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この記事では、スクロースにおすすめの聖遺物・武器・編成・人物像・魅力についてご紹介しています。
ガチャを引こうか迷っている方、育成に悩んでいる方などのご参考になれば幸いです。
スクロースが超強化によってメインアタッカーとして生まれ変わりました
みなさんこんにちは、「横島先生」です。
本日は過去のバージョンアップ(Ver1.6)で激しく強化された『スクロース』について語っていきたいと思います。
深境螺旋がクリアできない方、または、クリアできても☆9(☆3×3)が達成できない方は必見です。
強化後のスクロースを「メインアタッカー」とすることで、深境螺旋12層の1分30秒クリア(または☆3×3クリア)が容易になります。
また、若陀龍王などの単体のボスに対しても、圧倒的な火力でねじ伏せることができます。
では、さっそく見ていきましょう。
- Ver1.6でどんな調整がされたの?
- 調整前はどうして「メインアタッカー」として使えなかったの?
- 調整後はどうして「メインアタッカー」として使えるようになったの?
- スクロースの性能解説(スキル・編成・聖遺物・武器・凸数)
この記事は5分程度で読み終わりますので、さいごまで見ていってください。
なお、今回はスクロースの性能について細かい部分には触れませんので、興味のある方は攻略wikiなどをご覧ください。
「スクロース」Tips
能力
レアリティ・属性・武器種 | 星4・風属性・法器 |
固有ステータス | 風元素ダメージ(レベル90時、24.0%) |
元素スキル (風霊作成・六三〇八) | クールタイム15秒。 小型風霊を召喚し、敵と物体を風霊の位置に吸い寄せ、範囲内の敵をノックバックし、風元素ダメージを与える。 |
元素爆発 (禁・風霊作成・七五同構弐型) | 元素エネルギー80。クールタイム20秒。継続時間6秒。 大型風霊を生成する。 風霊が存在している間、持続的に付近の敵と物体を吸い寄せてノックバックし、風元素ダメージを持続的に与える。 風霊がスキル継続中に水・炎・氷・雷元素に接触すると、接触した元素の属性を獲得し、該当元素の付加ダメージを追加で与える。 元素変化はスキル継続中に1回のみ発生する。 |
固有天賦1 | スクロースが拡散反応を起こした時、該当元素のチームメンバー全員(スクロース自身を除く)の元素熟知+50、継続時間8秒。 |
固有天賦2 | 風霊作成・六三〇八(元素スキル)又は禁・風霊作成・七五同構弐型(元素爆発)が敵に命中した時、スクロースの元素熟知の20%を基準に、チーム内キャラクター全員(スクロース自身を除く)の元素熟知を強化する、継続時間8秒。 |
固有天賦3 | キャラクターと武器の育成素材を合成する時、10%の確率でアイテムを2倍獲得する。 |
1凸効果 | 風霊作成・六三〇八(元素スキル)の発動可能回数+1。 |
2凸効果 | 禁・風霊作成・七五同構弐型(元素爆発)のスキル継続時間+2秒。 |
4凸効果 | スクロースの通常攻撃または重撃が敵に累計7回命中すると、風霊作成・六三〇八(元素スキル)のクールタイムがランダムに1~7秒減少する。 0.1秒毎に1回のみカウント可能。 |
6凸効果 | 禁・風霊作成・七五同構弐型(元素爆発)に元素変化があった場合、スキル継続中チーム全員の該当元素ダメージ+20%。 |
育成素材
レベル突破 | ターコイズ、暴風の種(無相の風)、風車アスター、蜜 |
天賦レベル | 自由(月・木・日)、北風の魂箱(北風の狼)、蜜 |
育成素材の収集ルート
(アイテムをクリックすることで詳細を確認することができます)
深境螺旋をメインアタッカー・スクロースで星9クリアできました
深境螺旋12層の動画を載せておきます。
下手くそ動画ですが、ゲームが得意じゃなくて、スマホプレイでも12層を星9(星3×3)クリアできるほど、スクロースにメインアタッカーとしてのポテンシャルがあることをわかってもらえればと思います。
Ver1.6の調整内容をざっくり説明します
強化内容は若干複雑なのですが、簡単に言いますと、
ほとんど機能してなかった「元素熟知」が強化された。
固定値系の元素反応である「過負荷・超電導・感電・氷砕き・拡散」が強化された。
という内容となっております。
詳しくはライターの『菊田おから』さんが記事を書いてくださっているのでご参照ください。
まあ、簡単に言ってしまうと、
何もしなくても雷元素キャラと風元素キャラの火力が上がった。
ということになります。
調整前のスクロースはどうしてメインアタッカーとして使えなかったの?
調整前のスクロースがアタッカーとして使いものにならなかった理由は、
法器キャラは全体的に攻撃倍率が低いが、スクロースはその中でも低い部類
『原神』は元素反応が強いゲームであるが、風属性の(唯一の)元素反応である「拡散」反応のダメージが低かった
の2点となります。
下の表に、エウルア(大剣)、クレー(法器)、スクロース(法器)の天賦レベル6での通常攻撃1段目の倍率を載せます。
通常攻撃1段目(天賦レベル6)の倍率の比較
エウルア(大剣) | クレー(法器) | スクロース(法器) | |
通常攻撃1段目の倍率 | 130.4 % | 101.0 % | 46.8 % |
こうしてみると、スクロースの通常攻撃が「どれくらい弱いのか」がわかると思います。
スクロースの通常攻撃は「風属性」であるため、敵に元素が付着していれば「拡散」反応が発生して、追加でダメージを与えます。
おそろく「拡散」反応ありきで調整しているため、スクロースの通常攻撃が弱く設定されているのだと予想されます。
ところが、「拡散」反応が思いのほか弱いため、補い切れていないというのが調整前のスクロースの状況でした。
調整後のスクロースはどうしてメインアタッカーとして使えるようになったのか?
理由は単純で、
「拡散」反応が強化されたため、スクロースの弱い通常攻撃を補えるようになったためです。
元々、「拡散」反応はダメージは低かったのですが、広範囲の範囲攻撃であったので、雑魚殲滅には非常に向いている反応でした。
Ver1.6の調整によって無条件にダメージ量が上がったため、更に雑魚殲滅速度に拍車がかかることとなりました。
これが心境螺旋で活躍できるようになった大きな理由です。
しかも、風属性の中でもスクロースはもっとも容易に風属性を発生することができ、スキルや元素爆発によって敵を吸い寄せることができるので、1箇所に集まった敵を「拡散」反応で一気に殲滅することができます。
また、Ver1.6では一部の元素反応における「元素熟知」の重要性が増したため、「仲間の元素熟知を著しく上昇することができる」スクロースは、メインアタッカーで活躍しながら、仲間の火力を上げることが可能です。
自分の火力を上げつつ、仲間の火力も上げられるため、本来苦手としていた単体のボスに対しても強く立ち回れるようになりました。
正直なところ、運営が調整を間違ったのではないか
と思えるくらいの強化となっております。
スクロースをメインアタッカーとするときのおすすめパーティ編成
ここまでは「良いこと」ばかりを書いてきましたが、スクロースの強さはある程度の下準備の上に成り立っています。
まずはパーティ編成です。
なお、私の12層の1分30秒編成は以下のパーティでした。
深境螺旋12層の1分30秒編成
使用方法は簡単で、シールド役がシールドを張り、元素付与役(この編成であれば行秋とフィッシュル)の元素スキルや元素爆発を使った後、スクロースの通常攻撃・元素スキル・元素爆発を使えるだけ使いまくるだけです。
シールドが切れたらシールドを張り直し、元素付与役のスキルや元素爆発をクールタイム毎に使いなおし、スクロースに戻して攻撃連打をすれば、いつのまにか敵は全滅している事でしょう。
まずはスクロース自身について
「拡散」反応のダメージ量はキャラクターのレベルに依存するので、可能な限りスクロースのレベルは上げてください。
もちろん「レベル90」が理想です。
メインアタッカーとして使用する場合は、天賦についても(全種類を)可能な限り上げるようにしましょう。
また、スクロース1凸は結構必須です。
武器や聖遺物については後ほど触れますが、意図的に元素熟知を上げる必要はありません。
(他の効果を捨ててまで元素熟知を上げる必要はないです。)
元素付与役
スクロースの「拡散」反応が強くなったというお話をさせていただきましたが、「拡散」反応を発生させるためには「炎・氷・水・雷」の属性を付与させておく必要があります。
スクロースの風属性連打に対応するために、コンスタントに属性付与ができるキャラクターが望ましいです。
行秋(ゆくあき)
スクロースの通常攻撃の間隔の短さと、行秋の元素爆発の効果が絶妙にマッチしており、非常に強い組み合わせです。
更にフィッシュルと組み合わせると、今回の調整で強化された「感電」反応と元素熟知の恩恵を受けられるのもありがたいです。
螺旋12層で活躍させるためには、「祭礼の剣」を装備した上、元素爆発(会心)1発で4000~5000ダメージ程度は出せるようにしておきたいです。
元素爆発の天賦に王冠を使ってしまってよいと思います。
6凸推奨です。
フィッシュル
採用理由は行秋とほぼ同じです。
「絶弦」を装備して、元素スキル(会心)1発で4000~5000ダメージ出せれば合格だと思います。
他のサポートキャラと違い、元素スキルをポンと置くだけでスクロースの「拡散」反応の起点となるため、普段使いではもっとも使用することになるでしょう。
王冠の使用は、雷属性の研究がもうちょっと進んでから考えても良いと思います。
こちらも6凸推奨です。
香菱(シャンリン)
行秋とフィッシュルが圧倒的に強いため、ここからは水または雷が効かない敵への対応となります。
香菱は元素スキル、元素爆発ともに戦場に長く残るので、元素付着役としては申し分ないです。
ただ、行秋やフィッシュルと違って敵を追尾してくれないのが残念です。
ガイア
氷付与役候補1です。
元素爆発が自分の周りに発生するため、敵への元素付与が若干難しいです。
ただ、深境螺旋はどうしても人材不足になりがちなので、スクロースの方のパーティにガイアを入れられると、もう片方のパーティの負担が減ることとなります。
甘雨
氷付与役候補2です。
こちらも元素爆発での付与ですが、範囲がべらぼうに広いのでガイアより使いやすいです。
ただ、可能であれば甘雨はサポートとしてではなく、メインアタッカーとした方が強く使えると思います。
シールド付与役
スクロースが法器キャラということもあり、防御力が低いので、シールドを張れるキャラはほぼ必須となります。
特に、行秋やフィッシュルと組む時は、回避を最低限にして殴り続けるとダメージ量が飛躍的に上がっていくため、シールドの有無が火力に直結します。
今のところ、候補は2人しかいません。
鍾離(しょうり)
スクロースが遠隔攻撃をしてしまうため、デバフの方は役に立たないかもしれませんが、シールドのために入れるのはありです。
2凸していると格段に使いやすさが増します。
ただし、「鍾離先生が1人しかいない」というのがこのゲームの難易度を跳ね上げているので、深境螺旋を想定するのであれば後述のディオナで済ませられると、もう1パーティが楽できます。
ディオナ
シールド、回復、氷元素付与、元素熟知と複数の役割をこなせるスーパー星4キャラです。
基本的にHPを盛りまくってシールド兼回復役として立ち回るのがよいです。
深境螺旋で使うのであれば、「祭礼の弓」を無凸でもよいので装備しておくとよいです。
元素スキル長押しで弾が5発飛びますが、その全てでクールタイムキャンセルの抽選を受けられるので、祭礼無凸であっても高確率で効果を発揮します。
スクロースをメインアタッカーとするときのおすすめ武器
考え方は2通りで、「会心系を上げてスクロース自体のダメージも担保する」か「元素熟知を上げて元素反応ダメージを上げるか」となります。
試せる範囲で試してみたのですが、結論としては『意図的に元素熟知を上げても大して強くならない』という感触でした。
つまり、「会心系」を追うのがベストだと思います。
もちろん、「会心系」の武器を持っていないなら、祭礼や万国もありです。
四風原典(ステータス:会心率)
スクロースであっても四風原典が強いです。
特にメインアタッカー型にするのであれば、出場時間が非常に長くなるため、四風原典の能力をフルに活用することができます。
流浪楽章(ステータス:会心ダメージ)
こちらも他の法器キャラ同様に鉄板の強さです。
3種類の効果のどれを引いても強く活用することができます。
匣中日月(ステータス:会心率)
会心率はやはりありがたいです。
また、スクロースを1凸していれば武器効果も相当使いやすいと思います。
祭礼の断片(ステータス:元素熟知)
元素熟知自体はスクロースをメインアタッカーとして使う場合は(も?)コンセプトに合致していると思います。
しかし、仲間の元素付着が途切れる展開になった場合に、ほとんどダメージが出せなくなるのが痛いです(特に深境螺旋のようなタイムリミットのあるコンテンツでは)。
元素スキルのクールダウンキャンセルは純粋にありがたいです。
万国諸海の図譜(ステータス:元素熟知)
こちらも祭礼同様に、元素熟知はありがたいけれど、仲間の元素付着が途切れるタイミングでじり貧になりやすいです。
武器効果自体は活用しやすいです。
スクロースをメインアタッカーとするときのおすすめ聖遺物
メインアタッカーのスクロースは「拡散」反応で戦うことになるので、セット効果は「翠緑の影」4セットで確定になると思います。
各聖遺物のメイン効果ですが、前述のように、他のステータスを無視してまで元素熟知を盛っても効果が薄いことから、「時計:盃:冠」は「攻撃%:風属性ダメージ:会心率(or ダメージ)」が良いと思っています。
もちろん、元素熟知が仕事をするのは間違いないので、サブ効果で元素熟知を盛るのは非常に有効です。
スクロースの強みは、他のキャラであれば「攻撃%」「会心率」「会心ダメージ」以外のサブステータスが腐りがちになりますが、「元素熟知」についても有効なステータスとしてカウントできるところだと思います。
おすすめの凸数
1凸効果 | 風霊作成・六三〇八(元素スキル)の発動可能回数+1。 |
2凸効果 | 禁・風霊作成・七五同構弐型(元素爆発)のスキル継続時間+2秒。 |
4凸効果 | スクロースの通常攻撃または重撃が敵に累計7回命中すると、風霊作成・六三〇八(元素スキル)のクールタイムがランダムに1~7秒減少する。 0.1秒毎に1回のみカウント可能。 |
6凸効果 | 禁・風霊作成・七五同構弐型(元素爆発)に元素変化があった場合、スキル継続中チーム全員の該当元素ダメージ+20%。 |
いずれの凸効果も有用ですが、「1凸」が目に見えて強化を感じる内容となっております。
元素スキルのクールタイムが「15秒」と非常に長いため、2回連続で使えるのは非常にありがたいです。
また、「2凸」効果も非常に強力であり、元素爆発による吸い寄せ回数が増えるため、集敵能力が格段に上昇します。
「6凸」効果によってサポート能力が向上しますが、元素爆発の必要エネルギーが「80」と重いため、恩恵を感じる機会は少ないかもしれません。
個人的には「1凸」がおすすめです。
強化後のメインアタッカーとしてのスクロースまとめ
少々長い記事となりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
星4キャラには「ベネット」「ディオナ」「行秋」などの星5を凌駕するキャラが数名おりますが、スクロースもその域に到達してしまったように感じます。
例えば、範囲攻撃を短い間隔で撃てる星5キャラとして「魈」や「甘雨」や「ウェンティ」が活躍していましたが、Ver1.6の調整によって「スクロース」も範囲攻撃連打組に加わったと言えると思います。
今までも範囲攻撃を数多く撃てるキャラでしたが、「拡散」反応や元素熟知の見直しにより、大きなダメージを更に多くの手数で連打できるようになったためです。
今後の深境螺旋攻略のメインキャラとして台頭してくると予想されます。
「メインアタッカーに向いてないキャラをメインアタッカーとして使ってみた」というのとは一線を画した性能を持っているため、スクロース(1凸以上)をお持ちの方は騙されたと思って、メインアタッカーとして使ってみて頂けるとうれしいです。
特に、星5キャラクターをあまり持っていない方にはお勧めです。
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ライター紹介
- こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
twitterアカウント:https://twitter.com/yokoshimasensei
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