blue」だけでなく、最新のストーリーのネタバレも含む可能性がございますのでご注意ください。

ではさっそく、詳細を見ていきましょう。

  1. イベント「Requiem for the Blue」を忘れてしまった方のためのおさらい!!
  2. イベントで残された「謎」と「伏線」!!
  3. 妄想にまみれた考察!!

この記事は5分程度で読み終わりますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。

主な登場人物

第31B部隊

・蒼井えりか:元部隊長。第2章のラストで戦死した。ハイパーサイメシアという、一度見たものを忘れない(忘れられない)能力を持っていた。かつて全滅した第29部隊の生き残り。以前は活発な性格であったが、仲間の死や、何もできなかった自分を(ハイパーサイメシアの能力によって)忘れることができず、卑屈になってしまった。

・水瀬いちご:部隊長であった蒼井えりかの卑屈な態度が気に入らず、事あるごとに反発していた。

・水瀬すもも:いちごの妹。同じく蒼井えりかに反発していた。

第31A部隊

・茅森月歌:主人公。31B部隊で孤立していた蒼井えりかをバンドに誘った。

超ザックリとしたストーリーの背景(第2章のあらすじ)

第31B部隊で孤立していた蒼井えりか

第31A部隊と第31B部隊が共同作戦を行うことになり、アリーナでの訓練が始まりました。

主人公である茅森月歌は、第31B部隊と交流するうちに、部隊長である「蒼井えりか」が孤立していることに気づきます。

第31B部隊員である「水瀬いちご」と「水瀬すもも」の殺し屋姉妹が、蒼井えりかに反発しているのが原因でした。

蒼井えりかをバンドに誘う

孤立していた蒼井えりかを救うため、第31A部隊のメンバーは蒼井えりかをバンドに誘います。

楽しそうに演奏を行う蒼井えりかの様子に対し、水瀬姉妹は苛立っているようでした。

蒼井えりかの能力と正体

蒼井えりかには「ハイパーサイメシア」という能力があることが判明します。

「ハイパーサイメシア」とは、一度覚えたことを忘れない(忘れられない)能力のことです。

また、蒼井えりかは第29部隊(第31部隊)の生き残りであることも判明します。

かつて第29部隊は壊滅的な被害を受け、今では存在しない部隊となります。

蒼井えりかは「ハイパーサイメシア」の能力により、死んでいった仲間たちや、無力であった自分をいつまでも忘れることができず、卑屈な性格になってしまいました。

バンド活動を通して前向きになる蒼井えりか

バンド活動を始めとする第31A部隊との交流により、蒼井えりかは少しずつ前向きになっていきます。

そして、自分の卑屈さが部隊員を不安にさせていたことに気づき、積極的に水瀬姉妹と接触するようになります。

その行動は確実に実を結び、部隊員全員に手作りのお守りを渡し、そのお返しとして部隊員全員からアイビーのシュシュを受け取ることにより、第31B部隊の結束は盤石のものとなりました。

蒼井えりかの死

第31A部隊と第31B部隊の共同作戦の終盤に、強敵からの砲撃を受けます。

蒼井えりかはセラフ部隊を守るため、身を挺して砲撃を受け止めました。

この2つの部隊の活躍によって強敵を退けるものの、蒼井えりかは力尽きてしまいます。

死後ナービィとなる蒼井えりか

ナービィとなった蒼井えりかは、薄れゆく記憶と感情の中で、自分の葬式に立ち会います。

そして、なにもかもがわからなくなっていく中、仲間から送られたアイビーのシュシュを見つけ、奪い去るように去っていきます。

ここまでが第2章のざっくりとした概要となりますが、詳しくは以下のリンクをご覧ください。

【ヘブバン】第2章「消せない記憶と蒼い夢」の「謎」と「伏線」の考察【ヘブンバーンズレッド】ストーリーあらすじ・蒼井えりかの魂の救済の物語

超おおまかなイベント「Requiem for the Blue」のあらすじ

水瀬姉妹は蒼井えりかのことが好きだった

水瀬姉妹が殺し屋として活動していた頃、ターゲットとなるマフィアのボスの一家に、使用人として潜入したことがありました。

その際に、マフィア一家の娘である「ジャスミン」と親しい友達になります。

ジャスミンは花が好きで、知識も豊富であり、水瀬姉妹に花言葉などを教えました。

最終的には、水瀬姉妹の正体がバレてマフィアに襲撃されますが、ジャスミンが水瀬姉妹を庇って銃弾に倒れます。

蒼井えりかがジャスミンの雰囲気にそっくりであったことから、水瀬姉妹は蒼井えりかに好意を寄せていました。

水瀬姉妹が蒼井えりかに反発していた理由

第31B部隊として活動していく中で、水瀬姉妹は蒼井えりかがハイパーサイメシアであることや、過去に壊滅した第29部隊のことで苦しんでいることを知ります。

その苦しみから救うためには、蒼井えりかの自信を回復し、前を向いて歩いていけるようにする必要があると判断します。

そのため、敢えて部隊内で反発し、蒼井えりかがそれを無事に治めるさせることにより、自信を持たせようとしました。

しかしながら、あまりにも不器用な方法であったため、逆に蒼井えりかを委縮させることになってしまいます。

第31A部隊とバンド活動によって前向きになる蒼井えりか

第2章でも語られるように、蒼井えりかは第31A部隊との交流や、バンド活動によって、すこしずつ前向きになっていきます。

この様子を見た水瀬姉妹は最初は苦々しく思っておりましたが、誰よりも蒼井えりかの幸せを願っていたため、最終的には第31A部隊に感謝するようになります。

アイビーのシュシュを蒼井えりかに贈る

前向きになっていった蒼井えりかは、第31B部隊全員のために手作りのお守りを贈ります。

これに感激した水瀬いちごは、(蒼井えりか以外の)第31B部隊全員でアイビーのシュシュを作製し、蒼井えりかに贈ることを提案します。

かつての親友であるジャスミンから教わったアイビーの花(蔓)言葉は「友情」と「不滅」でした。

それに同意した(蒼井えりか以外の)第31B部隊全員は、軍規違反を犯しながらも、アイビーを入手し、シュシュを蒼井えりかに贈るのでした。

ナービィ(となった蒼井えりか)に語り掛ける水瀬いちご

第2章でも語られるように、蒼井えりかは戦死します。

蒼井えりかの葬式の後、アイビーのシュシュを身に着けたナービィに(蒼井えりかであるとは気づかずに)水瀬いちごが語り掛けます。

蒼井えりかのことをどれだけ好きだったか、蒼井えりかがどれだけ多くの人を救ったかを独り言のように語った水瀬いちごは、アイビーのシュシュをそのナービィに託し、立ち去るのでした。

以上がイベント「Requiem for the Blue」の概要となります。

「Requiem for the Blue」の『謎・伏線』と考察

ジャスミンと蒼井えりかが似ている理由

水瀬姉妹がかつて潜入していたマフィア一家の娘である「ジャスミン」と「蒼井えりか」が似ているという件が語られています。

偶然であると片付けてしまえばそれまでですが、ヘブンバーンズレッドにおいて、そのような雑な設定があるとは考えづらいです。

なによりも、第3章の期間限定イベントである「行動観察報告書 第1186号」にて、『ナービィは何者かを模している』という設定が明らかになっているため、蒼井えりか(になっていたナービィ)も何者かを模しているということになります。

関連:イベント「行動観察報告書 第1186号」の「謎」と「伏線」の考察【ヘブンバーンズレッド】ストーリーあらすじ・蔵里見の記憶について

ナービィがどこかに存在するジャスミンを模しているか、または、水瀬姉妹の記憶の中のジャスミンを模している可能性は十分にあると思われます。

また、第3章のタイトルである「作られた指と稲穂の海」により、各部隊(6人編成)のうち「5人がナービィである」というのが通説となっております。

これらのことから、水瀬姉妹のどちらかが人間(ナービィではない存在)という可能性が高まっているようにも感じられます。

軍の命令違反の罰則が軽すぎる

こちらは、第1章の期間限定イベントである「優しさと切なさと心強さと」や第3章の期間限定イベントである「行動観察報告書 第1186号」の考察でも触れましたが、セラフ部隊員は軍規違反を安易におこします。

しかし、セラフ部隊は軍隊の1部隊ですので、軍の命令違反は「極刑(死刑)」などを命じられてもおかしくないくらいの重罪です。

これらは「風呂掃除」のような簡単な罰で済まされることが多く、『セラフ部隊は本当に軍隊なのか』という疑問につながります。

関連:「優しさと切なさと心強さと」の「謎」と「伏線」の考察【ヘブンバーンズレッド】イベントストーリーあらすじ・佐月マリの過去について

関連:イベント「行動観察報告書 第1186号」の「謎」と「伏線」の考察【ヘブンバーンズレッド】ストーリーあらすじ・蔵里見の記憶について

「Requiem for the Blue」の「謎」と「伏線」の考察のまとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

本日は、期間限定イベント「Requiem for the Blue」のストーリーを振り返りつつ、未解決の様々な「謎」や「伏線」について考察させていただきました。

では、本日はここまでとさせていただきます。

ではでは。

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ライター紹介

横島先生
こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
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